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令和2年度以降入学者 | 基礎演習1 | ||||
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教員名 | 久保木秀夫 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 国文学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | ・対面授業(zoomによるライブ中継あり)。 ・履修者は初回授業開始時までに必ず、Camvas LMS への登録を済ませておくこと。 |
授業概要 | 近世前期を代表する歌人・俳諧師である松永貞徳の狂歌集『貞徳百首狂歌』を輪読形式で精読します。 発表担当者は一首につき発表資料を作成して口頭発表を行い、質疑応答を通じて理解を深めます。 |
授業のねらい・到達目標 | ・中世説話文学のひとつ『古今著聞集』巻五「和歌」を主対象とし、ひとり1段ずつ担当を決め、口頭発表と、履修生全員による質疑応答とを行っていく。 ・それらを通じて、書誌学(書物の形態に関する学問)・文献学(書物の内容に関する学問)的方法に基づいた、古典文学を研究するための実証的な調査・研究方法を学修していく。 〈ディプロマポリシーとの関係〉 この科目は、文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3,4,5,6,7,8及びカリキュラムポリシーCP3,4,5,6,7,8に対応している。 〈日本大学教育憲章との関係〉 ・日本文学・日本語学研究を中心としながら、仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる。(A-3-2) ・日本文学・日本語学研究に関わる問題の意味を理解し,助言を受けて複数の解決策を提示し説明できる。(A-4-2) ・日本文学・日本語学研究のスキルを身につけながら、新しい挑戦への計画を立て,準備することができる。(A-5-2) ・日本文学・日本語学研究の実践的なスキルを身につけながら、さまざまな人々とのコミュニケーションを通じて相互に意思を伝達することができる。(A-6-2) ・日本文学・日本語学研究の実践的なスキルを身につけながら、集団の活動において,より良い成果を上げるために,指導者のもとで他者と協働し,作業を行うことができる。(A-7-2) ・日本文学・日本語学研究の専門性を身につけながら、自己の学修に関する経験と考えを振り返り,分析できる。(A-8-2) |
授業の形式 | 演習 |
授業の方法 | 授業の形式:【演習】 ・基本的には演習形式。ジャンルと作品の概要、及び調査・研究・発表方法をレクチャーしたあと、授業1回につき2~3人ずつ、担当部分の発表をおこなっていく。 ・発表内容は、くずし字解読、諸本の校合、語釈、本文校訂、現代語訳、先行研究との比較、総合的考察、その他とする。 ・発表者は原則として、発表の1週間前には配付資料を提出する。それをOneDriveの本授業専用フォルダにアップロードするので、他の受講者は当日までに(なるべくプリントアウトの上)通読し、質問事項を考えたり、自身で調べたりしておくこと。 ・それを踏まえて、各回の発表時に質疑応答を行い、教員もコメントを加えていく。 ・フィードバック方法等については、授業内で指示する。 |
履修条件 | 人数調整を行うため、3月30日(日)23時59分までにグーグルフォームで所定の手続きを取ること。 受講許可は、4月5日(土)COMITS2にて発表する。 なお、手続きについては COMITS2「お知らせ」で指示するので必ず確認すること。 |
授業計画 | |
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1 |
スタートアップ:『古今著聞集』について/学期末レポート及び評価基準について/発表内容・方法について/個別発表の担当章段・順番の調整・決定
【事前学習】シラバスをよく読み、『古今著聞集』について調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】配布プリントや講義内容に基づき授業の主旨を復習・理解しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
レクチャー02:書誌学・文献学に基づく古典文学研究について/くずし字の解読方法について
【事前学習】配布プリントの指示部分をあらかじめ読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】授業内容を復習・確認・追加調査しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
レクチャー02:データ探索型webデータベースの利用方法
【事前学習】事前に指示されたデータベース環境を整え、試しに使用してみること。 (2時間) 【事後学習】授業中の説明に基づきデータベースを実際に使用してみること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
レクチャー03:文学資料の用例調査について/くずし字の解読02
【事前学習】配布プリントの指示部分をあらかじめ読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】授業内容を復習・確認・追加調査しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
