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令和2年度以降入学者 | 日本語学入門2 | ||||
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教員名 | 大江元貴 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 国文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業概要 | 日本語学とは日本語をめぐる様々な言語事象を相対的・客観的な視点から理解するための学問である。この授業では、日本語学の諸領域を概観しながら、受講生自身が日本語学的な視点をもって日本語を観察・分析することができるようになることを目指す。 後学期は教科書の後半部分(文字と表記、敬語、方言と共通語、日本語教育、社会言語学、コンピュータ言語学、心理言語学、対照言語学、文化人類学)を扱う。 |
授業のねらい・到達目標 | (1)言語学のものの見方・考え方を自分のことばで説明できるようになる。 (2)自分たちがふだん使っている「ことば」について分析的に見ることができるようになる。 (3)ことばに限らず、ものごとの背後にある「しくみ」を⾒出す感覚を身につける。 この科目は、文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1,2,3,8及びカリキュラムポリシーCP1,2,3,8に対応している。 ・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて、日本文学・日本語学研究、ひいては人文学の役割や、倫理的な課題を理解し、説明することができる。(A-1-1) ・日本文学・日本語学研究を学びながら、それらと深く関わる世界諸国の歴史や政治、経済、文化、価値観、信条などの現状を概説できる。(A-2-1) ・日本文学・日本語学研究を中心としながら、仮説に基づく課題や問題を提示し、客観的な情報を基に、論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる。(A-3-1) ・日本文学・日本語学研究の専門性を身につけながら、自己の学修経験の振り返りを継続的に行うことができる。(A-8-1) |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | ・対面による講義形式でおこなう。 ・授業に関する連絡、資料の配布、課題・レポートの提出は Canvas LMS でおこなう。 ・教科書と配布資料を用いて授業をおこなう。第1回授業までに教科書を購入すること。 ・配布資料は Canvas LMS に掲載するので各自でDLや印刷を行うこと(紙での配布はおこなわない)。 ・遠隔授業はおこなわない。やむをえない理由により一定期間対面授業に参加できない場合は別途課題を課して対応する。 |
履修条件 | ・第2回授業までに Canvas LMS に自己登録すること。(第2回授業までに自己登録されていない場合は、受講を認めない。) ・第2回授業までに最低1回は出席すること。(第1回・第2回ともに欠席した場合は、やむをえない事情による場合を除き、受講を認めない。) |
授業計画 | |
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1 |
文字と表記(1) 日本語の文字の種類 (A-1-1)(A-2-1)(A-3-1)(A-8-1) 【事前学習】教科書 pp.110-115 を読み、疑問点・不明点を整理しておく。特に漢字の特徴について確認すること。 (2時間) 【事後学習】授業の内容をふまえ、教科書をもう一度よく読み、内容を理解する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
文字と表記(1) 漢字 (A-1-1)(A-2-1)(A-3-1)(A-8-1) 【事前学習】教科書 pp.115-120 を読み、疑問点・不明点を整理しておく。特に漢字の特徴について確認すること。 (2時間) 【事後学習】授業の内容をふまえ、教科書をもう一度よく読み、内容を理解する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
文字と表記(3) 仮名、文字生活 (A-1-1)(A-2-1)(A-3-1)(A-8-1) 【事前学習】教科書 pp.120-126 を読み、疑問点・不明点を整理しておく。特に仮名文字の特徴について確認すること。 (2時間) 【事後学習】授業の内容をふまえ、教科書をもう一度よく読み、内容を理解する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
敬語(1) 敬語表現の分類 (A-1-1)(A-2-1)(A-3-1)(A-8-1) 【事前学習】教科書 pp.128-132 を読み、疑問点・不明点を整理しておく。特に「謙譲語Ⅰ」と「謙譲語Ⅱ(丁重語)」の違いを確認すること。 (2時間) 【事後学習】授業の内容をふまえ、教科書をもう一度よく読み、内容を理解する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
