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多言語・多文化社会と日本語教育

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令和7年度入学者 多言語・多文化社会と日本語教育
教員名 リテイ
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 前期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業15回
授業概要 本授業は、多文化共生社会における日本語教育の課題と実践を体系的に学ぶ。言語・非言語コミュニケーション、学習者の習得過程、異文化適応、学習ストラテジーなど、多様な視点から日本語教育を考察する。講義、事例分析、ディスカッションを通じて、異文化間教育の視点を持った日本語教育の可能性を探る。
授業のねらい・到達目標 授業のねらいは、受講者が多言語・多文化社会の視点を踏まえた日本語教育の意義を理解し、多様な学習者の背景を考慮した教育方法を考案できるようになることである。

<到達目標>
(1)日本語教育に必要な基礎知識の習得
   多様な視点から、日本語を第一言語としない人々への日本語教育に関する基本的な知識を理解し、説明できるようになる。
(2)異文化間コミュニケーションの理解と応用
   言語政策、異文化適応、日本語教育におけるコミュニケーション研究などの知見を基に、異文化間コミュニケーションの特性を理解し、日本語教育の場面で適切に活用できるようになる。
(3)日本語教育への実践的応用
   第二言語習得や学習ストラテジーに関する理論を踏まえ、日本語学習者の多様な背景やニーズに対応した教育方法を考案し、実践に結びつける力を養う。

<⽇本⼤学教育憲章との関係>
経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,⽇本語教育学,ひいては⼈⽂学の役割や,倫理的な課題を理解し,説明することができる。(A-1-1)
<ディプロマポリシーとの関係>
この科目は⽂理学部のディプロマポリシーDP6,およびカリキュラムポリシーのCP9に対応している。
授業の形式 講義、演習
授業の方法 教員による講義、学生のグループワーク、教員と学生のディスカッション、演習を組み合わせて行います。
※ 止むを得ない事情で一定期間対面授業に参加できない場合、必ず事前に担当教員までメールで相談してください。
履修条件 ・この科目は「日本語教育コース(学部基礎コース)」の選択必修科目です。
・第1回授業までにCanvas LMSの自己登録を完了し、第1回授業に必ず出席してください。
・第1回の出席者が教室の定員を超える場合は抽選をおこなうことがあります。
授業計画
1 ガイダンス
多言語・多文化社会における日本語教育——共生のためのアプローチ (A-1-1)
【事前学習】事前にシラバスを確認し、授業内容を把握する。 (2時間)
【事後学習】ワークシートの提出 (2時間)
【授業形態】対面授業
2 日本語教育におけるコミュニケーションストラテジー——効果的な対話を目指して (A-1-1)
【事前学習】グループワークの準備 (2時間)
【事後学習】ワークシートの提出 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 待遇コミュニケーションと日本語教育——場・人間関係を意識したコミュニケーション行為 (A-1-1)
【事前学習】グループワークの準備 (2時間)
【事後学習】ワークシートの提出 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 日本語教育における言語・非言語コミュニケーション——伝達の多様性を学ぶ(A-1-1)
【事前学習】グループワークの準備 (2時間)
【事後学習】ワークシートの提出 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 多文化・多言語主義の視点から考える日本語教育——教育の可能性と課題(A-1-1)
【事前学習】グループワークの準備 (2時間)
【事後学習】ワークシートの提出 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 談話の理解と産出を支援する日本語教育——教室内外のコミュニケーションを視野に(A-1-1)
【事前学習】グループワークの準備 (2時間)
【事後学習】ワークシートの提出 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 第一言語・第二言語の習得過程と日本語教育——学習者の発達を理解する(A-1-1)
【事前学習】グループワークの準備 (2時間)
【事後学習】ワークシートの提出 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 第二言語習得と学習ストラテジー——日本語学習を支援する方法 (A-1-1)
【事前学習】グループワークの準備 (2時間)
【事後学習】ワークシートの提出 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 カルチャーショックと異文化適応——日本語学習者の経験を理解する(A-1-1)
【事前学習】グループワークの準備 (2時間)
【事後学習】ワークシートの提出 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 日本語教育における情意的側面——学習動機と心理的要因を考える (A-1-1)
【事前学習】グループワークの準備 (2時間)
【事後学習】ワークシートの提出 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 異文化間教育としての日本語教育——ことばを超えた学び (A-1-1)
【事前学習】グループワークの準備 (2時間)
【事後学習】ワークシートの提出 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 異文化コミュニケーションと日本語教育——言語と文化の架け橋 (A-1-1)
【事前学習】グループワークの準備 (2時間)
【事後学習】ワークシートの提出 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 コミュニケーション教育としての日本語教育——対話の力を育む (A-1-1)
【事前学習】グループワークの準備 (2時間)
【事後学習】ワークシートの提出 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 学習成果発表会(1)(A-1-1)
【事前学習】発表会の準備 (2時間)
【事後学習】ワークシートの提出 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 学習成果発表会(2)(A-1-1)
【事前学習】発表会の準備 (2時間)
【事後学習】ワークシートの提出 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 使用しない
参考書 授業内でその都度紹介する。
成績評価の方法及び基準 レポート(30%)、授業参画度(30%)、課題(40%)
授業参画度は予習や教室活動の参加度、授業への貢献度、毎回のグループワーク(質問・コメント・ディスカッション)などで評価される。オンライン受講の場合もグループ活動に参加する必要があり、物理的な距離など現実問題も考慮するが、評価方法と基準は基本的に対面参加と同様。
オフィスアワー 授業前後、教室にて。また、Canvas LMSとメールでも対応する。具体的な方法はガイダンスおよびCanvas LMS上で連絡する。

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