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令和2年度以降入学者 | 日本史特殊研究6 | ||||
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教員名 | 古川隆久 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 開講区分 | 文理学部 | |
科目群 | 史学専攻 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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Canvas LMSコースID・コース名称 | WB2202132 2024日本史特殊研究6(古川隆久・後・水1) |
授業概要 | 日本近現代史の重要史料を精読する。日本近現代史の重要史料から一つあるいは複数を選んで全文読み、あらためてその史料の意義について考える。 本年は『近代の超克』を講読する。これは、太平洋戦争の思想史的意義を検討するため、13人の知識人の論文と座談会から構成された企画で、雑誌『文学界』1942年9月号、10月号に掲載され、1943年に単行本として出版され、1979年に、松本健一の解題と、竹内好の論考「近代の超克」を加えた形で冨山房百科文庫の一冊として刊行された。 昭和戦時期までの日本における思想的な営みの到達点といえる内容なので講読し、日本の近代について考えたい。 後期は座談会と竹内の論考を講読する。 |
授業のねらい・到達目標 | 日本近現代史の重要史料の中から選んだ史料の全文を読解することで、歴史研究に関する基礎知識を再確認し、かつ視野を広げること。 |
授業の形式 | 研究 |
授業の方法 | テキストを事前に読んできてもらい、教員の解説をふまえて討論する。 なお、本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とする。初回講義開始までにCanvas LMSのコース登録をすること。Canvas LMSは受講者への連絡に使う場合があるので随時確認すること。 ※対面授業に参加できない要件を満たした場合は課題学習(当該授業回の範囲についてレポート提出)とする。 |
授業計画 | |
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1 |
テキストの書誌事項の解説
【事前学習】本書の概要を把握しておく。 (2時間) 【事後学習】授業内容(以下、質疑の内容を含む)を整理しておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
「座談会第一日 ルネサンスの近代的意味」の講読と解説
【事前学習】講読範囲をあらかじめ読んでおく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を整理しておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
「座談会第一日 科学に於ける近代性」の講読と解説
【事前学習】講読範囲をあらかじめ読んでおく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を整理しておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
「座談会第一日 科学と神の繋がり」の講読と解説
【事前学習】講読範囲をあらかじめ読んでおく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を整理しておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
「座談会第一日 われわれの近代」の講読と解説
【事前学習】講読範囲をあらかじめ読んでおく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を整理しておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
「座談会第一日 近代日本の音楽」の講読と解説
【事前学習】講読範囲をあらかじめ読んでおく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を整理しておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
「座談会第二日 歴史ー移りゆくものと易らぬもの」の講読と解説
【事前学習】講読範囲をあらかじめ読んでおく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を整理しておく。 (2時間) |
8 |
「座談会第二日 文明と専門化の問題」の講読と解説
【事前学習】講読範囲をあらかじめ読んでおく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を整理しておく。 (2時間) |
9 |
「座談会第二日 明治の文明開化の本質・我々の中にある西洋」の講読と解説
【事前学習】講読範囲をあらかじめ読んでおく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を整理しておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
「座談会第二日 アメリカニズムとモダニズム」の講読と解説
【事前学習】講読範囲をあらかじめ読んでおく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を整理しておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
「座談会第二日 近代日本人の可能性」の講読と解説
【事前学習】講読範囲をあらかじめ読んでおく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を整理しておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
竹内好「近代の超克」「一 問題の扱い方について 二 「超克」伝説の実体」の講読と解説
【事前学習】講読範囲をあらかじめ読んでおく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を整理しておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
竹内好「近代の超克」「三 「十二月八日」の意味 四 総力戦の思想」の講読と解説
【事前学習】講読範囲をあらかじめ読んでおく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を整理しておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
竹内好「近代の超克」「五 「日本ロマン派」の役割」の講読と解説
【事前学習】講読範囲をあらかじめ読んでおく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を整理しておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
振り返りの討論
【事前学習】前回までの授業内容を整理しておく。 (2時間) 【事後学習】レポート提出に向けてここまでの授業内容を整理しておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 河上徹太郎・竹内好 『近代の超克 (冨山房百科文庫)』 冨山房 1979年 テキストは各自購入すること。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート:テキストの史料的価値についての学期末レポート(50%)、授業参画度:授業内での発言率(発言した授業の回数が基準)(50%) |
オフィスアワー | 水曜日昼休み |