レクチャー04:論文データベースの利用方法・論文の読み方
【事前学習】事前に指示されたデータベース環境を整え、試しに使用してみること。 (2時間) 【事後学習】授業中の説明に基づきデータベースを実際に使用してみること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
個別発表・質疑応答01
【事前学習】発表者は1週間前までに発表資料を提出。それ以外は事前配布された発表資料を通読し、質疑の準備をしておくこと。 (2時間) 【事後学習】発表者は質疑応答を踏まえて再考・追加調査。それ以外は次の発表に備えて予習。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
個別発表・質疑応答02
【事前学習】発表者は1週間前までに発表資料を提出。それ以外は事前配布された発表資料を通読し、質疑の準備をしておくこと。 (2時間) 【事後学習】発表者は質疑応答を踏まえて再考・追加調査。それ以外は次の発表に備えて予習。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
個別発表・質疑応答03
【事前学習】発表者は1週間前までに発表資料を提出。それ以外は事前配布された発表資料を通読し、質疑の準備をしておくこと。 (2時間) 【事後学習】発表者は質疑応答を踏まえて再考・追加調査。それ以外は次の発表に備えて予習。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
個別発表・質疑応答04
【事前学習】発表者は1週間前までに発表資料を提出。それ以外は事前配布された発表資料を通読し、質疑の準備をしておくこと。 (2時間) 【事後学習】発表者は質疑応答を踏まえて再考・追加調査。それ以外は次の発表に備えて予習。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
個別発表・質疑応答05
【事前学習】発表者は1週間前までに発表資料を提出。それ以外は事前配布された発表資料を通読し、質疑の準備をしておくこと。 (2時間) 【事後学習】発表者は質疑応答を踏まえて再考・追加調査。それ以外は次の発表に備えて予習。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
個別発表・質疑応答06
【事前学習】発表者は1週間前までに発表資料を提出。それ以外は事前配布された発表資料を通読し、質疑の準備をしておくこと。 (2時間) 【事後学習】発表者は質疑応答を踏まえて再考・追加調査。それ以外は次の発表に備えて予習。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
個別発表・質疑応答07
【事前学習】発表者は1週間前までに発表資料を提出。それ以外は事前配布された発表資料を通読し、質疑の準備をしておくこと。 (2時間) 【事後学習】発表者は質疑応答を踏まえて再考・追加調査。それ以外は次の発表に備えて予習。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
個別発表・質疑応答08
【事前学習】発表者は1週間前までに発表資料を提出。それ以外は事前配布された発表資料を通読し、質疑の準備をしておくこと。 (2時間) 【事後学習】発表者は質疑応答を踏まえて再考・追加調査。それ以外は次の発表に備えて予習。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
個別発表・質疑応答09
【事前学習】発表者は1週間前までに発表資料を提出。それ以外は事前配布された発表資料を通読し、質疑の準備をしておくこと。 (2時間) 【事後学習】発表者は質疑応答を踏まえて再考・追加調査。それ以外は次の発表に備えて予習。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
個別発表・質疑応答10/総括
【事前学習】発表者は1週間前までに発表資料を提出。それ以外は事前配布された発表資料を通読し、質疑の準備をしておくこと。 (2時間) 【事後学習】学期末レポートに取り組む。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 『字典かな 出典明記 改訂版 (笠間影印叢刊刊行会)』 笠間書院 1972年 ・教科書の『字典かな』は、同種の字典類をすでに所持している場合は、そちらを用いて構わない(新たに購入する必要はない)。 ・個別発表時の発表資料は、OneDriveの共有フォルダを通じて配布するので、毎回事前に確認・印刷して持参すること。 ・その他も適宜プリントを同様に配付するので、同様に確認・印刷して持参すること。 |
参考書 | 永積安明・島田勇雄 『古今著聞集 (日本古典文学大系84)』 岩波書店 1966年 西尾光一・小林保治 『古今著聞集 (新潮日本古典集成59・76)』 新潮社 1983年 授業中に適宜紹介します。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:個別発表時の質疑応答やアドバイス等を踏まえて、学術レポートとしてまとめ直す。(40%)、授業参画度:授業参画度:自身の発表の充実度、他の受講生への質問回数と内容、ほか授業に関わる積極的な発言や質問などを総合的に判断。(40%)、各回のコメントシートの充実度。(20%) |
オフィスアワー | 木曜昼休み。事前にアポイントを取ること。 |
備考 | ・シラバスの内容は履修生の学修の状況を鑑みて、変更する場合もあり得る。 ・事前学修・事後学修の時間は目安である。 |