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令和2年度以降入学者 | プロセス地形学特論Ⅰ | ||||
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教員名 | 青木 久 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 地理学専攻 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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Canvas LMSコースID・コース名称 | WM215182 2024プロセス地形学特論Ⅰ(青木久・前・火3) |
授業概要 | 地形を変化させようとする営力とそれに対する地形構成物質との関係性の分析によって,地形の形成・変化を理解する研究法が「プロセス地形学」である。主に海岸に関する事例を通し,プロセス地形学に関する研究方法(現地調査や実験によって結論が導き出される視点・手法・論理)について講義・演習を行う。なお,野外調査の機会をつくって実際に観察や計測を行い、授業内容の理解を深めてもらいたいと考えている。 |
授業のねらい・到達目標 | 海岸域で起こる自然現象や地形変化に関する事例を通して,地形プロセスを研究する視点・方法を身につける。さらに災害や人間活動がもたらす地形変化の事例を取り上げ,自然と人間との関わりについても考察できるようになることを目標とする。 |
授業の形式 | 講義、演習、実習 |
授業の方法 | 授業の形式:講義・演習 講義では,スライドや配布教材をもとに説明し,レポート作成も適宜実施する。授業に対する質疑応答,およびレポート等の課題に対するフィードバックは,いずれも教室で行う。また文献を指定し,論文紹介(プレゼン)を行ってもらうこともある。 なお,履修学生との相談の上,週末に実際に観察や計測を行い,授業内容の理解を深める野外調査の実施も検討する。 |
履修条件 | 地形学・地形学実験など,地形学および地球科学関連の科目履修者,もしくはこれらと同等の知識をもつ者。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:プロセス地形学と当該授業の位置づけに関する解説
【事前学習】学部生時代の地形学や地形学実験の講義内容を自身で総括する。 (2時間) 【事後学習】身近な地形のプロセスについて調べ,ノートにまとめる。 (2時間) |
2 |
波の基本的性質と砕波
【事前学習】指定文献を読んで要約する。 (2時間) 【事後学習】理解不充分な個所を補い,学習内容を補強する。 (2時間) |
3 |
台風による高波と高潮の発生
【事前学習】指定文献を読んで要約する。 (2時間) 【事後学習】理解不充分な個所を補い,学習内容を補強する。 (2時間) |
4 |
津波の発生と津波災害
【事前学習】指定文献を読んで要約する。 (2時間) 【事後学習】理解不充分な個所を補い,学習内容を補強する。 (2時間) |
5 |
岩石海岸にみられる波食地形
【事前学習】指定文献を読んで要約する。 (2時間) 【事後学習】理解不充分な個所を補い,学習内容を補強する。 (2時間) |
6 |
岩石海岸における波食プロセス
【事前学習】指定文献を読んで要約する。 (2時間) 【事後学習】理解不充分な個所を補い,学習内容を補強する。 (2時間) |
7 |
海面変化や風化に関連する海岸地形
【事前学習】指定文献を読んで要約する。 (2時間) 【事後学習】理解不充分な個所を補い,学習内容を補強する。 (2時間) |
8 |
砂浜海岸にみられる地形
【事前学習】指定文献を読んで要約する。 (2時間) 【事後学習】理解不充分な個所を補い,学習内容を補強する。 (2時間) |
9 |
砂浜海岸におけるバーの形成とその役割
【事前学習】指定文献を読んで要約する。 (2時間) 【事後学習】理解不充分な個所を補い,学習内容を補強する。 (2時間) |
10 |
砂浜海岸の地形変化:ビーチステージモデル
【事前学習】指定文献を読んで要約する。 (2時間) 【事後学習】理解不充分な個所を補い,学習内容を補強する。 (2時間) |
11 |
謎の海浜地形:ビーチカスプ
【事前学習】指定文献を読んで要約する。 (2時間) 【事後学習】理解不充分な個所を補い,学習内容を補強する。 (2時間) |
12 |
沿岸流によって形成される地形:トンボロ
【事前学習】指定文献を読んで要約する。 (2時間) 【事後学習】理解不充分な個所を補い,学習内容を補強する。 (2時間) |
13 |
土木工事による海岸地形の変化
【事前学習】指定文献を読んで要約する。 (2時間) 【事後学習】理解不充分な個所を補い,学習内容を補強する。 (2時間) |
14 |
海岸景観の保全
【事前学習】指定文献を読んで要約する。 (2時間) 【事後学習】理解不充分な個所を補い,学習内容を補強する。 (2時間) |
15 |
本授業内容に関する総括
【事前学習】これまでの授業内容を復習する。 (2時間) 【事後学習】理解不十分な個所を補い,学習内容を補強するとともに,整理する。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 松倉公憲 『地形学』 朝倉書店 2021年 |
参考書 | Tsuguo Sunamura, Geomorphology of Rocky Coasts, Wiley, 1992 加賀美雅弘・荒井正剛 『景観写真で読み解く地理』 古今書院 2018年 松倉公憲 『地形変化の科学-風化と侵食-』 朝倉書店 2008年 第1版 その他,授業中に指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:課題に対する内容の充実度,提出状況等を見て評価する。(50%)、授業参画度:授業時間中の質問に対する回答や発表の仕方などから評価する。(50%) 授業への参加における意欲と積極性,発表・レポートが課された場合は,発表の内容と態度,レポートの形式と内容の適切さ,授業内容の理解度を評価する。 |
オフィスアワー | 出講曜日の授業前後の時間帯 |
備考 | 授業計画を参考にして,参考書やインターネットなどから事前に基礎知識を準備するとともに,それらを事後学修の補強に役立てること。 |