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令和7年度以降入学者 | 総合研究1~8(海外実地研究「済州島の気象と地形」) | ||||
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令和2年度以降入学者 | 総合研究1~8(海外実地研究「済州島の気象と地形」) | ||||
教員名 | 三隅良平 宇野史睦 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 前期集中 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面授業と現地実習の組み合わせ |
授業概要 | 朝鮮半島南西沖に位置する済州島は、「済州火山島と溶岩洞窟群」が世界遺産に登録されるなど、地球科学を学習する上での素材の宝庫である。また島の中央には韓国の最高峰であるハルラ山がそびえており、それが島の気象に影響している。本講義では済州島を題材として、その地形や気象の特性を座学を通して学ぶとともに、実際に現地を訪問して観察・調査を行うことにより、島が気象に及ぼす影響や、火山活動による地形形成過程について、地球科学的な視点と方法により理解する。 |
授業のねらい・到達目標 | <授業のねらい> 済州島は面積2,000km²足らずの小さな島であるが、過去の火山活動に伴う特徴的な地形を有するとともに、山岳の影響で島内の気象も変化に富む。講義と現地実習を通じて、地形の形成史や山地が気象に及ぼす影響を理解する。 <到達目標> 1.済州島における特徴的な地形(万丈窟、城山日出峰、柱状節理など)について、その形成過程を説明できる。 2.ハルラ山が済州島の気象に及ぼす影響を説明できる。 <ディプロマポリシー及びカリキュラムポリシーとの関係> この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP3 およびカリキュラムポリシーCP3 に対応している。 <日本大学教育憲章との関係> 物事を論理的に説明することができる。(A-3-1) |
授業の形式 | 講義、実習、オムニバス |
授業の方法 | 本科目は、済州島での現地実習を主体とします。 現地実習は9月に羽田空港集合解散の4泊5日を予定しています。 実習にかかる経費は自己負担となります(14万円程度を予定)。 現地実習の前に、6回の事前授業を行います(対面)。 事前授業:8/28~29(2~4限×2日) 現地実習:9/8~12(4泊5日) |
履修条件 | 4月16日(水)12:20~12:50に8号館1階レクチャーホールにて、本科目の説明会を実施します。履修希望者(または考慮中)は必ず参加すること。どうしても参加できない場合には、連絡をもらえれば、資料送付などの対応をします。 申し込み詳細はCanvasLMSで確認すること。 履修登録は、参加者確定後に一括登録を行います。 履修するかどうか迷っている場合は、CanvasLMSに登録し、説明会を聞いて判断して下さい。 履修希望者が15名に達しない場合は、開講しません。 |
授業計画 | |
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1 |
済州島の地質学的な歴史(済州島の成り立ちについて学ぶ)(A-3)
【事前学習】済州島の地形の形成史について調べておくこと (3時間) 【事後学習】授業で学習した内容を復習し、済州島の地質学的な歴史について理解すること (3時間) 【担当教員】三隅良平 【授業形態】対面授業 |
2 |
地形・地質の調査法(現地実習において地形・地質を調査する方法を学ぶ)(A-3)
【事前学習】地形・地質の調査法について予め調べておくこと (3時間) 【事後学習】授業で学習した内容を復習し、地形・地質の調査法を理解すること (3時間) 【担当教員】三隅良平 【授業形態】対面授業 |
3 |
済州島の特徴的な地形(現地実習で調査する地形について学習する)(A-3)
【事前学習】済州島の特徴的な地形を予め調べておくこと (3時間) 【事後学習】授業で学習した内容を復習し、済州島の特徴的な地形について理解すること (3時間) 【担当教員】三隅良平 【授業形態】対面授業 |
4 |
済州島の気象(その1)(済州島の気候特性について学習する)(A-3)
【事前学習】済州島の気候特性を予め調べておくこと (3時間) 【事後学習】授業で学習した内容を復習し、済州島の気候特性について理解すること (3時間) 【担当教員】宇野史睦 【授業形態】対面授業 |
5 |
済州島の気象(その2)(数値予報データを用いて、リアルタイムで済州島の気象を調べる方法を学習する)(A-3)
