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考古学演習1

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令和2年度以降入学者 考古学演習1
教員名 堀内秀樹
単位数    2 課程     開講区分 文理学部
科目群 史学専攻
学期 前期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
Canvas LMSコースID・コース名称 WB4502A25 2024考古学演習1(堀内秀樹・前・火2)
授業概要 「日本中・近世考古学」
中・近世考古学の調査、研究、周知化への⽅法などをこれまでの研究成果と問題点を呈示しつつ、歴史考古学の視点や今後の可能性を共に考える。今年度は特に中近世の陶磁器生産・流通・消費に関することを取り上げて行いたい。
授業のねらい・到達目標 授業では、中・近世考古学の研究視点、研究成果、周知化についての研究法、成果、問題点を講義や院生の発表などによって提示した後、取り上げたテーマについて学生と議論を行う。
中世考古学、近世考古学の研究法、成果とその発信方法、可能性などについて議論を深め、学ぶことにより、新しい考古学分野を理解することを目的とする。
授業の形式 演習
授業の方法 授業の形式:【講義・演習】
講義+学生参加によるフリーディスカッションの実習形式。講義部分では、いくつかのテーマについて学生が発表を行う。
本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とします。
大学が定める対面授業に参加できない要件を満たした場合には、Zoomで参加、指示する課題を提出する。
授業計画
1 中・近世考古学の陶磁器を考える-講義の目的-
【事前学習】シラバスを事前に確認する (2時間)
【事後学習】今後の授業に備え、近世遺跡の報告書などを確認しておく (2時間)
【授業形態】対面授業
2 中・近世陶磁器研究の方法1 『陶磁の道』と小課題
【事前学習】『陶磁の道』を読んでおく (2時間)
【事後学習】日本と東アジアの国について特に年代的関係を確認する (2時間)
【授業形態】対面授業
3 中・近世陶磁器研究の方法2 陶磁器に関わる用語解説、小課題発表と講評
【事前学習】陶磁器生産の技術について関連する書籍を読んでおく (2時間)
【事後学習】陶磁器生産の技術について確認する (2時間)
【授業形態】対面授業
4 中・近世陶磁器研究の方法3 需要とその解釈
【事前学習】関連文献を熟読する (2時間)
【事後学習】先史考古学の分布論との違いを確認する (2時間)
【授業形態】対面授業
5 中・近世陶磁器研究の方法4 型式・アセンブリッジ
【事前学習】先史時代の型式、様式について確認する (2時間)
【事後学習】先史時代の型式・形式・様式との違いについて考える (2時間)
【授業形態】対面授業
6 中・近世陶磁器研究の方法5 廃棄論
【事前学習】廃棄する意味を考えておく (2時間)
【事後学習】解釈視点の多様性を確認する (2時間)
【授業形態】対面授業
7 日本の生産地1 肥前(民窯)
【事前学習】肥前の窯業地について確認する (2時間)
【事後学習】生産の継続性と需要について考える (2時間)
【授業形態】対面授業
8 日本の生産地2 肥前2(藩窯)
【事前学習】民窯と御用窯について調べておく (2時間)
【事後学習】肥前製品について確認をする (2時間)
【授業形態】対面授業
9 日本の生産地3 京都・信楽
【事前学習】京都と信楽の窯業地について調べておく (2時間)
【事後学習】京都および信楽製品とその違いについて確認をする (2時間)
【授業形態】対面授業
10 日本の生産地4 瀬戸・美濃
【事前学習】瀬戸と美濃の窯業地について調べておく (2時間)
【事後学習】瀬戸および美濃製品とその違いについて確認をする (2時間)
【授業形態】対面授業
11 日本の生産地5 常滑
【事前学習】常滑の窯業地について調べておく (2時間)
【事後学習】中世と近世の常滑製品について確認をする (2時間)
【授業形態】対面授業
12 日本の生産地6 備前
【事前学習】備前の窯業地について調べておく (2時間)
【事後学習】中世と近世の備前製品について確認をする (2時間)
【授業形態】対面授業
13 中国の生産地1 景徳鎮
【事前学習】景徳鎮の窯業地について調べておく (2時間)
【事後学習】中世と近世の景徳鎮製品について確認をする (2時間)
【授業形態】対面授業
14 中国の生産地2 福建・広東
【事前学習】景徳鎮の窯業地について調べておく (2時間)
【事後学習】中世と近世の福建・広東製品について確認をする (2時間)
【授業形態】対面授業
15 中国の生産地3 龍泉
【事前学習】龍泉の窯業地について調べておく (2時間)
【事後学習】中世と近世の龍泉製品について確認をする (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 教科書は特に指定しない。レジュメとPowerPointで行う。
参考書 日本貿易陶磁研究会 『貿易陶磁研究』 1981年
東洋陶磁学会 『東洋陶磁』 雄山閣 1974年
日本貿易陶磁研究会の会誌『貿易陶磁研究』、東洋陶磁学会の会誌『東洋陶磁』は有用な参考書である。
いつでも貸すので、必要であれば言って下さい。
成績評価の方法及び基準 レポート:研究発表・小課題(60%)、授業参画度:ディスカッションなど(40%)
大学が定める対面授業に参加できない要件を満たした場合には、Zoomで参加、指示する課題の提出によって評価する。対面授業での評価と差が出ることはない。
オフィスアワー 授業後に⾏う。また、メールにて随時。

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