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情報サービス演習2

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令和2年度以降入学者 情報サービス演習2
教員名 中島玲子
単位数    1 学年 3・4 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 後期 履修区分 選択
授業形態 対面授業
Canvas LMSコースID・コース名称 V015320L8 2024情報サービス演習2(中島玲子・後・水2)
授業概要 図書館の情報サービスの中核をなすレファレンスサービスにおいて、図書館利用者に適切な情報提供および利用案内を行うためには、公共図書館・大学図書館・学校図書館・専門図書館等の館種を問わず、「情報検索技能」の習得が必須である。本授業では情報サービスのうち主に「情報検索技能」について扱い、①情報源に関する知識②検索手法に関する知識③検索戦略の策定④機器操作技能について総合的に学ぶ。
授業のねらい・到達目標 公共・専門・大学・学校など各種図書館利用者の情報要求に応じた情報源の案内、検索結果の評価・加工方法など、司書としての実践的な能力を基礎から身につけ、効率よく最適な手段をとることができる。(A-4-3,A-7-3)

<ディプロマポリシーとの関係>
この科目は文理学部(学士(教育学))のディプロマポリシーDP4,DP7及びカリキュラムポリシーCP4,CP7に対応している。
授業の形式 講義、演習
授業の方法 検索に必要な基本的な技術や国内外の代表なシステムやデータベースの利用方法、検索結果の提供、積極的な発信型情報サービス等について学ぶ。各自で演習を行う。
全回対面授業。対面授業に参加できない事情がある場合は、担当教員との相談により教科書の指定範囲と授業支援システム(LMS)に配信する授業資料により学習し、期日内に課題を提出する。
授業計画
1 ガイダンス情報検索とは何か
情報検索の現状と意義について理解する。今後の授業カリキュラムと到達目標について理解する(A-4-3,A-7-3)。
【事前学習】シラバスを一読し講義の進め方を理解する。教科書第1章-1を読み、情報検索について疑問点をメモしておく(A-4-3,A-7-3)。 (1時間)
【事後学習】教科書第1章-1の記述と講義を振り返り、授業中に紹介された検索システムの操作を復習する(A-4-3,A-7-3)。 (3時間)
【授業形態】対面授業
2 データベースと検索の仕組み(1)
データベースの構造、検索語と索引の仕組みについて理解する(A-4-3,A-7-3)。
【事前学習】教科書第1章-2の前半を読み、データベースと検索の仕組みについて疑問点をメモしておく(A-4-3,A-7-3)。 (1時間)
【事後学習】 教科書第1章-2の前半と講義を振り返り、データベースと検索の仕組みについて復習する(A-4-3,A-7-3)。 (3時間)
【授業形態】対面授業
3 データベースと検索の仕組み(2)
検索語とフィールド、論理演算子、自由語と統制語の概要と活用について理解する(A-4-3,A-7-3)。
【事前学習】教科書第1章-2の後半を読み、用語や疑問点をメモしておく(A-4-3,A-7-3)。 (1時間)
【事後学習】 教科書第1章-2の後半と講義を振り返り、検索手法について復習する(A-4-3,A-7-3)。 (3時間)
【授業形態】対面授業
4 サーチエンジンの応用的な使い方
サーチエンジンの詳細な条件指定の方法と各種ポータルサイトの特色と活用について理解する(A-4-3,A-7-3)。
【事前学習】教科書の1章-4前半を読み、サーチエンジンとポータルサイトの活用について疑問点をメモしておく(A-4-3,A-7-3)。 (1時間)
【事後学習】教科書の1章-4前半と講義を振り返り、授業内で紹介した情報源の検索方法に習熟する(A-4-3,A-7-3) (3時間)
【授業形態】対面授業
5 サーチエンジンの応用的な使い方と情報の信憑性
サーチエンジンの詳細な条件指定の方法と使い分け、情報の信憑性の確認方法について理解する(A-4-3,A-7-3)。
【事前学習】教科書の1章-4後半を読み、検索オプションと情報の信憑性の確かめ方について疑問点をメモしておく(A-4-3,A-7-3)。 (1時間)
【事後学習】教科書の1章-4後半と講義を振り返り、授業内で紹介した情報源の検索方法に習熟する(A-4-3,A-7-3)。 (3時間)
【授業形態】対面授業
6 検索戦略の意義
検索を行う上で欠かせない検索戦略の意義と具体的な留意点について理解する(A-4-3,A-7-3)。
【事前学習】教科書の1章-5を読み、普段の自分の検索方法と比較してメモしておく(A-4-3,A-7-3)。 (1時間)
【事後学習】教科書の1章-5と講義を振り返り、授業中に紹介された検索システムの操作を復習する(A-4-3,A-7-3)。 (3時間)
【授業形態】対面授業
7 図書の検索
OPACの基礎、本学OPAC、NDLサーチ等について概要と具体的な検索方法を理解する(A-4-3,A-7-3)。
【事前学習】教科書の2章-1前半を読み、OPAC検索について未知の部分をメモしておく(A-4-3,A-7-3)。 (1時間)
