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スポーツ社会学特論

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令和2年度以降入学者 スポーツ社会学特論
教員名 水上博司
単位数    2 課程     開講区分 文理学部
科目群 教育学専攻
学期 前期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
Canvas LMSコースID・コース名称 WK0508551 2024スポーツ社会学特論(水上博司・前・月3)
授業概要 本講義では、「現代社会とスポーツの社会学」(杏林書院)を参考文献とし、現代スポーツのトピックやエピソードを題材にしながら今後研究テーマとして構想されるべき研究課題を受講生とともに考える。
授業のねらい・到達目標 本講義では近代スポーツの特徴を再確認した上で現代スポーツをめぐるさまざまな変容(アーバン・スポーツやeスポーツ,部活動改革など)の本質的な課題と意義を理解できるようにする.
授業の形式 講義
授業の方法 授業の形式:【講義・演習】
「現代社会とスポーツの社会学」(杏林書院)を主要参考文献として授業を実施します。受講生は参考文献が取り上げているテーマについてレジメを作成し、発表してもらいます。その際には、受講生が取り上げようとするテーマについて、スポーツ社会学的な研究課題が設定できるのか、想定される研究課題とその研究手法を構想する。発表後には、受講生間でディスカッションをし,報告内容をより深く探究できるようにする.また毎回のコメントペーパーに対してフィードバックも行います.本授業の事前・事後学習は,各2時間(合計4時間)の学習を目安とします。
授業計画
1 初回授業では本授業の受講の流れについて詳細な説明をします.授業受講に際しての心構え,成績評価等についてレクチャーをします.
【事前学習】各発表者が取り上げる授業の題材を事前に精読し,自らの問題意識をはっきりさせておく. (2時間)
【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
2 「現代社会とスポーツの社会学」(杏林書院)の第1章 運動・スポーツ実施:調査の現状把握と読み解く力」についてミニ講義をした後,受講生の担当報告者によるレジュメ発表とディスカッション。
【事前学習】「第1章 運動・スポーツ実施:調査の現状把握と読み解く力」を読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 「現代社会とスポーツの社会学」(杏林書院)の第2章 青少年期のスポーツクラブ(学校運動部):その担い手をめぐる構造変動と「公」−「私」連携」についてミニ講義をした後,受講生の担当報告者によるレジュメ発表とディスカッション
【事前学習】「第2章 青少年期のスポーツクラブ(学校運動部):その担い手をめぐる構造変動と「公」−「私」」連携を読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 「現代社会とスポーツの社会学」(杏林書院)の第3章 スポーツクラブ(地域)・地域スポーツ:アソシエーション・ネットワーク・社会運動」についてミニ講義をした後,受講生の担当報告者によるレジュメ発表とディスカッション。
【事前学習】「第3章 スポーツクラブ(地域)・地域スポーツ:アソシエーション・ネットワーク・社会運動」を読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 「現代社会とスポーツの社会学」(杏林書院)の「第4章 コロナ禍における運動部活動:一斉休校・大会中止・部活クラスター」についてミニ講義をした後,受講生の担当報告者によるレジュメ発表とディスカッション
【事前学習】「第4章 コロナ禍における運動部活動:一斉休校・大会中止・部活クラスター」を読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 「現代社会とスポーツの社会学」(杏林書院)の「第5章 スポーツ現場の「暴力」問題:ホリスティック・アプローチの可能性」についてミニ講義をした後,受講生の担当報告者によるレジュメ発表とディスカッション
【事前学習】「第5章 スポーツ現場の「暴力」問題:ホリスティック・アプローチの可能性」を読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 「現代社会とスポーツの社会学」(杏林書院)の「第6章 スポーツと進路:大学への進学とスポーツ推薦入試」についてについてミニ講義をした後,報告者によるレジュメ発表とディスカッション
【事前学習】「第6章 スポーツと進路:大学への進学とスポーツ推薦入試」を読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 「現代社会とスポーツの社会学」(杏林書院)の「第7章 スポーツとキャリア形成:「体育会系神話」の揺らぎと変容にどう抗うか?」についてミニ講義をした後,報告者によるレジュメ発表とディスカッション
【事前学習】「第7章 スポーツとキャリア形成:「体育会系神話」の揺らぎと変容にどう抗うか?」」を読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 「現代社会とスポーツの社会学」(杏林書院)の「第8章 スポーツ・ボランティア:アマチュアリズムとプロフェッショナリズムの狭間で」についてミニ講義をした後,報告者によるレジュメ発表とディスカッション
【事前学習】「第8章 スポーツ・ボランティア:アマチュアリズムとプロフェッショナリズムの狭間で」を読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 「現代社会とスポーツの社会学」(杏林書院)の「第9章 スポーツツーリズム:地域は熱狂的なスポーツマニアを受け入れられるのか」についてミニ講義をした後,報告者によるレジュメ発表とディスカッション
【事前学習】「第9章 スポーツツーリズム:地域は熱狂的なスポーツマニアを受け入れられるのか」を読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 「現代社会とスポーツの社会学」(杏林書院)の「第10章 ナショナリズム:スポーツとネーションの多様な結びつきとその変化」についてミニ講義をした後,報告者によるレジュメ発表とディスカッション
【事前学習】「第10章 ナショナリズム:スポーツとネーションの多様な結びつきとその変化」を読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 「現代社会とスポーツの社会学」(杏林書院)の「第11章 グローカリゼーション:伝統的身体文化のスポーツ化と境界を越えた拡張」についてミニ講義をした後,報告者によるレジュメ発表とディスカッション
【事前学習】「第11章 グローカリゼーション:伝統的身体文化のスポーツ化と境界を越えた拡張」を読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 「現代社会とスポーツの社会学」(杏林書院)の「第12章 移民・グローバリゼーション・ローカリゼーション:スポーツをめぐる越境現象からみえる制度・アイデンティティ・地域社会」についてミニ講義をした後,報告者によるレジュメ発表とディスカッション
【事前学習】「第12章 移民・グローバリゼーション・ローカリゼーション:スポーツをめぐる越境現象からみえる制度・アイデンティティ・地域社会」を読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 「現代社会とスポーツの社会学」(杏林書院)の「第13章 ドーピング:ドーピング問題の実際」についてミニ講義をした後,報告者によるレジュメ発表とディスカッション
【事前学習】「第13章 ドーピング:ドーピング問題の実際」を読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 「現代社会とスポーツの社会学」(杏林書院)で指摘された現代スポーツの課題を再確認し,研究課題を受講生各自構想する.
【事前学習】「現代社会とスポーツの社会学」(杏林書院)を再読しておく (2時間)
【事後学習】ディスカッションの内容を整理し、コメントペーパーを提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 使用しない
参考書 日本スポーツ社会学会編 『2020東京オリンピック・パラリンピックを社会学する:日本のスポーツ文化は変わるのか』 創文企画 2020年 第1版
海老原修・高峰修編 『現代社会とスポーツの社会学』 杏林書院 2022年 第1版
成績評価の方法及び基準 授業参画度:担当章の発表レジュメと発表内容(70%)、各回のディスカッションへの参加(30%)
オフィスアワー 連絡用メールアドレスに質問等をしてください。

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