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英米文学特殊講義2

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令和2年度以降入学者 英米文学特殊講義2
教員名 閑田朋子
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 英文学専攻
学期 後期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業の形態 教育効果を高めるために、対面授業を受けることができる学生を受講対象とする。
初回授業時までにCanvas LMSでコース登録をし、こまめに情報を確認すること。
(Canvas LMSのコース登録に加え)履修登録期間中にCHIPSで履修登録を行うこと。
英米文学特殊講義2(閑田朋子・後・水4)
Canvas LMSコースID・コース名称 WE0205212 2024英米文学特殊講義2(閑田朋子・後・水4)
授業概要 英語圏の良く知られた文学作品論やその作家論、またこれらに関連する文化論を読み、作家・作品・文化に関する知識を涵養すると同時に、論の流れやよく使われる英語表現を学びます。
授業のねらい・到達目標 英語圏文学およびその作家論や関連する文化論を読むことで、論文とは何であるのか、具体的なイメージを抱き、それが各自の論文作成に活かされるようになることを目標とします。より具体的には「論文英語」に慣れ(1)全体の論の流れをつかみながら(2)必要な細部の内容を正確に理解し、(3)論文から適切な引用ができるようになるという「読むための技術」を身に着けることが第一の目標です。第二の目標は、それを自身が論文を書く際に活かすこと、すなわち(1)全体の流れを念頭に置いて、(2)それぞれのセクションで述べたいことを正確に伝え、(3)その際に効果的な引用ができるようになるという「書くための技術」を身に着けることです。
授業の形式 演習
授業の方法 受講者はそれぞれ、専門とする分野の文学・作家・文化に関する適切な長さの英語論文を選びます。授業では毎回、担当者を決めます。担当者はまずその論文が扱う文学作品の概要を紹介し、次に論文の全体の論旨を説明します。それから当該論文のあらかじめ指定された箇所を受講者全員で輪読し、ディスカッションを行った後、担当者は改めて論の流れ、内容、自身が論文を書く際に役に立ちそうな英語表現などについて、発表を行います。
授業計画
1 オリエンテーション:授業の到達目標や方法などについての確認
後学期担当者の割り振り
【事前学習】本授業においてどのような論文について発表する予定なのか、各自考えてくる。 (2時間)
【事後学習】実際に論文を選び、発表準備を始める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
2 担当者(受講生)が指定した、研究分野の潮流を述べた論文を読み、その内容・形式・構成などについて学ぶ
【事前学習】担当者が指定した論文を読み、理解してくる。担当者は発表内容をまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業中に理解したこと、および論文を書く際に役に立つ英語表現をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 担当者(受講生)が指定した英語圏の作家に関する論文を読み、その内容・形式・構成などについて学ぶ
【事前学習】担当者が指定した論文を読み、理解してくる。担当者は発表内容をまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業中に理解したこと、および論文を書く際に役に立つ英語表現をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 担当者(受講生)が指定した英語圏の出版文化に関する論文を読み、その内容・形式・構成などについて学ぶ
【事前学習】担当者が指定した論文を読み、理解してくる。担当者は発表内容をまとめる (2時間)
【事後学習】授業中に理解したこと、および論文を書く際に役に立つ英語表現をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 担当者(受講生)が指定した英語圏のジェンダーに関する論文を読み、その内容・形式・構成などについて学ぶ
【事前学習】担当者が指定した論文を読み、理解してくる。担当者は発表内容をまとめる (2時間)
【事後学習】授業中に理解したこと、および論文を書く際に役に立つ英語表現をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 担当者(受講生)が指定した英語圏の階級に関する論文を読み、その内容・形式・構成などについて学ぶ
【事前学習】担当者が指定した論文を読み、理解してくる。担当者は発表内容をまとめる (2時間)
【事後学習】授業中に理解したこと、および論文を書く際に役に立つ英語表現をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 担当者(受講生)が指定した論文を読み、その内容・形式・構成などについて学ぶ
【事前学習】担当者が指定した英語圏の社会問題に関する論文を読み、理解してくる。担当者は発表内容をまとめる (2時間)
【事後学習】授業中に理解したこと、および論文を書く際に役に立つ英語表現をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 担当者(受講生)が指定した植民地主義に関する論文を読み、その内容・形式・構成などについて学ぶ
【事前学習】担当者が指定した論文を読み、理解してくる。担当者は発表内容をまとめる (2時間)
【事後学習】授業中に理解したこと、および論文を書く際に役に立つ英語表現をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 担当者(受講生)が指定した論文を読み、その内容・形式・構成などについて学ぶ
【事前学習】担当者が指定した比較文学に関する論文を読み、理解してくる。担当者は発表内容をまとめる (2時間)
【事後学習】授業中に理解したこと、および論文を書く際に役に立つ英語表現をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 担当者(受講生)が指定した論文を読み、その内容・形式・構成などについて学ぶ
【事前学習】担当者が指定したライフ・ライティングに関する論文を読み、理解してくる。担当者は発表内容をまとめる (2時間)
【事後学習】授業中に理解したこと、および論文を書く際に役に立つ英語表現をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 担当者(受講生)が指定した論文を読み、その内容・形式・構成などについて学ぶ
【事前学習】担当者が指定した読者反応批評を用いた論文を読み、理解してくる。担当者は発表内容をまとめる (2時間)
【事後学習】授業中に理解したこと、および論文を書く際に役に立つ英語表現をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 担当者(受講生)が指定した論文を読み、その内容・形式・構成などについて学ぶ
【事前学習】担当者が指定した精神分析批評を用いた論文を読み、理解してくる。担当者は発表内容をまとめる (2時間)
【事後学習】授業中に理解したこと、および論文を書く際に役に立つ英語表現をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 担当者(受講生)が指定した論文を読み、その内容・形式・構成などについて学ぶ
【事前学習】担当者が指定した構造主義批評を用いた論文を読み、理解してくる。担当者は発表内容をまとめる (2時間)
【事後学習】授業中に理解したこと、および論文を書く際に役に立つ英語表現をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 担当者(受講生)が指定した論文を読み、その内容・形式・構成などについて学ぶ
【事前学習】担当者が指定した脱構築批評を用いた論文を読み、理解してくる。担当者は発表内容をまとめる (2時間)
【事後学習】授業中に理解したこと、および論文を書く際に役に立つ英語表現をまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 総括と振り返り
英語論文の書き方について、ディスカッションを行う。
【事前学習】前期で扱った部分の内容を大きくまとめる。前期に学んだことをもとに、レポートを作成する準備をする。 (2時間)
【事後学習】授業内ディスカッションの内容を踏まえて、ポートを作成し、ブラッシュアップする。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 プリントを使用する。
参考書 適宜、授業内に紹介する。
成績評価の方法及び基準 レポート:学期末に各自の興味に従いテーマを選び、レポートを提出する。(50%)、授業参画度:授業内の発表やディスカッションの参画度によって、総合的に評価する。(50%)
オフィスアワー 水曜日昼休み、またはメールによるアポイント
備考 授業の内容や進度、また授業で扱う論文については、学生の興味や希望等に合わせて変更することがある。

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