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フランス語1

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令和2年度以降入学者 フランス語1
教員名 八木悠允
単位数    1 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 外国語科目
学期 前期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業を行います。課題の指示は授業内で行いますが、必要に応じてCanvas LMSで課題の提示を行う場合もあります。
授業概要 フランス語を初めて学ぶ人のための授業です。これまで英語を唯一の外国語として学んできた学生が、第二外国語としてフランス語を学び始めるための導入の学習を行います。
基本的な綴り字の読み方から、基礎的な文法、挨拶や自己紹介など簡単な内容のコミュニケーションができるようになることを目指します。おおよその目安としては、仏検5級から4級程度のフランス語力を養います。
そのために、教科書に即して、その場で受講者間で会話練習や語彙学習を実践する時間を毎回設けます。

状況によって、もしもオンライン授業となった場合、Zoomを使って教室と同様の環境を作り、同時双方向型の授業を実施します。
授業のねらい・到達目標 ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR/CECRL)のA1手前のレベルを到達目標とします。
A1の目標とは具体的には次のようなものです。

 -綴り字と発音の規則から始めて、基礎的な文法の知識を身につけ、それを利用して簡単な文章や簡単なコミュニケーションを行うことができるようになることを目指します。
 -あいさつ、道案内、お店での注文、自己紹介といったフランス語圏で日常的に必要になる表現やごく基本的なフレーズが使えるようになることを目指します。
 -また、フランス語で簡単な内容を質問したり答えたりすることができることを目指します。

〈日本大学教育憲章との関係〉
・世界諸国の歴史や政治、経済、文化、価値観、信条などの現状を概説できる。(A-2-1)
・仮説に基づく課題や問題を提示し、客観的な情報を基に、論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる。(A-3-1)
・親しい人々とのコミュニケーションを通じて相互に意思を伝達することができる。(A-6-1)

〈ディプロマポリシーとの関係〉
この科目は文理学部のDP及びCPの2, 3, 6に対応しています。
授業の形式 講義、演習
授業の方法 授業の形式【講義・演習】

【初回授業時】
簡単な自己紹介、学習方法、使用する教科書および辞書の説明、また、綴り字の発音やごく基本的なあいさつについての導入的な説明をします。
受講希望人数が50名以上の場合、初回授業で抽選を行うため、教科書は事前に購入しないでください。
受講が決定した学生は、第二回の授業までにテキストを準備してください。

【第二回以降〜】
1. 事前予習
・教科書に掲載されているフランス語の会話文の音声を聞き、発音をまねして、テキストを見ながら発音できる状態になっておいてください。この授業ではフランス語を実際に話したり使ったりすることに重点を置くので、必ず音声を用いた予習をしてください。

2. 授業当日
・予習がきちんとできているか、語彙や発音の小テストを行います。この小テストと教科書の練習問題が期末試験の土台になるので、間違えた箇所は必ずメモし、復習するようにしてください。
・教科書に基づき、学生同士でダイアローグの練習を行なってもらいます。間違いを恐れず、教科書のモデルをもとに、積極的にフランス語を話してください。
・この授業は「フランス語を実際に話すこと」に特に重点を置き、ペアワークや発音実践を受講者に課し、評価します。

