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令和2年度以降入学者 | アジアの表象文化1 | ||||
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教員名 | 劉娟 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 中国語中国文化学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面授業 |
授業概要 | 「絵本」というジャンルに対して注目されてこなかった中国だが、1990年代末以降外国絵本の翻訳出版に伴い、児童読書と児童教育において絵本の読み聞かせをはじめとする子ども読書をめぐる価値が構築されていった。その過程において、日本発の絵本と絵本観から大きな影響を受けた。中国で翻訳出版された日本をはじめとする外国の絵本を通して、市場経済化、グローバル化の進む現代中国社会における政治、経済、文化、教育の変容の諸相について基礎的な知識を学ぶ。 |
授業のねらい・到達目標 | 「100歳までに読みたい」という身近な絵本を通して、日本の絵本と絵本観は、中国においてどのように受容、再生産されてきたのかを考察する。その考察によって、中国の言語文化、経済・教育政策、読書市場、出版事情、図書館行政等多方面にわたる中国社会の諸事象について多角的に分析することができる。また、このような文化の伝播を通して、絵本に通じる文化表象を比較文化的に理解する能力を身につけ、世界に氾濫している様々な情報を自ら収集し、分類・整理し、論理的・批判的に理解することができる。(A-3-2) この科目は文理学部(学士(文学))のDP及びCPの3に対応しています。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | パワーポイントなどで学習資料を提示し、資料は教室、Canvas LMSなどで配布する。 教室では、受講者同士の意見交換やグループワークでの絵本の読み聞かせなどの協同学習の時間を設ける。また、毎講義内で課されるリアクションペーパーを通じて、各テーマに関する到達度を確認する。さらに、学期末評価では、授業で学んだ知識を活用し、中国社会の諸事象について多角的に分析できているかを示すため、学生が自身のレポートを発表する。 フィードバックの方法は授業内で提示する。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:子どもの頃に読んだ絵本、絵本にまつわる思い出について語る
【事前学習】シラバスの確認。子どもの頃に読んだ絵本を思い出してみて、内容を確認する。 (2時間) 【事後学習】授業の要点をまとめる。 (2時間) |
2 |
アジアにおける絵本の発展(日本、中国語圏、韓国、東南アジア)
【事前学習】配布資料を確認し、次回の授業の要点と課題を整理する。 (2時間) 【事後学習】授業の要点をまとめ、ノートに整理する。 (2時間) |
3 |
中国で売れる日本の絵本①:作品、絵本作家
【事前学習】配布資料を確認し、次回の授業の要点と課題を整理する。 (2時間) 【事後学習】授業の要点をまとめ、ノートに整理する。 (2時間) |
4 |
中国で売れる日本の絵本②:日本との異なる評価基準
【事前学習】配布資料を確認し、次回の授業の要点と課題を整理する。 (2時間) 【事後学習】授業の要点をまとめ、ノートに整理する。 (2時間) |
5 |
中国で売れる日本の絵本③:翻訳の際の変更・工夫
【事前学習】配布資料を確認し、次回の授業の要点と課題を整理する。 (2時間) 【事後学習】授業の要点をまとめ、ノートに整理する。 (2時間) |
6 |
日本で翻訳出版された中国の絵本:翻訳からのアプローチ
【事前学習】配布資料を確認し、次回の授業の要点と課題を整理する。 (2時間) 【事後学習】授業の要点をまとめ、ノートに整理する。 (2時間) |
7 |
中国における日本の絵本観の受容
【事前学習】配布資料を確認し、次回の授業の要点と課題を整理する。 (2時間) 【事後学習】授業の要点をまとめ、ノートに整理する。 (2時間) |
8 |
日本の出版社の関わり
【事前学習】配布資料を確認し、次回の授業の要点と課題を整理する。 (2時間) 【事後学習】授業の要点をまとめ、ノートに整理する。 (2時間) |
9 |
教育現場における絵本
【事前学習】配布資料を確認し、次回の授業の要点と課題を整理する。 (2時間) 【事後学習】授業の要点をまとめ、ノートに整理する。 (2時間) |
10 |
日本で再話された中国民話絵本の再受容
【事前学習】配布資料を確認し、次回の授業の要点と課題を整理する。 (2時間) 【事後学習】授業の要点をまとめ、ノートに整理する。 (2時間) |
11 |
欧米で再話された中国民話絵本の再受容
【事前学習】配布資料を確認し、次回の授業の要点と課題を整理する。 (2時間) 【事後学習】授業の要点をまとめ、ノートに整理する。 (2時間) |
12 |
学生発表①(自身のレポートの紹介)
【事前学習】配布資料を確認し、次回の授業の要点と課題を整理する。 (2時間) 【事後学習】授業の要点をまとめ、ノートに整理する。 (2時間) |
13 |
学生発表②(自身のレポートの紹介)
【事前学習】配布資料を確認し、次回の授業の要点と課題を整理する。 (2時間) 【事後学習】授業の要点をまとめ、ノートに整理する。 (2時間) |
14 |
学生発表③(自身のレポートの紹介)
【事前学習】配布資料を確認し、次回の授業の要点と課題を整理する。 (2時間) 【事後学習】授業の要点をまとめ、ノートに整理する。 (2時間) |
15 |
学生発表④(自身のレポートの紹介)。これまでのリアクションペーパー、発表をふまえて講義内容を確認し、補足説明を行うなどして、前期に学んだ内容の理解を深める。
【事前学習】これまでの授業内容を確認し復習する。 (2時間) 【事後学習】これまでの授業内容を見直してまとめる。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 授業時に教室、Canvas LMSにて資料を配布する。 |
参考書 | 劉娟 『中国の翻訳絵本と児童教育』 法政大学出版局 2023年 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:期末試験(40%)、授業内テスト:毎回実施するリアクションペーパーで評価する(40%)、授業参画度:授業での積極的な協同学習(20%) |
オフィスアワー | Canvas LMSを通じて連絡すること。 |