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中世文学講義

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令和2年度以降入学者 中世文学講義
教員名 久保木秀夫
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 国文学科
学期 前期 履修区分 選択
授業形態 対面授業
授業の形態 履修者は初回授業開始時までに必ず、Canvas LMS への登録を済ませておくこと。
授業概要 中世文学に関する多種多様な原本資料(=写本・版本・古筆切)を取り上げ、その資料的価値を紹介しながら、種々なジャンル・作品・文献資料・歴史的人物・歴史的背景などについて論じていく。中世文学、及び関連書物の魅力を説きつつ、どのような研究テーマ・研究対象があるかという紹介・提示の機会ともしたい。なお、毎回くずし字の解読にも取り組んでもらう予定である。
授業のねらい・到達目標 〈ディプロマポリシーとの関係〉
・この科目は文理学部(学士(文学))のDP4・CP4に対応している。
〈日本大学教育憲章との関係〉
・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づきつつ,日本文学・日本語学研究の専門性を活用し,自己の倫理観を倫理的な課題に適用することができる。(A-1-3)
授業の形式 講義
授業の方法 ・各回、プリントを配信し、また関連する画像等をモニターで示しながら、講義を行っていく。
・また各回、関連する原本資料(写本・版本・古筆切)の実物などを、なるべく多く回覧しつつ、くずし字を解読する練習も行っていく。
・授業中の積極的な発言を期待したい。そのためLINEで授業専用のオープンチャットを開設し(学籍番号のみで参加可)、質問や問題提起に回答してもらうなど、双方向性を確保した授業としていく。
・フィードバック方法等については、授業内で指示する。
・対面参加が困難な学生については、Canvas LMSのメール機能を用いて、事前に教員に申し出ること。個別事情を勘案し、妥当と判断されれば、zoomによるオンライン受講を認める。
授業計画
1 古典文学研究と原本資料について
【事前学習】シラバスをよく読み、履修者自身の関心の所在を検討してくる。 (2時間)
【事後学習】配布プリントに基づき学修内容を復習しておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
2 藤原俊成と『古来風躰抄』/くずし字を読む
【事前学習】藤原俊成の事績について予習しておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントに基づき学修内容を復習しておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 藤原定家と『古今和歌集』その1・貞応本まで
【事前学習】藤原定家の事績について予習しておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントに基づき学修内容を復習しておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 藤原定家と『古今和歌集』その2・嘉禄本から
【事前学習】『古今和歌集』について予習しておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントに基づき学修内容を復習しておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 藤原定家と『新古今和歌集』
【事前学習】『新古今和歌集』について予習しておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントに基づき学修内容を復習しておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 藤原定家と『源氏物語』『奥入』
【事前学習】『源氏物語』『奥入』について予習しておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントに基づき学修内容を復習しておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 西行・定家・真観・資経と私家集群
【事前学習】私家集について予習しておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントに基づき学修内容を復習しておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 鎌倉時代中期~南北朝の作品と原本資料 十三代集を中心に
【事前学習】十三代集について予習しておく (2時間)
【事後学習】配布プリントに基づき学修内容を復習しておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 伏見天皇・永福門院・京極為兼と京極派和歌
【事前学習】京極派和歌について予習しておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントに基づき学修内容を復習しておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 二条為世と和歌四天王
【事前学習】二条派和歌について予習しておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントに基づき学修内容を復習しておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 正徹と古典書写
【事前学習】正徹について予習しておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントに基づき学修内容を復習しておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 後崇光院と古典書写
【事前学習】正徹について予習しておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントに基づき学修内容を復習しておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 足利義尚と和歌撰集事業
【事前学習】足利義政・義尚について予習しておく (2時間)
【事後学習】配布プリントに基づき学修内容を復習しておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 テスト/フィードバック
【事前学習】テストの準備をしておく。 (2時間)
【事後学習】フィードバックに基づき授業内容を復習する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 全体の振り返りと総括
【事前学習】これまでの学修内容全体を復習しておく。 (2時間)
【事後学習】本授業への学習内容に基づき自身の関心の所在を探る。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 使用しない
参考書 笠間影印叢刊刊行会 『字典かな 出典明記』 笠間書院 1972年
・毎回PDFファイルの資料を配布する。授業前にOneDriveの共有フォルダにアップし、Canvas LMSもしくはLINEで連絡するので、各自ダウンロード(また環境的に可能であればプリントアウト)して持参すること。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト:授業内容の理解度を確認するための学期末テスト。(45%)、授業参画度:講義に関わる積極的な発言や質問、またオープンチャットでの回答状況・回答内容などから総合的に判断。(30%)、各回終了時にGoogleフォームへのコメント送信をしてもらう。その内容的充実度をも考慮に入れる。(25%)
オフィスアワー 随時メールで受け付ける。対応までに時間を要することもある。

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