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哲学特殊講義1

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令和6年度以前入学者 哲学特殊講義1
教員名 三平正明
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 哲学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業概要 言葉の意味とは何か:言葉には、二種類の意味があると考えられています。一つは意味論的意味で、これは、文脈とは無関係に言語表現それ自体が有する意味、すなわち、字義通りの意味のことです。もう一つは語用論的意味です。こちらは、話し手が実際に文脈の中で言葉を使って伝達しようとする意味に関わります。この講義では、前者の意味論的意味を取り上げます。フレーゲやラッセルの仕事から出発して、構成性、指示と量化、時制と様相などの問題群を取り上げていく予定です。(後期の「哲学特殊講義2」では、意味の語用的側面を取り上げる予定です。)
授業のねらい・到達目標 (1) 真理条件といった意味論の基本概念を理解して、それを説明することができる。
(2) 指示と量化の仕組みを把握し、またそれに関わる哲学的問題について議論することができる。
(3) 時制や様相表現について意味論的説明を与えることができる。



この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1,4及びカリキュラムポリシーCP1,4に対応しています。
〇 真・善・美・聖の探究から得られた豊かな知識と教養に基づいて、自己の倫理観をもって、人間と社会の倫理的な課題に向き合うことができる。(A-1-3)
〇 文献や資料の読解・解釈を通じて、あるいは、現代の思想的状況を注意深く考察することによって、哲学的問題を発見し、解決策を考えることができる。(A-4-3)
授業の形式 講義
授業の方法 (1) 言語哲学に関するいくつかの文献資料や授業メモを配布します。授業の進展に応じて、配布した資料を事前に読んでおいてください。
(2) 重要事項については、小テストを適宜実施します。実施後、ポイントの解説を行います。
履修条件 なし
授業計画
1 ガイダンス(授業のテーマ、到達目標、授業の方法について説明する)
【事前学習】シラバスを事前に確認しておく。 (1時間)
【事後学習】配布プリントを再読し、授業時に言及された著作があれば目を通して、理解をさらに深める。 (1時間)
【授業形態】対面授業
2 意義と意味
【事前学習】事前に配布されたプリントに目を通して、疑問点や意見をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントを再読し、授業時に言及された著作があれば目を通して、理解をさらに深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 色合いと力
【事前学習】事前に配布されたプリントに目を通して、疑問点や意見をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントを再読し、授業時に言及された著作があれば目を通して、理解をさらに深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 合成性
【事前学習】事前に配布されたプリントに目を通して、疑問点や意見をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントを再読し、授業時に言及された著作があれば目を通して、理解をさらに深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 文脈と意味
【事前学習】事前に配布されたプリントに目を通して、疑問点や意見をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントを再読し、授業時に言及された著作があれば目を通して、理解をさらに深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 指示表現の多様性
【事前学習】事前に配布されたプリントに目を通して、疑問点や意見をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントを再読し、授業時に言及された著作があれば目を通して、理解をさらに深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 固有名
【事前学習】事前に配布されたプリントに目を通して、疑問点や意見をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントを再読し、授業時に言及された著作があれば目を通して、理解をさらに深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 確定記述
【事前学習】事前に配布されたプリントに目を通して、疑問点や意見をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントを再読し、授業時に言及された著作があれば目を通して、理解をさらに深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 普通名詞
【事前学習】事前に配布されたプリントに目を通して、疑問点や意見をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントを再読し、授業時に言及された著作があれば目を通して、理解をさらに深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 存在と述定
【事前学習】事前に配布されたプリントに目を通して、疑問点や意見をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントを再読し、授業時に言及された著作があれば目を通して、理解をさらに深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 時間表現
【事前学習】事前に配布されたプリントに目を通して、疑問点や意見をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントを再読し、授業時に言及された著作があれば目を通して、理解をさらに深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 可能性と必然性
【事前学習】事前に配布されたプリントに目を通して、疑問点や意見をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントを再読し、授業時に言及された著作があれば目を通して、理解をさらに深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 義務と許可
【事前学習】事前に配布されたプリントに目を通して、疑問点や意見をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントを再読し、授業時に言及された著作があれば目を通して、理解をさらに深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 さまざまな条件文
【事前学習】事前に配布されたプリントに目を通して、疑問点や意見をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントを再読し、授業時に言及された著作があれば目を通して、理解をさらに深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 試験と解説(A-1-3, A-4-3)
【事前学習】第2回~第14回の内容を復習しておく。 (4時間)
【事後学習】学んだ事項を整理しておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 なし。プリントや資料を配布します。
参考書 松阪陽一 『言語哲学重要論文集』 春秋社 2013年
飯田隆 『言語哲学大全I 増補改訂版』 勁草書房 2022年
八木沢敬 『はじめての言語哲学』 岩波書店 2020年
川添愛 『ヒトの言葉 機械の言葉 (角川新書)』 KADOKAWA 2020年
ポール・ポートナー(著)片岡宏仁(翻訳) 『意味ってなに?』 勁草書房 2015年
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(50%)、授業参画度(50%)
【授業参画度】は小課題等によって評価します。
【授業内テスト】は、最終回に実施します。
*授業達成目標の A-1-3 と A-4-3 は、授業における学修の積み重ねの結果、授業の最後に達成されます。そして、その評価は、授業参画度と授業内テストをあわせて行われます。
オフィスアワー 授業終了時またはメールで受け付けます。

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