3. 事後学習
・教科書の音声を聞き、それを参考に、何度も繰り返し発音して、学習した表現を定着させてください。

本授業の事前・事後学習は,合わせて180分(3時間)の学習を目安とします。

【期末試験】
到達度を確認するために対面で筆記試験を行います。筆記試験は、小テストで扱った語彙や練習問題を土台に作成するので、授業の復習を入念に行ってください。ただし、普段の授業におけるペアワークや発音練習が評価の上でも極めて重要であることを認識しておいてください。
履修条件 ・第1回授業に必ず出席すること。
・ペアワークや発音練習に積極的に参加できること。
・フランス語1(前期)・2(後期)は同一教員の授業を受講すること。
・第1回授業で50名を超えた場合は抽選をおこないます。初回授業で抽選をするため、第1回目の授業に出席していない者の履修は認められません。
授業計画
1 授業の進め方の説明をし、必要に応じて抽選を行う(そのため、教科書は事前に購入しないでください)。フランス語の音声に慣れ、アルファベットや数字、綴り字の読み方、簡単なあいさつを覚えましょう。(A-6-1) 【対面授業】
【事前学習】フランスやフランス語について知っていることを頭の中で整理しておいてください。 (0.5時間)
【事後学習】授業で習った発音を練習する。教科書の指示に従って、音声をダウンロードする(教科書のサイトは以下の通り:https://stream.e-surugadai.com/books/isbn978-4-411-00932-6/)。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
2 第1課 初対面での挨拶、簡単な自己紹介とともに、男性形、女性形など、フランス語の基礎を学びます。 (A-6-1) 【対面授業】
【事前学習】授業で用いる会話文を聞き、シャドーイングして、テキストと発音を結びつける。意味がわからなくても構いません。 (1.5時間)
【事後学習】発音の基礎を復習する。録音音声をよく聞き、口の形を意識しながら何度も発音し、綴り字の読み方と音をできるだけ体得すること。第1課の単語vocabulaireと表現expressionsの復習と暗記、練習問題の復習。 (1.5時間)
【授業形態】対面授業
3 第1課の続き。第2課 自己紹介の仕方、男性形と女性形、簡単な疑問文、出身地の言い方を学びます。(A-3-1)【対面授業】
【事前学習】授業で用いる会話文を聞き、シャドーイングして、テキストと発音を結びつける。意味がわからなくても構いません。 (1.5時間)
【事後学習】第2課の単語vocabulaireと表現expressionsの復習と暗記、練習問題の復習。 (1.5時間)
【授業形態】対面授業
4 第2課の続き。第3課 動詞の使い方と種類について学び、簡単な会話表現について学びます。(A-6-1) 【対面授業】
【事前学習】授業で用いる会話文を聞き、シャドーイングして、テキストと発音を結びつける。意味がわからなくても構いません。 (1.5時間)
【事後学習】第3課の単語vocabulaireと表現expressionsの復習と暗記、練習問題の復習。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 第3課の続き。第4課 自分の好きなものについて話す表現と、否定形について学びます。(A-6-1)
【事前学習】授業で用いる会話文を聞き、シャドーイングして、テキストと発音を結びつける。意味がわからなくても構いません。 (1.5時間)
【事後学習】第4課の単語vocabulaireと表現expressionsの復習と暗記、練習問題の復習。 (1.5時間)
【授業形態】対面授業
6 第1課から第4課までの復習。 第5課 avoirを用いた表現(年齢、所有)を学びます。(A-6-1)【対面授業】
【事前学習】第1課から第4課までの会話文や、表現、単語などを復習し暗記しましょう。また、第5課の授業で用いる会話文を聞き、シャドーイングして、テキストと発音を結びつける。意味がわからなくても構いません。 (2時間)
【事後学習】第4課の単語vocabulaireと表現expressionsの復習と暗記、練習問題の復習。 (1時間)
【授業形態】対面授業
7 第5課の続き。 否定文におけるdeの用法について学びます。 (A-6-1) 【対面授業】
【事前学習】授業で用いる会話文を聞き、シャドーイングして、テキストと発音を結びつける。意味がわからなくても構いません。 (1.5時間)
【事後学習】第5課の単語vocabulaireと表現expressionsの復習と暗記、練習問題の復習。 (1.5時間)
【授業形態】対面授業
8 第6課 移動表現、所有形容詞、曜日、時間帯の表現などを学びます。(A-6-1)【対面授業】
【事前学習】授業で用いる会話文を聞き、シャドーイングして、テキストと発音を結びつける。意味がわからなくても構いません。 (1.5時間)
【事後学習】覚えることが多くなってきます。第6課の単語vocabulaireと表現expressionsの復習と暗記、練習問題の復習をしっかりとしましょう。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 第6課の復習。第7課 日常的な疑問文、il y a表現、物の位置表現を学びます。(A-6-1) 【対面授業】