敬語(2) 敬語の変化、敬語行動 (A-1-1)(A-2-1)(A-3-1)(A-8-1) 【事前学習】教科書 pp.132-140 を読み、疑問点・不明点を整理しておく。特に地域社会の敬語行動の特徴について確認すること。 (2時間) 【事後学習】授業の内容をふまえ、教科書をもう一度よく読み、内容を理解する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
方言と共通語(1) 方言と地域差 (A-1-1)(A-2-1)(A-3-1)(A-8-1) 【事前学習】教科書 pp.142-150 を読み、疑問点・不明点を整理しておく。特に方言の伝播の特徴について確認すること。 (2時間) 【事後学習】授業の内容をふまえ、教科書をもう一度よく読み、内容を理解する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
方言と共通語(2) 方言の変化 (A-1-1)(A-2-1)(A-3-1)(A-8-1) 【事前学習】教科書 pp.151-159 を読み、疑問点・不明点を整理しておく。特に最近の方言の変化の特徴について確認すること。 (2時間) 【事後学習】授業の内容をふまえ、教科書をもう一度よく読み、内容を理解する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
日本語教育 (A-1-1)(A-2-1)(A-3-1)(A-8-1) 【事前学習】教科書 pp.162-178 を読み、疑問点・不明点を整理しておく。特に日本語教育の考え方について確認すること。 (2時間) 【事後学習】授業の内容をふまえ、教科書をもう一度よく読み、内容を理解する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
社会言語学(1) 社会言語学とは何か (A-1-1)(A-2-1)(A-3-1)(A-8-1) 【事前学習】教科書 pp.180-189 を読み、疑問点・不明点を整理しておく。特に社会言語学の考え方について確認すること。 (2時間) 【事後学習】授業の内容をふまえ、教科書をもう一度よく読み、内容を理解する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
社会言語学(2) 言語と社会活動 (A-1-1)(A-2-1)(A-3-1)(A-8-1) 【事前学習】教科書 pp.189-194 を読み、疑問点・不明点を整理しておく。特に敬語とポライトネスの関係について確認すること。 (2時間) 【事後学習】授業の内容をふまえ、教科書をもう一度よく読み、内容を理解する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
コンピュータ言語学 (A-1-1)(A-2-1)(A-3-1)(A-8-1) 【事前学習】教科書 pp.196-209 を読み、疑問点・不明点を整理しておく。特にコンピュータ言語学の考え方について確認すること。 (2時間) 【事後学習】授業の内容をふまえ、教科書をもう一度よく読み、内容を理解する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
心理言語学 (A-1-1)(A-2-1)(A-3-1)(A-8-1) 【事前学習】教科書 pp.210-219 を読み、疑問点・不明点を整理しておく。特に心理言語学の考え方について確認すること。 (2時間) 【事後学習】授業の内容をふまえ、教科書をもう一度よく読み、内容を理解する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
対照言語学(1) 対照研究とは何か (A-1-1)(A-2-1)(A-3-1)(A-8-1) 【事前学習】教科書 pp.222-231 を読み、疑問点・不明点を整理しておく。特に対照言語学の考え方について書く。 (2時間) 【事後学習】授業の内容をふまえ、教科書をもう一度よく読み、内容を理解する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
文化人類学 (A-1-1)(A-2-1)(A-3-1)(A-8-1) 【事前学習】教科書 pp.234-243 を読み、疑問点・不明点を整理しておく。特に文化人類学の考え方について確認すること。 (2時間) 【事後学習】授業の内容をふまえ、教科書をもう一度よく読み、内容を理解する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
後学期のまとめと振り返り (A-1-1)(A-2-1)(A-3-1)(A-8-1) 【事前学習】後学期に学んだ内容を復習する。特に授業で強調したことがらについてよく確認する 。 (2時間) 【事後学習】期末レポートをまとめる。 (4時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 荻野綱男 『現代日本語学入門 改訂版』 明治書院 2018年 第1版 |
参考書 | 教科書に掲載されている[参考文献]を参照のこと。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:授業内容に関する期末エッセイを課す。(30%)、授業内テスト:毎授業後に内容理解を確認するための確認テストを実施する。(70%) |
オフィスアワー | 非常勤講師であるため授業前後かメールで対応します。 |