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臨床心理基礎実習1

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令和2年度以降入学者 臨床心理基礎実習1
教員名 菊島勝也/岡田和久
単位数    1 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 心理学専攻
学期 前期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業
Canvas LMSコースID・コース名称 WL35101837 2024臨床心理基礎実習1(菊島勝也・前・木1・木2)
授業概要 【臨床心理士必修科目】
臨床心理学的支援の基礎について,臨床心理士・公認心理師の教員が臨床的な実務経験をもとに実践的な指導を行う。
授業のねらい・到達目標 将来どのような領域の心理援助職に就くにせよ、その基本となる基礎的面接技術をみにつけることが大切である。本科目は、財団法人日本臨床心理士資格認定協会の指定する大学院教育において最も重視されている科目の1つであり、臨床心理学コース修士1年における必修である。本実習は体験学習とディスカッションが中心となるため,積極的な参加が求められる。遅刻・欠席をしないことはもとより、社会常識に欠ける学生や、ただ受身的に出席している学生には単位を与えない。課題も多く課されるので覚悟して臨まれたい。臨床心理基礎実習1では,まずは心理臨床センターにおける臨床接遇のロールプレイを中心に実践的に学び,心理臨床センターでの実習に必要な考え方やスキルを身につけることを目標とする。
授業の形式 実習
授業の方法 <実習>
原則的に体験学習と討論とする。「臨床接遇の実際」というように,各テーマごとに履修学生の理解度,実技の到達度に応じて,練習内容を決定する。
授業で取り扱われる内容について,理解が不十分であれば十分に予習復習を行い,接遇等の実技に不安がある場合はよく練習をしておくこと。
課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示する。
やむを得ない理由により,対面授業に参加できない場合には,履修上の不利益が生じないよう,代替する方法で対応する。
基本的に,毎回2名の担当教員が実施する。
履修条件 臨床心理学コースの大学院生
授業計画
1 この授業を履修するための,授業の方法,場所,内容についてガイダンス,臨床接遇の実習1(受講者の半分が接遇役をやる)
【事前学習】関連する文献の読み込み (2時間)
【事後学習】授業のふりかえり (2時間)
2 臨床接遇の実習2(受講者の残り半分が接遇役をやる) 以後,各テーマごとに履修学生の理解度,実技の到達度に応じて,その回の練習内容を決定する。
【事前学習】関連する文献の読み込み (2時間)
【事後学習】授業のふりかえり (2時間)
3 院生インテークの実習1(受講者の半分がインテーカー役をやる)
【事前学習】自主練習(以降,特に自分ができていない点について自主練習する) (2時間)
【事後学習】授業のふりかえり (2時間)
4 院生インテークの実習2(受講者の残り半分がインテーカー役をやる)
【事前学習】自主練習 (2時間)
【事後学習】授業のふりかえり (2時間)
5 院生インテークロールプレイ(院生インテークのロールプレイを実施し,記録する)
【事前学習】自主練習 (2時間)
【事後学習】授業のふりかえり (2時間)
6 インテーク接遇から院生インテークまでの練習
【事前学習】自主練習 (2時間)
【事後学習】授業のふりかえり (2時間)
7 院生インテークロールプレイの検討1
【事前学習】自主練習 (2時間)
【事後学習】授業のふりかえり (2時間)
8 院生インテークロールプレイの検討2
【事前学習】自主練習 (2時間)
【事後学習】授業のふりかえり (2時間)
9 院生インテークロールプレイの検討3
【事前学習】自主練習 (2時間)
【事後学習】授業のふりかえり (2時間)
10 初回面接の説明,電話対応の説明,練習
【事前学習】自主練習 (2時間)
【事後学習】授業のふりかえり (2時間)
11 院生同士の初回面接ロールプレイ
【事前学習】自主練習 (2時間)
【事後学習】授業のふりかえり (2時間)
12 継続ケース電話練習
【事前学習】自主練習 (2時間)
【事後学習】授業のふりかえり (2時間)
13 継続ケースと新規申込電話練習
【事前学習】自主練習 (2時間)
【事後学習】授業のふりかえり (2時間)
14 新規申込と問い合わせ電話練習
【事前学習】自主練習 (2時間)
【事後学習】授業のふりかえり (2時間)
15 電話対応(継続,新規,問い合わせ),実習記録の書き方指導
【事前学習】自主練習 (2時間)
【事後学習】授業のふりかえり (2時間)
その他
教科書 なし
参考書 津川律子・元永拓郎 『心の専門家が出会う法律(第3版)』 誠信書房 2009年 第3版
津川律子・篠竹利和 『シナリオで学ぶ医療現場の臨床心理検査』 誠信書房 2010年
成績評価の方法及び基準 授業参画度:ロールプレイや発表内容(75%)、提出課題(25%)
担当教員2名の合議にて成績を付与する。
授業参画度は,授業内でのロールプレイや発表内容から評価を行う。
やむを得ない理由により,対面授業に参加できない場合には,相談の上,履修上の不利益が生じないよう,代替する方法で成績評価を行う。詳細はそのような事態が発生した時に,事情に合わせて設定し,伝達する。
オフィスアワー 木曜日授業終了後より会議までの間とする。担当教員に声をかけること。
備考 本科目の単位を履修できなかった者は、翌年の「臨床心理実習1・2」を履修できない。本科目を再履修してから「臨床心理実習1・2」に進むこと。

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