【事前学習】数値予報に関することを予め調べておくこと (3時間) 【事後学習】授業で学習した内容を復習し、数値予報データを用いて、リアルタイムで済州島の気象を調べる方法を理解すること (3時間) 【担当教員】三隅良平 【授業形態】対面授業 |
6 |
目視による気象観測法(A-3)
【事前学習】十種雲形に関することを予め調べておくこと (3時間) 【事後学習】授業で学習した内容を復習し、目視による気象観測法を理解すること (3時間) 【担当教員】三隅良平 【授業形態】対面授業 |
7 |
溶岩洞窟の特徴(万丈窟)【実地研究】:溶岩洞窟の特徴を調査する(A-3)
【事前学習】溶岩洞窟に関することを予め調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業で学習した内容を復習し、溶岩洞窟の特徴を理解すること (2時間) 【担当教員】三隅良平 【授業形態】対面授業 |
8 |
海底火山の特徴(城山日出峰)【実地研究】:海底火山の噴火口である城山日出峰を調査する(A-3)
【事前学習】海底火山に関することを予め調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業で学習した内容を復習し、城山日出峰の地形・地質を理解すること (2時間) 【担当教員】三隅良平 【授業形態】対面授業 |
9 |
柱状節理の特徴(大浦柱状節理)【実地研究】:火山地形である柱状節理を調査する(A-3)
【事前学習】柱状節理に関することを予め調べておくこと (2時間) 【事後学習】大浦柱状節理の特徴や形成について理解すること (2時間) 【担当教員】三隅良平 【授業形態】対面授業 |
10 |
済州島北部と東部の気象特性【実地研究】:済州島の北部と東部の気象特性を調査する(A-3)
【事前学習】済州島の北部と東部の気象特性に関することを予め調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業で学習した内容を復習し、済州島の北部と東部の気象特性について理解すること (2時間) 【担当教員】三隅良平 【授業形態】対面授業 |
11 |
ハルラ山の地形と地質【実地研究】:ハルラ山の高度による地形・地質の違いを調査する(A-3)
【事前学習】ハルラ山に関することを予め調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業で学習した内容を復習し、ハルラ山の高度による地形・地質の違いについて理解すること (2時間) 【担当教員】三隅良平 【授業形態】対面授業 |
12 |
ハルラ山の気象【実地研究】:ハルラ山の高度による気象の違いを調査する(A-3)
【事前学習】ハルラ山に関することを予め調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業で学習した内容を復習し、ハルラ山の高度による気象の違いについて理解すること (2時間) 【担当教員】三隅良平 【授業形態】対面授業 |
13 |
韓国気象研究所見学【実地研究】:世界最大級の雲チャンバーを見学し、その特性を学習する(A-3)
【事前学習】雲チャンバーに関することを予め調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業で学習した内容を復習し、雲チャンバーについて理解すること (2時間) 【担当教員】宇野史睦 【授業形態】対面授業 |
14 |
済州島南部と北部の気象特性【実地研究】:済州島南部から北部に移動し、気象の違いを調査する。(A-3)
【事前学習】に済州島南部と北部の気象特性ついて予め調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業で学習した内容を復習し、済州島南部と北部の気象特性について理解すること (2時間) 【担当教員】宇野史睦 【授業形態】対面授業 |
15 |
実地研究のまとめ【実地研究】:実地研究で学習した内容をとりまとめる(A-6)
【事前学習】実地研究で作成したフィールドノートをまとめておく (2時間) 【事後学習】実地研究の成果をまとめること (2時間) 【担当教員】三隅良平 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 授業において指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:座学および実地研究で学習した内容をレポートにまとめて提出すること(100%) |
オフィスアワー | 原則としてメールでの対応とする。 |