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令和2年度以降入学者 | 人文地理学調査法Ⅱ | ||||
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教員名 | 吉野裕 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 地理学専攻 | ||||
学期 | 通年 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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Canvas LMSコースID・コース名称 | WM305184 2024人文地理学調査法Ⅰ/人文地理学調査法Ⅱ(吉野裕・通・金1) |
授業概要 | この授業では人文地理学調査法Ⅰ(前学期)に引き続き、修士論文(人文地理学分野)を作成するうえで不可欠となる知識・技術・方法―すなわち、研究テーマ・論文構成・研究対象地域の設定の仕方、文献・統計資料の収集と分析方法、図表の作成技術と表現方法、現地調査の方法など―について学んでいきます。 |
授業のねらい・到達目標 | ①研究テーマに関連する資料(文献・地図類・統計資料など)を自身で収集し、これらをもとに修士論文の基盤となるレジュメを作成できる。 ②発表・質疑応答などにおいて、先行研究の概要、研究テーマ・論文構成・研究の目的と方法・研究対象地域の設定、ならびに、レジュメ・スライド中の文章・図表の表現と提示方法に関して、自身の見解を論理的に述べることができる。 ③学内外の人々と連携を図りながら、自身で定めた日程に基づいて研究を進めることができる。 |
授業の形式 | ゼミ |
授業の方法 | ・ゼミ形式(対面式)で実施します。 ・履修者の人数などに応じて授業の日程や内容を若干変更することがあります。その場合は、みなさんにご相談させていただきます。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(受講上の諸注意)、後学期のスケジュールを確認しよう
【事前学習】シラバスを熟読し、不明な点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】夏季休暇中に行った現地調査の成果をレジュメ・スライドにまとめておく。その際に、可能な限り図表も作成する。 (5時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
夏季休暇中の現地調査の成果を報告しよう
【事前学習】第1回の事後学習に引き続き、夏季休暇中に行った現地調査の成果をレジュメ・スライドにまとめておく。その際に、可能な限り図表も作成する。 (5時間) 【事後学習】質疑応答をふまえ、レジュメ・スライドを修正する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
修士論文の執筆に必要な文献を入手しよう
【事前学習】論文の執筆に必要な先行研究や研究対象地域に関する文献を把握し、リストに追加する。可能な限りこれらを入手し、読み進めておく。 (5時間) 【事後学習】質疑応答をふまえ、リストを修正する。また、先行研究の概要をレジュメ・スライドにまとめる。 (5時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
先行研究の概要を把握しよう
【事前学習】第3回の事後学習に引き続き、先行研究の概要をレジュメ・スライドにまとめる。 (5時間) 【事後学習】質疑応答をふまえ、レジュメ・スライドを修正する。また、研究対象地域に関する文献を読み、これがどのような特徴をもつ地域かレジュメ・スライドにまとめる。 (5時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
研究対象地域の特徴を把握しよう
【事前学習】研究対象地域に関する文献を読み、これがどのような特徴をもつ地域かレジュメ・スライドにまとめる。 (5時間) 【事後学習】質疑応答をふまえ、レジュメ・スライドを修正する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
データを入手しよう①地図類
【事前学習】論文の執筆に必要な地図類とその所蔵先・販売元などをリストに追加し、レジュメにまとめる。可能な限り、これらの電子データを入手しておく。 (5時間) 【事後学習】質疑応答をふまえ、リストを修正する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
データを入手しよう②統計資料
【事前学習】論文の執筆に必要な統計資料とその入手方法について調べ、リストに追加する。可能な限り、これらの電子データを入手しておく。 (5時間) 【事後学習】質疑応答をふまえ、リストを修正する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
図表を作成しよう①図
【事前学習】第6~7回の授業内容をふまえ、GISやExcelで地図・グラフを作成し、これらからどのようなことが読み取れるかレジュメにまとめる。 (5時間) 【事後学習】質疑応答をふまえ、図を修正する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
図表を作成しよう②表
【事前学習】第6~7回の授業内容をふまえ、Excelなどで表を作成し、これらからどのようなことが読み取れるかレジュメにまとめる。 (5時間) 【事後学習】質疑応答をふまえ、表を修正する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
長期休暇中に調査を実施しよう①訪問先の選定
【事前学習】現地調査の訪問先(図書館・資料館・官公庁・話者の自宅など)について検討し、そこでどのような資料や情報が入手可能かレジュメにまとめる。 (5時間) 【事後学習】質疑応答をふまえ、レジュメを修正する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
長期休暇中に調査を実施しよう②聞き取り調査・アンケート調査の項目の作成
【事前学習】現地で実施する聞き取り調査やアンケート調査の内容(項目)について検討し、調査票を作成する。 (5時間) 【事後学習】質疑応答をふまえて質問項目を修正し、これを完成させる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
長期休暇中に調査を実施しよう③日程を組む
【事前学習】第10~11回の授業内容をふまえて調査日程を組み、おおよその予算を把握する。これらの概要をレジュメにまとめる。 (2時間) 【事後学習】質疑応答をふまえ、調査日程・予算を修正する。また、訪問先に調査協力を依頼する。 (5時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
長期休暇中に調査を実施しよう④調査計画の報告
【事前学習】第10~12回の授業内容をもとに現地調査の計画の概要、ならびに、現地調査を通じてどのようなデータ・情報を入手し得るかについてレジュメ・スライドにまとめる。 (5時間) 【事後学習】質疑応答をふまえ、レジュメ・スライドを修正する。第2~13回の学修内容をレポートとしてまとめる。 (5時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
レポートの提出、総括
【事前学習】第13回の事後学習に引き続き、第2~13回の学修内容をレポートとしてまとめる。 (5時間) 【事後学習】現地調査の日程・費用、および訪問先の状況を確認し、必要に応じて調査日程を再調整する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
レポートの講評
【事前学習】第14回の事後学習に引き続き、訪問先の状況を確認する(必要に応じて調査日程を再調整する)。 (2時間) 【事後学習】講評を参考に、レポートを修正する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | ・特に指定しません。 |
参考書 | ・特に指定しません。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:第14回の授業時に提出していただきます。(40%)、授業参画度:ゼミ運営への貢献度、質疑応答時の積極性や発言内容をもとに成績を評価します。(20%)、発表内容をもとに成績を評価します。(40%) ・特段の事情なく出席回数が極端に少ない、発表時に無断で欠席したなどの場合は、大幅な減点の対象となります(やむを得ない事情がおありの方はご相談ください)。ご注意ください。 |
オフィスアワー | ・第1回の授業時にお伝えします。 |