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臨床心理基礎実習2

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令和2年度以降入学者 臨床心理基礎実習2
教員名 菊島勝也/岡田和久
単位数    1 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 心理学専攻
学期 後期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業
Canvas LMSコースID・コース名称 WL36101838 2024臨床心理基礎実習2(菊島勝也・後・木1・木2)
授業概要 【臨床心理士必修科目】
臨床心理学的支援の基礎について,臨床心理士・公認心理師の教員が臨床的な経験をもとに実践的な指導を行う。
授業のねらい・到達目標 将来どのような領域の心理援助職に就くにせよ、その基本となる基礎的面接技術をみにつけることが大切である。本科目は、財団法人日本臨床心理士資格認定協会の指定する大学院教育において最も重視されている科目の1つであり、臨床心理学コース前期課程1年における必修である。本実習は体験学習とディスカッションが中心となるため,積極的な参加が求められる。遅刻・欠席をしないことはもとより、社会常識に欠ける学生や、ただ受身的に出席している学生には単位を与えない。課題も多く課されるので覚悟して臨まれたい。臨床心理基礎実習2では,事例に対するカウンセリングのロールプレイを中心に実施し,カウンセリングの実践的な知識やスキルを身につけることを目標とする。
授業の形式 実習
授業の方法 <実習>
原則的に体験学習と討論とする。「心理検査場面における臨床接遇」というように,各テーマごとに履修学生の理解度,実技の到達度に応じて,練習内容を決定する。
授業で取り扱われる内容について,理解が不十分であれば十分に予習復習を行い,接遇等の実技に不安がある場合はよく練習をしておくこと。
課題の提出方法やフィードバック方法等については、授業開始時に提示する。
やむを得ない理由により,対面授業に参加できない場合には,履修上の不利益が生じないよう,代替する方法で対応する。課題内容や提出締切については,そのような事態が発生してから,事情に合わせて設定し,伝達する。
基本的に2名の担当教員が毎回実施する。
履修条件 臨床心理学コースの大学院生
授業計画
1 電話対応および接遇練習1
【事前学習】自主練習 (2時間)
【事後学習】授業のふりかえり (2時間)
2 電話対応および接遇練習2
【事前学習】自主練習 (2時間)
【事後学習】授業のふりかえり (2時間)
3 電話対応および接遇練習3
【事前学習】自主練習 (2時間)
【事後学習】授業のふりかえり (2時間)
4 院生初回面接ロールプレイ検討1(毎回1名が発表する)
【事前学習】自主練習 (2時間)
【事後学習】授業のふりかえり (2時間)
5 院生初回面接ロールプレイ検討2(毎回1名が発表する)
【事前学習】自主練習 (2時間)
【事後学習】授業のふりかえり (2時間)
6 院生初回面接ロールプレイ検討3(毎回1名が発表する)
【事前学習】自主練習 (2時間)
【事後学習】授業のふりかえり (2時間)
7 院生初回面接ロールプレイ検討4(毎回1名が発表する)
【事前学習】自主練習 (2時間)
【事後学習】授業のふりかえり (2時間)
8 院生初回面接ロールプレイ検討5(毎回1名が発表する)
【事前学習】自主練習 (2時間)
【事後学習】授業のふりかえり (2時間)
9 院生初回面接ロールプレイ検討6(毎回1名が発表する)
【事前学習】自主練習 (2時間)
【事後学習】授業のふりかえり (2時間)
10 心理検査導入練習1 子どものケース
【事前学習】自主練習 (2時間)
【事後学習】授業のふりかえり (2時間)
11 心理検査導入練習2 大人のケース
【事前学習】自主練習 (2時間)
【事後学習】授業のふりかえり (2時間)
12 心理検査導入練習3 検査の実物を見る,検査報告書の書き方
【事前学習】自主練習 (2時間)
【事後学習】授業のふりかえり (2時間)
13 心理臨床センターにおける実習体験の検討1
【事前学習】自主練習 (2時間)
【事後学習】授業のふりかえり (2時間)
14 心理臨床センターにおける実習体験の検討2
【事前学習】自主練習 (2時間)
【事後学習】授業のふりかえり (2時間)
15 心理臨床センターにおける実習体験の検討3,1年間の振り返り
【事前学習】自主練習 (2時間)
【事後学習】授業のふりかえり (2時間)
その他
教科書 なし
参考書 津川律子・元永拓郎 『心の専門家が出会う法律(第3版)』 誠信書房 2009年 第3版
津川律子・篠竹利和 『シナリオで学ぶ医療現場の臨床心理検査』 誠信書房 2010年
成績評価の方法及び基準 授業参画度:ロールプレイや発表内容(75%)、提出課題(25%)
担当教員2名の合議にて成績を付与する。
授業参画度は,授業内でのロールプレイや発表内容から評価を行う。
やむを得ない理由により,対面授業に参加できない場合には,履修上の不利益が生じないよう,代替する方法で成績評価を行う。課題,提出締切等の詳細は,そのような事態が発生してから,事情に応じて設定し,伝達する。
オフィスアワー 木曜日授業終了後より会議までの間,またはメールとする。担当教員に声をかけること。
備考 本科目の単位を履修できなかった者は、翌年の「臨床心理実習1・2」を履修できない。本科目を再履修してから「臨床心理実習1・2」に進むこと。

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