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日本史特殊講義4

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令和2年度以降入学者 日本史特殊講義4
教員名 近藤成一
単位数    2 課程     開講区分 文理学部
科目群 史学専攻
学期 後期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業
月曜5限
Canvas LMSコースID・コース名称 WB0402022 2024日本史特殊講義4(近藤成一・後・月5)
授業概要 日本中世史料研究の方法を、具体的な史料の精読を通して討議し、考察する。
授業のねらい・到達目標 〈授業のねらい〉
授業参加者それぞれの研究テーマに関連する史料を精読する。発表者は自分の研究するテーマに関する史料の理解を徹底し、理解の不足や誤謬をただすことを目的とし、発表者以外の参加者は、自分の研究テーマ以外の研究テーマに関する史料に対する見聞を深めるとともに、史料研究の方法について参加者で討論することを目的とする。

〈到達目標〉
・研究史にもとづき適切に研究テーマを設定することができる。
・研究テーマの考察に必要な史料を探すことができる。
・史料を解読し論を立てることができる。
・研究内容をまとめた配布資料を作成することができる。
・研究内容をわかりやすく伝えるプレゼンテーションができる。
・研究発表に対して質問や意見を述べることができる。

〈ディプロマポリシーとの関係〉
この科目は、ディプロマポリシーDP2,3及びカリキュラムポリシーCP2,3に対応しています。

〈日本大学憲章との関係〉
・現代社会における人文学・歴史学の役割を理解し、そのことを踏まえて、国際社会が直面している問題を説明することができる(A-2-2)。
・既存の知識にとらわれることなく、物事を論理的・批判的に説明することができる(A-3-2)。
授業の形式 演習
授業の方法 授業の形式:
参加者各自が特定の史料を選択し、それについて発表する。その発表をもとに参加者が討論する。発表担当者は主として取り上げる史料を決めて、発表の前回までに参加者に配布する。参加者は事前に配布された史料を読んでおく。発表当日においては、発表者は主たる史料を精読するとともに、関連する史料を含めて、史料からわかる内容をまとめて発表する。主たる史料については、WEBで公開されている画像や、史料編纂所架蔵写真帳・影写本その他を利用して、校正を行ってくるのが望ましい。第1回にガイダンスを行い、第2回は教員が発表のひな型を示す。第3回以降については、第1回に発表順を決める。
本授業の事前・事後学習は、合わせて4時間の学習を目安とする。
対面授業に参加できない要件を満たした場合、zoomで参加し、指定日時までにCanvas LMSに配信する課題を提出する。
*履修者は初回講義開始までにCanvas LMSのコース登録をすること。また受講者への連絡もCanvas LMSの「連絡事項」欄に掲示する場合があるので、随時確認すること。
授業計画
1 ガイダンス
【事前学習】シラバスを事前に確認する。 (2時間)
【事後学習】授業計画を確認し、発表準備の段取りを考える。 (2時間)
【授業形態】対面授業
2 史料研究発表の方法
【事前学習】第1回で配布された史料を事前に読む。 (2時間)
【事後学習】学修した内容を整理する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 特定の研究テーマにもとづく史料研究の導入その1(具体的な内容は第1回に相談する)
【事前学習】第2回で配布された史料を事前に読む。 (2時間)
【事後学習】討議した内容を整理する。発表者は第7回に向けての課題を整理する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 特定の研究テーマにもとづく史料研究の導入その2(具体的な内容は第1回に相談する)
【事前学習】第3回で配布された史料を事前に読む。 (2時間)
【事後学習】討議した内容を整理する。発表者は第8回に向けての課題を整理する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 特定の研究テーマにもとづく史料研究の導入その3(具体的な内容は第1回に相談する)
【事前学習】第4回で配布された史料を事前に読む。 (2時間) (2時間)
【事後学習】討議した内容を整理する。発表者は第9回に向けての課題を整理する。 (2時間) (2時間)
【授業形態】対面授業
6 特定の研究テーマにもとづく史料研究の導入その4(具体的な内容は第1回に相談する)
【事前学習】第5回で配布された史料を事前に読む。 (2時間) (2時間)
【事後学習】討議した内容を整理する。発表者は第10回に向けての課題を整理する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 特定の研究テーマにもとづく史料研究の展開その1(具体的な内容は第3回を受けて相談する)
【事前学習】第6回で配布された史料を事前に読む。 (2時間) (2時間)
【事後学習】討議した内容を整理する。発表者は第11回に向けての課題を整理する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 特定の研究テーマにもとづく史料研究の展開その2(具体的な内容は第4回を受けて相談する)
【事前学習】第7回で配布された史料を事前に読む。 (2時間)
【事後学習】討議した内容を整理する。発表者は第12回に向けての課題を整理する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 特定の研究テーマにもとづく史料研究の展開その3(具体的な内容は第5回を受けて相談する)
【事前学習】第8回で配布された史料を事前に読む。 (2時間) (2時間)
【事後学習】討議した内容を整理する。発表者は第13回に向けての課題を整理する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 特定の研究テーマにもとづく史料研究の展開その4(具体的な内容は第6回を受けて相談する)
【事前学習】第9回で配布された史料を事前に読む。 (2時間)
【事後学習】討議した内容を整理する。発表者は第14回に向けての課題を整理する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 特定の研究テーマにもとづく史料研究の完成その1(具体的な内容は第7回を受けて相談する)
【事前学習】第10回で配布された史料を事前に読む。 (2時間)
【事後学習】討議した内容を整理する。発表者は自己の研究テーマに関する史料研究をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 特定の研究テーマにもとづく史料研究の完成その2(具体的な内容は第8回を受けて相談する)
【事前学習】第11回で配布された史料を事前に読む。 (2時間)
【事後学習】討議した内容を整理する。発表者は自己の研究テーマに関する史料研究をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 特定の研究テーマにもとづく史料研究の完成その3(具体的な内容は第9回を受けて相談する)
【事前学習】第12回で配布された史料を事前に読む。 (2時間)
【事後学習】討議した内容を整理する。発表者は自己の研究テーマに関する史料研究をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 特定の研究テーマにもとづく史料研究の完成その4(具体的な内容は第10回を受けて相談する)
【事前学習】第13回で配布された史料を事前に読む。 (2時間)
【事後学習】討議した内容を整理する。発表者は自己の研究テーマに関する史料研究をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 史料研究の方法に関する総括討議
【事前学習】史料研究の方法に関する討議の論点を準備する。 (2時間)
【事後学習】討議した内容を整理する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 教科書は指定しない。
参考書 参考文献は発表者が随時指定する。
成績評価の方法及び基準 授業参画度:100(100%)
授業参画度は、当番の発表と、毎回のディスカッションにおける発言等で評価します。
対面授業に参加できない要件を満たし、zoomで参加した場合、別途指示する課題の提出によって評価します。対面授業での評価と差が出ることはありません。
オフィスアワー 授業前後の時間

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