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令和2年度以降入学者 | 分光化学 | ||||
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教員名 | 名越篤史,藤森裕基 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 化学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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Canvas LMSコースID・コース名称 | T07927A30 2024分光化学(名越篤史・前・火1) |
授業概要 | 分子構造を調べる方法としての、分子分光学(回転スペクトル、振動スペクトル、磁気共鳴スペクトル)の基礎について講義する。 |
授業のねらい・到達目標 | <授業の狙い> 分子構造に関連する量子化学について学習し、それを具体的に調査するための各種分光法の原理を理解する。 ある分光法によりどのような情報が得られるか、そして、ある情報を得るためにどの分光法を利用すればいいか判断できるようになる。 この科目は文理学部の学士(理学)の DP 及び CP の 3,4,8に対応しています。 <到達目標> 分子の構造がどのように調べられているかについてその原理を理解し、説明することが出来る。(A-3-3) 既知の物質について、どのような測定手法を用いると、どのような結果がえられるか予想できるようになる。(A-4-3) さまざまな測定結果から、対応する分子構造に関する情報を得ることができるようになる。(A-8-3) |
授業の形式 | 講義、オムニバス |
授業の方法 | 教科書の基本事項を説明し、小テストなども適宜実施する。 小テストなどについては翌週に解説を行う。 |
履修条件 | 量子論の基礎を学んでいることが望ましい |
授業計画 | |
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1 |
光の性質:電磁波の運動方程式、偏光、光の強度 教科書6.1~6.3(A-3-3)(A-4-3)(A-8-3) 【事前学習】教科書のこの項目の箇所を読んで概要を把握しておく (2時間) 【事後学習】授業内で出した課題を行う (2時間) 【担当教員】藤森裕基 【授業形態】対面授業 |
2 |
光の干渉、光子 教科書6.4~6.5(A-3-3)(A-4-3)(A-8-3) 【事前学習】教科書のこの項目の箇所を読んで概要を把握しておく (2時間) 【事後学習】授業内で出した課題を行う (2時間) 【担当教員】藤森裕基 【授業形態】対面授業 |
3 |
光と物質の相互作用:古典的電気双極子 教科書7.1(A-3-3)(A-4-3)(A-8-3) 【事前学習】教科書のこの項目の箇所を読んで概要を把握しておく (2時間) 【事後学習】授業内で出した課題を行う (2時間) 【担当教員】名越篤史 【授業形態】対面授業 |
4 |
量子論的な電気双極子、レーザー光 教科書7.2~7.4(A-3-3)(A-4-3)(A-8-3) 【事前学習】教科書のこの項目の箇所を読んで概要を把握しておく (2時間) 【事後学習】授業内で出した課題を行う (2時間) 【担当教員】名越篤史 【授業形態】対面授業 |
5 |
吸収係数・光の散乱・スペクトル線の形状 教科書7.5~7.7(A-3-3)(A-4-3)(A-8-3) 【事前学習】教科書のこの項目の箇所を読んで概要を把握しておく (2時間) 【事後学習】授業内で出した課題を行う (2時間) 【担当教員】名越篤史 【授業形態】対面授業 |
6 |
分子のエネルギー構造とスペクトル 教科書9.1(A-3-3)(A-4-3)(A-8-3) 【事前学習】教科書のこの項目の箇所を読んで概要を把握しておく (2時間) 【事後学習】授業内で出した課題を行う (2時間) 【担当教員】名越篤史 【授業形態】対面授業 |
7 |
電気双極子遷移 教科書9.2(A-3-3)(A-4-3)(A-8-3) 【事前学習】教科書のこの項目の箇所を読んで概要を把握しておく (2時間) 【事後学習】授業内で出した課題を行う (2時間) 【担当教員】名越篤史 【授業形態】対面授業 |
8 |
振動回転スペクトル・多原子分子の振動 教科書9.3~9.4(A-3-3)(A-4-3)(A-8-3) 【事前学習】教科書のこの項目の箇所を読んで概要を把握しておく (2時間) 【事後学習】授業内で出した課題を行う (2時間) 【担当教員】名越篤史 【授業形態】対面授業 |
9 |
基準振動モードの選択則・非調和項 教科書9.5~9.7(A-3-3)(A-4-3)(A-8-3) 【事前学習】教科書のこの項目の箇所を読んで概要を把握しておく (2時間) 【事後学習】授業内で出した課題を行う (2時間) 【担当教員】名越篤史 【授業形態】対面授業 |
10 |
電子遷移 教科書9.8(A-3-3)(A-4-3)(A-8-3) 【事前学習】教科書のこの項目の箇所を読んで概要を把握しておく (2時間) 【事後学習】授業内で出した課題を行う (2時間) 【担当教員】名越篤史 【授業形態】対面授業 |
11 |
電子スピンと核スピン:ESR 教科書10.1(A-3-3)(A-4-3)(A-8-3) 【事前学習】教科書のこの項目の箇所を読んで概要を把握しておく (2時間) 【事後学習】授業内で出した課題を行う (2時間) 【担当教員】名越篤史 【授業形態】対面授業 |
12 |
核磁気共鳴法 教科書10.2(A-3-3)(A-4-3)(A-8-3) 【事前学習】教科書のこの項目の箇所を読んで概要を把握しておく (2時間) 【事後学習】授業内で出した課題を行う (2時間) 【担当教員】名越篤史 【授業形態】対面授業 |
13 |
スピンースピン相互作用とスピン緩和 参考資料をあらかじめ配布する(A-3-3)(A-4-3)(A-8-3) 【事前学習】参考資料を読んで概要を把握しておく (2時間) 【事後学習】授業内で出した課題を行う (2時間) 【担当教員】名越篤史 【授業形態】対面授業 |
14 |
誘電分散と誘電緩和 参考資料をあらかじめ配布する(A-3-3)(A-4-3)(A-8-3) 【事前学習】参考資料を読んで概要を把握しておく (2時間) 【事後学習】授業内で出した課題を行う (2時間) 【担当教員】名越篤史 【授業形態】対面授業 |
15 |
まとめと解説(A-3-3)(A-4-3)(A-8-3)
【事前学習】これまでの授業内容を復習してわからないところをまとめておく (2時間) (2時間) 【事後学習】興味のあるところ、卒研で関係しそうなところについて自分で調べてみて理解を深める (2時間) 【担当教員】名越篤史 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 寺嶋正秀、 馬場正昭、 松本吉泰 『現代物理化学 』 化学同人 2015年 第1版 |
参考書 | Peter Atkins,Julio de Paula 著,中野, 上田ほか訳 『アトキンス 物理化学 (下) 』 東京化学同人 2017年 第10版 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(80%)、授業内テスト:授業内の小テスト(10%)、授業参画度:課題の提出状況(10%) やむをえない理由で出席できない学生については、レポートにより代替の課題を出し、その内容によって評価を行う。 |
オフィスアワー | メールにて質疑応答を行う。nagoe.atsushi@nihon-u.ac.jp あらかじめメールでアポを取る場合、講義実施日の昼休みまで対応する。 |