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令和2年度以降入学者 | アカデミック・ライティング(日本語)1 | ||||
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教員名 | 渡寛法 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 国文学専攻 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面授業(Canvas LMSを通じて課題ワークシートを配信・提出) |
Canvas LMSコースID・コース名称 | WC4103A51 2024アカデミック・ライティング(日本語)1(渡寛法・前・火3) |
授業概要 | 本授業は、学術論文の執筆で求められる日本語によるアカデミック・ライティング技能の育成を目的とします。大学院では、これまでの「学習」から、「学問」へと転換し、本格的に研究活動がスタートします。学術論文の読み手は、専門分野の研究者が対象となり、内容・形式ともに、より高度なアカデミック・ライティング技能が求められます。学術論文の執筆に必要なアカデミック・ライティング技能とは何かを理解し、実際に自分の手で書くことを通じて、文章力と思考力を鍛えることが重要です。授業では、教科書の内容にそって、アカデミック・ライティングの技能を確認し、毎回ワークシートをもとに文章作成を行います。クラス参加者同士での対話や文章点検、協働学習などのアクティブ・ラーニングを通して学問的な問題意識を掘り下げ、思考を整理することで、来るべき修士論文・投稿論文の執筆に向けたアカデミック・ライティング技能を養成して行きます。 |
授業のねらい・到達目標 | 本授業では、分野を横断して学術論文執筆に必要なアカデミック・ライティング技能を学びながら、自分の研究テーマに関する先行研究のまとめ2,000字程度の課題文章を、自信をもって書けるように実践的にトレーニングして行きます。毎週、アカデミック・ライティングに必要な技能を一つずつ学習・演習することによって、最終的なプロダクトが完成するように進めていきます。本授業では、①内容②構成③文体④文献リサーチ⑤引用方法という5観点(ルーブリック)でアカデミック・ライティングを学びます。 【到達目標】 ①【内容】学術的な問いを立て、論点を整理して、自分の主張を組み立てることができる。 ②【構成】学術論文の基本である、序論・本論・結論から構成されるパラグラフ・ライティングができる。 ③【文体】専門用語や語句の定義づけなど、学術論文にふさわしい文体で文章を書くことができる。 ④【文献リサーチ】Google ScholarやCiNiiなどを活用し、自分の研究に必要な情報を収集できる。 ⑤【引用方法】APAスタイルをはじめ、専門分野で用いられる引用方法を適切に用い、参考文献表も作成できる。 |
授業の形式 | 演習 |
授業の方法 | 本授業では、毎週アカデミック・ライティングについて教科書を通して理解を深め、ワークシートによる課題文章の作成(Word)を行います。受講者は、事前学習として、教科書の指定された章を読み、自分なりの意見や疑問点を洗い出してきます。課題文章に関しては、Canvasを通じて個別に教員からのコメントフィードバックを行います。 特別な事情で対面授業に参加できない学生は、事前に担当教員の許可を得ること。 |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション(授業の概要、ねらい・到達⽬標、⽅法の説明。受講者の自己紹介・研究テーマの共有。)
【事前学習】授業シラバスをチェックし、授業の流れと到達目標を理解する (2時間) 【事後学習】今回の授業ワークシート・課題文章を完成させる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
アカデミック・ライティングとはどのような文章か
【事前学習】教科書の該当箇所を読んで、疑問点をまとめてくる (2時間) 【事後学習】今回の授業ワークシート・課題文章を完成させる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
説得力のあるレポート・論文を書く
【事前学習】教科書の該当箇所を読んで、疑問点をまとめてくる (2時間) 【事後学習】今回の授業ワークシート・課題文章を完成させる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
論文に取り組む意味
【事前学習】教科書の該当箇所を読んで、疑問点をまとめてくる (2時間) 【事後学習】今回の授業ワークシート・課題文章を完成させる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
論文の型と研究方法
【事前学習】教科書の該当箇所を読んで、疑問点をまとめてくる (2時間) 【事後学習】今回の授業ワークシート・課題文章を完成させる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
論文作成の5ステップ
【事前学習】教科書の該当箇所を読んで、疑問点をまとめてくる (2時間) 【事後学習】今回の授業ワークシート・課題文章を完成させる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
レポート・論文の作法①題名のつけ方・定義の仕方
【事前学習】教科書の該当箇所を読んで、疑問点をまとめてくる (2時間) 【事後学習】今回の授業ワークシート・課題文章を完成させる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
レポート・論文の作法②引用の仕方
【事前学習】教科書の該当箇所を読んで、疑問点をまとめてくる (2時間) 【事後学習】今回の授業ワークシート・課題文章を完成させる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
レポート・論文の作法③パラグラフ
【事前学習】教科書の該当箇所を読んで、疑問点をまとめてくる (2時間) 【事後学習】今回の授業ワークシート・課題文章を完成させる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
先行研究のまとめを書く①ブレイン・ストーミング
【事前学習】ブレイン・ストーミングの手法について調べてくる (2時間) 【事後学習】今回の授業ワークシート・課題文章を完成させる (2時間) 【授業形態】課題研究 |
11 |
先行研究のまとめを書く②アウトライン
【事前学習】マインドマップをもとにアウトラインを作成してくる (2時間) 【事後学習】今回の授業ワークシート・課題文章を完成させる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
先行研究のまとめを書く③文献リサーチ
【事前学習】自分のトピックに関して、どのような文献があるかネットでリサーチしてくる (2時間) 【事後学習】今回の授業ワークシート・課題文章を完成させる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
先行研究のまとめを書く④序論・本論・結論を書く
【事前学習】引用を含めたアウトラインをもとに、序論・本論・結論のドラフトを書いてくる (1時間) 【事後学習】今回の授業ワークシート・課題文章を完成させる (3時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
先行研究のまとめを書く⑤文章を校正する
【事前学習】ドラフトを読み直し、気がついたことをまとめてくる (1時間) 【事後学習】今回の授業ワークシート・課題文章を完成させる (3時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
レポートの相互評価・自己評価・振り返り
【事前学習】課題レポートをルーブリックで自己評価し、作成過程の振り返りを書いてくる。 (4時間) 【事後学習】今学期の授業およびレポート作成で学んだ内容をまとめる (1時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 井下 千以子 『思考を鍛えるレポート論文作成法 [第3版]』 慶應義塾大学出版会 2019年 第3版 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート:課題レポート(50%)、授業参画度:授業の課題文章(40%)、毎週の振り返りシート(10%) 課題レポートは5観点のルーブリックによって評価します。 特別な事情で対面授業に参加できない場合は、オンラインによる課題研究で代用し、対面参加者と同じ基準で平等に評価します。 |
オフィスアワー | メールで対応します。 |