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令和2年度以降入学者 | 生涯学習支援論1 | ||||
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教員名 | 梶野光信 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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Canvas LMSコースID・コース名称 | V30934A01 2024生涯学習支援論1(梶野光信・前・金3) |
授業概要 | 学習支援に関する教育理論と効果的な学習方法について具体的に学びます。「生涯学習支援論1」では、まず「学び」支援の対象となる方々の特性を理解することに重きをおいて授業を実施します。また、生涯学習支具体的な方法について、社会教育士として活動するためのスキルの向上を目指します。 なお、担当者は東京都教育委員会の専門的職員(社会教育主事)として31年働いてきました。その経験を踏まえ、生涯学習の現場のリアルを踏まえ、授業を展開していきます。 |
授業のねらい・到達目標 | 学習とは「経験あるいは経験の反復によって生じる行動の持続的変化の過程あるいはその結果」を言います。つまり、学習とは単なる知識や技能の獲得ではなく、人間の経験と行動の変容という視点から捉える概念です。人がその生涯を通じてよりよく生きていくために学習は必要不可欠な要素となっています。この授業では、自発的で主体的な「学び」を学習者の特性に配慮し、どのようにすれば効果的な学習支援を行っていけるかについて、成人だけはなく、様々な学習者を例に挙げ、考えていきます。 学習到達目標は、①学習者の特性に応じた「学び」支援とは何かについて習得します。②学び支援の多様な手法について学び、自らの学びの効果を体感することを目指します。(A-4-3、A-5-3) 〈ディプロマポリシーとの関係〉 この科目は、文理学部(学士(教育学))のディプロマポリシーDP4、DP5及びカリキュラムポリシーCP4、CP5に対応しています。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 講義を基本とグループしますが、必要に応じてグループワークやディスカッションも行います。また、学習の理解を深めるため、映像資料も活用して授業を展開します。 |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション(授業の目的・進め方の説明)
【事前学習】シラバスに目を通しておく (1時間) 【事後学習】授業計画を理解する (1時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
「学び」をどのように捉えるか―教育、学習、学びの違いを考える
【事前学習】教育と学習の違いについて考えておく (1時間) 【事後学習】教育と学習、学びの違いを理解する (1時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
様々な学びにふれる①公民館での学び(映像あり)
【事前学習】公民館について、インターネット等で調べておく (2時間) 【事後学習】おとなが学ぶことの意味を自分なりに整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
様々な学びにふれる②社会人・職業人の学び(その1)リカレント教育とリスキリング(映像あり)
【事前学習】リカレント教育について予め調べておく (2時間) 【事後学習】リカレント教育とリスキリングの違いを理解する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
様々な学びにふれる③社会人・職業人の学び(その2)リスキリングは「学び」か?
【事前学習】リスキリングが求められる社会的背景について調べておく (2時間) 【事後学習】リスキリングは「学び」かについて自分の考えを整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
様々な学びにふれる④地域づくりの学び(その1) コミュニティデザイナー(映像あり)
【事前学習】指定された文献に目を通しておく (3時間) 【事後学習】コミュニティデザイナーの役割をまとめておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
様々な学びにふれる⑤地域づくりの学び(その2) コミュニティカフェ(映像あり)
【事前学習】指定された文献に目をとおしておく (2時間) 【事後学習】コミュニティカフェの役割を理解する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
様々な学びにふれる⑥子どもの(学校外の)学び 駄菓子屋(映像あり)
【事前学習】自分の経験を踏まえ「遊び」の効用について整理する (2時間) 【事後学習】子どもにとっての「遊び」の意味を理解する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
様々な学びにふれる⑦若者の学び(その1)若者のボランティア活動(映像あり)
【事前学習】指定された文献に目をとおしておく (2時間) 【事後学習】若者のボランティア支援の方法について理解する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
様々な学びにふれる⑧若者の学び(その2) ニート、ひきこもりの方々の学び(映像あり)
【事前学習】指定されたHP、資料に目を通しておく (2時間) 【事後学習】ニート、ひきこもりの方々の学びを支援するための具体的方策について整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
様々な学びにふれる⑨障がいのある人の学び(その1) 障がい者の学びを支えるために(映像あり)
【事前学習】指定された文献に目を通しておく (2時間) 【事後学習】障がい者の生涯学習施策について理解する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
様々な学びにふれる⑨障害のある人の学び(その2) 重度障がい者の学び(映像あり)
【事前学習】指定された文献に目をとおしておく (3時間) 【事後学習】重度障がい者の学びを支援する取組について理解する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
様々な学びにふれる⓾障害のある人の学び(その3) 精神障がいのある人の学び(映像あり)
【事前学習】指定された文献に目をとおしておく (2時間) 【事後学習】「べてるの家」当事者研究に対する理解を深める (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
様々な学びにふれる⑪夜間中学の学び(映像あり)
【事前学習】夜間中学とは何かについてHPを通じて調べておく (2時間) 【事後学習】夜間中学の現代的意味について理解する (2時間) |
15 |
授業の振り返り
【事前学習】これまでの授業で印象に残っていることを自分で整理する (2時間) 【事後学習】授業のまとめを聞き、自分なりに学んだことを整理する (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 特にありません。必要に応じて資料を配付、目をとおしておくべき文献を適宜指示します。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート:授業の中で印象に残ったテーマを掘り下げ、レポ―トにまとめていただきます(8,000字から10,000字程度)(50%)、授業参画度:授業の最後にリアクションペーパーを記入していただきます。(50%) |
オフィスアワー | 水曜日の昼休み(12:10-13:00) e-mailの場合は、coperukun@gmail.com までご連絡ください |