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令和2年度以降入学者 | 総合研究1~8(能登半島から学ぶ地球の歴史とSDGs) | ||||
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令和元年度以前入学者 | 総合研究1~8(能登半島から学ぶ地球の歴史とSDGs) | ||||
教員名 | 金丸龍夫 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 前期集中 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業(一部遠隔授業) |
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授業の形態 | 対面授業(一部ハイブリッド)と現地実習の組み合わせ |
授業概要 | 環境・社会・経済のバランスをとって持続可能な発展を目指すSDGsは世界的な潮流である。本講義では、SDGsの考えの根幹をなす地球の成り立ちに関する基礎的な事項を事前に学び、その上で、結果として陸地面積を成長させた地震と、それに続いた水害により大きな被害を受けた能登半島での現地実習によりそれらを体験・学習する。大地の成り立ち・人々の歴史を知ることは、持続可能な社会とは何か?自分たちの将来や地球人としてのあり方とは何か?を考えるよい契機となり、更には地方創生意識の醸成も期待できる。 担当教員の一人である森下教授(金沢大学)は、現地紙の地質の専門家である。ゲストティーチャーである須藤氏は、現地で農業を営みながらボランティア活動を行う音楽家である。野外実習では、両氏による経験に基づいた解説を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | <授業のねらい> 能登半島は多様な地質により形成され、現在進行系で陸地が形成されている場所である。能登半島の大地の形成史と、その要因であり災害をもたらす地震や水害の形跡を体感することにより、持続可能な社会とは何か?自分たちの将来や地球人としてのあり方とは何か?などを考える。 <到達目標> 能登半島の地形・地質について説明できる。 持続可能な社会について説明できる。 SDGs、環境問題、とそれらに関連した私たちの暮らしについて説明することができる。 <ディプロマポリシーとの関係> この科目は文理学部のディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP1に対応しています。 <日本大学憲章との関係> 経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて、倫理的な課題を理解し説明することができる。(A-1-1) |
授業の形式 | 講義、実習、オムニバス |
授業の方法 | 本科目は、能登半島での現地実習を主体とします。 現地実習は、9月3〜6日(3泊4日)で金沢駅現地集合解散の予定しています。 実習にかかる費用は自己負担となります(〜7万円程度を予定。食費・集合解散前後の交通費を除く)。 現地実習の前に、通常授業の時間外に5回の事前授業を行います(対面)。 事前授業5回 野外実習では、当日の学習内容のまとめ発表を行う。 現地において、疑問点を洗い出し、議論することでフィードバックとする。 |
履修条件 | 4月17日木曜日6限の時間にラーニングコモンズで本科目の説明会を実施します。履修希望者(または考慮中)は必ず参加すること。どうしてもこの時間に来られない場合は、事前に連絡をいただければ、録画などの対応をしますので、予めCanvas LMSに登録してお知らせください。 申し込み詳細はCanvas LMSで確認すること。 履修するかどうか迷っている場合は、Canvas LMSに登録し、説明会を聴いて判断してください。 応募者が多数いた場合は、申し込み先着順で13名までとします。希望者が少ない場合は、開講しません。 |
授業計画 | |
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1 |
事前授業【日本の地質を愉しむ基礎知識】(A-1)
【事前学習】インターネットで「地質図ナビ」を閲覧し日本全体の地質構造を確認しておくこと (2時間) (2時間) 【事後学習】「地質図ナビ」で授業内で説明したの地質帯を復習しておくこと (2時間) (2時間) 【担当教員】金丸龍夫 【授業形態】対面授業 |
2 |
事前授業【日本・能登半島の成り立ち】(A-1)