【事前学習】授業で用いる会話文を聞き、シャドーイングして、テキストと発音を結びつける。意味がわからなくても構いません。 (1.5時間)
【事後学習】日常で使う名詞が多く出てきます。第7課の単語vocabulaireと表現expressionsの復習と暗記、練習問題の復習をしっかりとしましょう。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 第7課の続き。第8課 形容詞を用いた表現と規則(性数一致)を学びます。(A-6-1)【対面授業】
【事前学習】授業で用いる会話文を聞き、シャドーイングして、テキストと発音を結びつける。意味がわからなくても構いません。 (1.5時間)
【事後学習】第8課の単語vocabulaireと表現expressionsの復習と暗記、練習問題の復習をしっかりとしましょう。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 第5課から第8課までの復習。 第9課 国名、都市名での前置詞の使い分けなどを学びます。(A-6-1)【対面授業】
【事前学習】第5課から第8課までの会話文や、表現、単語などを復習し暗記しましょう。また、第9課の授業で用いる会話文を聞き、シャドーイングして、テキストと発音を結びつける。意味がわからなくても構いません。 (3時間)
【事後学習】第9課の単語vocabulaireと表現expressionsの復習と暗記、練習問題の復習をしっかりとしましょう。 (1時間)
【授業形態】対面授業
12 第9課 季節表現、休暇での過ごし方についての表現を学びます。(A-6-1) 【対面授業】
【事前学習】授業で用いる会話文を聞き、シャドーイングして、テキストと発音を結びつける。意味がわからなくても構いません。 (1.5時間)
【事後学習】第9課の単語vocabulaireと表現expressionsの復習と暗記、練習問題の復習をしっかりとしましょう。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 第10課 会話での重要表現(Je ne sais pas)や、願望(vouloir)、可能(pouvoir)表現を学びます。(A-6-1) 【対面授業】
【事前学習】授業で用いる会話文を聞き、シャドーイングして、テキストと発音を結びつける。意味がわからなくても構いません。 (1.5時間)
【事後学習】第10課の単語vocabulaireと表現expressionsの復習と暗記、練習問題の復習をしっかりとしましょう。 (1.5時間)
【授業形態】対面授業
14 第10課の続き。第11課。時間あらわす単語、縮約について学びます。待ち合わせなどで必要な表現を使えるようになりましょう。(A-6-1) 【対面授業】
【事前学習】授業で用いる会話文を聞き、シャドーイングして、テキストと発音を結びつける。意味がわからなくても構いません。 (1.5時間)
【事後学習】第11課の単語vocabulaireと表現expressionsの復習と暗記、練習問題の復習をしっかりとしましょう。 (1.5時間)
【授業形態】対面授業
15 第11課の続き。義務(devoir)表現と、疑問詞(quel)を用いた表現を学びます。(A-6-1)
第1課から第11課までの内容をもとに授業内で試験を行います。【対面授業】
【事前学習】第1課から第11課までの練習問題を復習する。 (4時間)
【事後学習】フランス語の発音、表現について復習する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 Vincent Chardonnereau, Grégory Schmitt  『セ・パルティ!』 駿河台出版社 2025年
ISBN:978-4-411-00932-6
https://www.e-surugadai.com/books/isbn978-4-411-00932-6
参考書 倉方秀憲編 『プチ・ロワイヤル仏和辞典 第5版 小型版』 旺文社 2020年 第5版
『ディコ仏和辞典 (中條屋進ほか)』 白水社 2016年
仏和辞典は、参考書として指示したものをできるだけ用意してください。
成績評価の方法及び基準 試験(40%)、授業内テスト:(語彙テスト、発音テストなど)(30%)、授業参画度:(学生同士のダイアローグの練習への取り組み具合、練習問題の実施度合いを評価する)(30%)
・「出席点」というものは存在しないので、授業中のペアワークや提出物等で参加度合いを教員にきちんと示してください。フランス語を話さずただ席に座っているだけの場合、また、参加度合いが教員にわかる形で示されていない場合、「授業参画度」は0ポイントになります。
オフィスアワー 質問は簡単なものであれば授業内で対応します。その他のものについてはメールで受け付けます。
備考 ・教科書、ノート、筆記用具を必ず授業に持参してください。
・練習問題のコピーや解答は配布しないので、予習、授業中、復習のために、必ずノートを取るようにしてください。
・ペアワークを行うために座席指定や教室内の移動を行う場合があります。
・許可された場合を除き、授業中のスマートフォンの使用を禁止します。

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