【事後学習】教科書の2章-1前半と講義を振り返り、授業内で紹介したデータベースの検索方法に習熟する(A-4-3,A-7-3)。 (3時間)
【授業形態】対面授業
8 雑誌タイトルの検索と総合目録
雑誌タイトルの検索の仕組みおよび総合目録について概要と具体的な検索方法を理解する(A-4-3,A-7-3)。
【事前学習】教科書の2章-1後半を読み、総合目録の概要をメモしておく(A-4-3,A-7-3)。 (1時間)
【事後学習】教科書の2章-1後半の記述と講義を振り返り、授業内で紹介したデータベースの検索方法に習熟する(A-4-3,A-7-3)。 (3時間)
【授業形態】対面授業
9 雑誌記事・論文の検索
雑誌記事・論文の記事単位の検索について各種記事データベースの概要と検索方法について理解する(A-4-3,A-7-3)。
【事後学習】教科書の2章-2前半を読み、今までの講義内容と合わせて疑問点をメモしておく(A-4-3,A-7-3)。 (3時間)
【担当教員】教科書の2章-2前半の記述と講義を振り返り、授業内で紹介したデータベースの検索方法に習熟する(A-4-3,A-7-3)。
【授業形態】対面授業
10 電子ジャーナルの検索と引用索引の考え方
電子化された学術論文である電子ジャーナルの検索と各種記事データベースの概要と検索方法について理解する。併せて論文間の引用関係と引用索引検索の仕組みについて理解する(A-4-3,A-7-3)。
【事前学習】教科書の2章-2後半および3章-6を読み、電子ジャーナルの検索と引用索引の考え方について疑問点をメモしておく(A-4-3,A-7-3)。 (1時間)
【事後学習】教科書の2章-2後半および3章-6の記述と講義を振り返り、授業内で紹介したデータベースの検索方法に習熟する(A-4-3,A-7-3)。 (3時間)
【授業形態】対面授業
11 新聞記事の検索
新聞の刊行形態と記事の特性を理解し、各種新聞記事データベースの概要と検索方法について理解する。併せて学校図書館におけるNIE(Newspaper in Education)について概要を理解する(A-4-3,A-7-3)。
【事前学習】教科書の2章-3を読み、新聞メディアの特性について理解し、疑問点をメモしておく(A-4-3,A-7-3)。 (1時間)
【事後学習】教科書の2章-3の記述と講義を振り返り、授業内で紹介したデータベースの検索方法に習熟する(A-4-3,A-7-3)。 (3時間)
【授業形態】対面授業
12 統計情報の検索
総務省統計局など各種統計データベースを用いた統計情報の調べ方と、統計情報を読み取る際の注意点について理解する(A-4-3,A-7-3)。
【事前学習】教科書の2章-4を読み、統計情報の検索について疑問点をメモしておく(A-4-3,A-7-3)。 (1時間)
【事後学習】教科書の2章-4の記述と講義を振り返り、授業内で紹介したデータベースの検索方法に習熟する(A-4-3,A-7-3)。 (3時間)
【授業形態】対面授業
13 公的資料の検索
e-Govポータルなど各種データベースを用いた法令や官報の調べ方と注意点について理解する(A-4-3,A-7-3)。
【事前学習】教科書の2章-5を読み、公的資料の検索について疑問点をメモしておく(A-4-3,A-7-3)。 (1時間)
【事後学習】教科書の2章-5の記述と講義を振り返り、授業内で紹介したデータベースの検索方法に習熟する(A-4-3,A-7-3)。 (3時間)
【授業形態】対面授業
14 高度な情報検索
授業内容を踏まえ、検索戦略を意識したより実践的で高度な検索法を身につける(A-4-3,A-7-3)。
【事前学習】教科書の4章前半を読み、日頃の自分の検索方法との違いや疑問点をメモしておく(A-4-3,A-7-3)。 (1時間)
【事後学習】教科書の4章前半の記述と講義を振り返り、授業内で紹介したデータベースの検索方法に習熟する(A-4-3,A-7-3)。 (3時間)
【授業形態】対面授業
15 情報要求の把握と検索結果の評価・まとめと今後の展望
レファレンスサービスの際の情報要求の把握と検索結果の評価について理解し、児童・生徒等の年少者へ対応する場合の配慮点についても考察する(A-4-3,A-7-3)。
【事前学習】教科書の4章後半を読み、過去に自分が受けたレファレンスサービス等について気づいた点をメモしておく (A-4-3,A-7-3)。 (1時間)
【事後学習】教科書の4章後半の記述を振り返り、レファレンスサービスにおける考慮点について復習する。 全回の講義を振り返り、授業中に紹介された検索システムの操作を復習する(A-4-3,A-7-3)。 (3時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 中島玲子ほか 『スキルアップ! 情報検索 基本と実践 新訂2版』 日外アソシエーツ 2021年
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート:1回×16%+3回×18 % (70%)、授業内テスト:チェック課題(理解度確認テスト)15回×2%(30%)
オフィスアワー 授業支援システム(LMS)および教室で質問を受け付ける

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