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令和2年度以降入学者 | 地理情報科学特別講義 | ||||
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教員名 | 関根智子 任海 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 地理学専攻 | ||||
学期 | 集中 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 状況に応じて同時双方向型の遠隔授業(Zoom)や課題学習になる場合がある。 Canvas LMSを通じて学習資料や課題等を配信する。 対面授業に参加できない場合の遠隔対応は行わない。 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | WM2551017 2024地理情報科学特別講義(関根智子・前・集中) |
授業概要 | 地理情報技術が災害、経済、社会などでどのように利用・応用されているか、どのような問題を解決しているかを事例研究を取り上げて説明するとともに、それらに関する論文を購読する。また、GISなどの地理情報技術を使用した実習を通じて、自然地理学、人文地理学で使用する空間データの種類や構造、地理空間データの作成、処理、解析の方法を理解する。さらに、受講生の発表を含めながら議論する。 |
授業のねらい・到達目標 | 地理情報科学の研究方法と内容を理解し、自らが地理情報技術を使用して地理学的研究を遂行することができる能力と姿勢を身につける。さらに、フィールドワークに基づいてどのように研究課題を発見し、その課題に対してどのような地理情報技術や方法を用いて研究・調査を進め、研究課題の解決に至るかという具体的な技術と能力を身につけ、実際に行うことができるようにする。この講義が受講者自身の研究の遂行に、どのように活用できるかを考える能力を養う。 |
授業の形式 | 講義、演習、実習、オムニバス |
授業の方法 | 地理情報科学を研究するために重要と思われる研究事例を用いて、講義形式で授業を進める。また、受講者の授業テーマに関する事例研究発表とそれに対する議論、受講生との意見交換を行い、地理情報科学研究の方法への理解を深めさせる。さらに、必要に応じてGISによる実習を行う。 本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安としている。 提出されたレポートなどは、添削して返却する。 前期集中開講:詳細は、後日、履修登録をした学生に連絡する(前学期授業終了後から8月上旬までの3日間を予定している)。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:授業の到達目標と方法、進め方、授業で使用する論文について説明する。
【事前学習】シラバスを事前に確認し、授業全体の流れを理解すること。 (1時間) 【事後学習】第2回以降の授業に備え、授業で取り上げる研究事例に関する書籍・論文・参考書などを用意すること。 (3時間) 【担当教員】関根智子 【授業形態】対面授業 |
2 |
地理情報科学とは(1):地理情報科学の誕生と歴史、地理情報科学とはどのような学問なのか、地理情報科学による地理学研究の変化について。
【事前学習】第1回の授業で紹介した地理情報科学に関する書籍を読んで、地理情報科学とはどのような学問なのかをまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】GISなどの地理情報技術により地理学の研究方法がどのように変わったかについてまとめて、レポートを作成しておくこと。 (2時間) 【担当教員】関根智子 【授業形態】対面授業 |
3 |
地理情報科学とは(2):地理情報技術の種類と内容、AIの利用
【事前学習】第1回の授業で紹介した地理情報科学に関する書籍を読んで、地理情報技術について説明できるようにしておくこと。 (2時間) 【事後学習】各自の研究でどのように地理情報技術が利用できるかをまとめて、レポートを作成すること。 (2時間) 【担当教員】関根智子 【授業形態】対面授業 |
4 |
災害と地理情報技術:災害で利用されている地理情報技術
【事前学習】災害において利用されている事例を調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】災害においてどのように地理情報技術が利用されているかをまとめて、レポートを作成すること。 (2時間) 【担当教員】関根智子 【授業形態】対面授業 |
5 |
商業地理学(1):マーケティングにおけるGISの利活用
【事前学習】GISを使用したマーケティングの論文を読んでまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】GISにより商業地理学やマーケティングの研究がどのように変わったかをまとめて、レポートを作成すること。 (2時間) 【担当教員】関根智子 【授業形態】対面授業 |
6 |
商業地理学(2):ジオビジネス
【事前学習】ジオビジネスの本を読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】ジオビジネスの方法などを理解して、今後の自分の研究にどのように活用できるかをまとめて、レポートを作成すること。 (2時間) 【担当教員】関根智子 【授業形態】対面授業 |
7 |
人口地理学(1)::国勢調査データとGISによる地理空間分析、都市と地方の人口構造と将来予測
【事前学習】国勢調査データの空間スケールについてまとめておくこと。将来人口を推計する方法を調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】自分の研究にはどの空間スケールのデータが適しているか、また、国勢調査データを使用してどのような地理空間分析するかをまとめておくこと。さらに、自分の研究地域の将来人口を推計し、レポートを作成すること。 (2時間) 【担当教員】関根智子 【授業形態】対面授業 |
8 |
人口地理学(2):ジオデモグラフィックスによる東京23区の人口構造
【事前学習】ジオデモグラフィックスについて調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】ジオデモグラフィックスの社会での利用についてまとめて、レポートを作成すること。 (2時間) 【担当教員】関根智子 【授業形態】対面授業 |
9 |
人口流動:ビッグデータを使用した地理空間分析
【事前学習】ビッグデータにはどのようなデータがあるかを調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】自分の研究でビッグデータがどのように活用できるかについてまとめて、レポートを作成すること。 (2時間) 【担当教員】関根智子 【授業形態】対面授業 |
10 |
文化地理学:方言の分布と伝播
【事前学習】方言に関する論文を読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】GISを使用した方言分布の可視化についてまとめて、レポートを作成すること。 (2時間) 【担当教員】関根智子 【授業形態】対面授業 |
11 |
観光地理学(1):中国における国立公園の利活用と保全
【事前学習】中国における国立公園制度の成立の概要を学習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】学修した内容を整理し、地理学研究の視点からいかに国立公園を理解するのかを考えること。 (2時間) 【担当教員】任海 【授業形態】対面授業 |
12 |
観光地理学(2):日本における国立公園の利活用と保全
【事前学習】日本における国立公園制度の成立の概要を学習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】学修した内容を整理し、地理学研究の視点からいかに国立公園を理解するのかを考えること。中国と日本の違いなどについてまとめること。 (2時間) 【担当教員】任海 【授業形態】対面授業 |
13 |
都市地理学(1):都市における時空間地理学の研究手法
【事前学習】時空間地理学の概要を学習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】学修した内容を整理し、日常生活における時空間地理学の事例を考えること。 (2時間) 【担当教員】任海 【授業形態】対面授業 |
14 |
都市地理学(2):中国の都市システムと都市内部空間の構造
【事前学習】事前配布資料を学習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】学修した内容を整理し、中国の都市と日本の都市の違いを考えること。 (2時間) 【担当教員】任海 【授業形態】対面授業 |
15 |
これまでの授業内容を整理し、学生の理解度や到達度を確認する。
【事前学習】第2回から第14回の内容を復習してレポートにまとめ、授業で提出できるようにしておくこと。 (3時間) 【事後学習】学修した内容を整理する。 (1時間) 【担当教員】任海 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 授業で使用する論文、参考書などの資料については、第1回の授業や授業中に指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:第15回に提出するレポート、毎回の授業の最後に提出するレポート(50%)、授業参画度:課題の回答・提出状況と授業内でのディスカッションなど(20%)、事例研究などについての発表(30%) レポート、授業参画度、事例研究などについての発表で総合的に評価する。 |
オフィスアワー | 質問等は授業終了後、またはメールを通じて受け付ける。 詳細は、授業で説明する。 |