【事前学習】能登半島の地質を「地質図ナビ」で閲覧しておくこと (2時間) 【事後学習】「地質図ナビ」で能登半島の地質を復習しておくこと (2時間) 【担当教員】森下知晃 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業 |
3 |
事前授業【能登半島の人々の暮らし】(A-1)
【事前学習】能登半島の地形を「地理院地図」で確認しておくこと (2時間) 【事後学習】「地理院地図」で能登半島の地形を復習しておくこと (2時間) 【担当教員】金丸龍夫・須藤雅彦 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業 |
4 |
事前授業【能登半島とSDGsに関する受講者発表会)】(A-1)
【事前学習】チーム課題のプレゼンを用意すること (2時間) 【事後学習】他チームのプレゼンに対する意見をまとめること (2時間) 【担当教員】金丸龍夫 【授業形態】対面授業 |
5 |
事前授業【事前授業まとめ:能登半島から考える持続可能な社会】(A-1)
【事前学習】前回までの授業資料をまとめておくこと (2時間) 【事後学習】作成したまとめ資料を熟読すること (2時間) 【担当教員】金丸龍夫 【授業形態】対面授業 |
6 |
現地実習【岩石の見方・地質の調べ方】(A-1)
【事前学習】インターネットで岩石の分類法を調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業で紹介された岩石の分類について復習しておくこと (2時間) 【担当教員】金丸龍夫 【授業形態】対面授業 |
7 |
現地実習【岩石の愛で方・地質の楽しみ方】(A-1)
【事前学習】mindat.orgのサイトを閲覧して好みの岩石・鉱物を見つけておくこと (2時間) 【事後学習】岩石と鉱物の違いについて復習しておくこと (2時間) 【担当教員】金丸龍夫 【授業形態】対面授業 |
8 |
現地実習【地質学的視点から石材や河原の石ころを考える】(A-1)
【事前学習】建築物の床面、河原などにどのような岩石があるかメモを取っておくこと (2時間) 【事後学習】石材・石ころの地域性についてまとめること (2時間) 【担当教員】金丸龍夫 【授業形態】対面授業 |
9 |
現地実習【能登半島に特異な地質・岩石】(A-1)
【事前学習】印刷された地質図を用意しておくこと (2時間) 【事後学習】印刷された地質図をもち現地を歩いてみること (2時間) 【担当教員】森下知晃 【授業形態】対面授業 |
10 |
現地実習【岩石から環境変遷を読み解く方法】(A-1)
【事前学習】GISを用いた能登半島の地質図を携帯電話に読み込んでおくこと (2時間) 【事後学習】地質図に位置情報を重ね合わせる作業を行う (2時間) 【担当教員】森下知晃 【授業形態】対面授業 |
11 |
現地実習【能登半島地震の形跡】(A-1)
【事前学習】地震前後の衛星画像を確認しておくこと (2時間) 【事後学習】隆起地点ごとの特徴をまとめること (2時間) 【担当教員】森下知晃 【授業形態】対面授業 |
12 |
現地実習【能登半島豪雨災害の形跡】(A-1)
【事前学習】GISにより水系図を作成すること (2時間) 【事後学習】水系と実際の被害状況を重ね合わせる (2時間) 【担当教員】森下知晃 【授業形態】対面授業 |
13 |
現地実習【地元住民からみる能登の諸問題「再エネ・復興」】(A-1)
【事前学習】能登半島にある電力関連施設を調べておくこと (2時間) 【事後学習】現地の人々と電力関連施設の関連性をまとめる (2時間) 【担当教員】金丸龍夫・須藤雅彦 【授業形態】対面授業 |
14 |
現地実習【復興プロジェクト「つなぐ・おわん」と人々の関わり】(A-1)
【事前学習】能登半島でのボランティア活動状況をインターネットを用いて調べておくこと (2時間) 【事後学習】実際のボランティア活動状況をまとめること (2時間) 【担当教員】金丸龍夫・須藤雅彦 【授業形態】対面授業 |
15 |
現地実習【野外実習のまとめ(担当:金丸)】(A-1)
【事前学習】現地で取ったデータを集めておくこと (2時間) 【事後学習】現地実習の成果をまとめること (2時間) 【担当教員】金丸龍夫 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 授業内で課す課題(100%) 事前授業での地形地質・ジオパーク・SDGsに関するチーム発表(30点)および各自の事後課題レポート(30点)、 野外実習時のまとめ勉強会でのチーム発表(40点)を授業内で課す課題とする。 |
オフィスアワー | Canvas LMSにより随時受け付ける. |