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令和2年度以降入学者 | 中国語情報処理4 | ||||
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教員名 | 温浩邦 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 中国語中国文化学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業概要 | 中国・台湾それぞれのオンラインリソース(データベース、図書館資料、公文書・アーカイブ、ニュース・雑誌等)を実践的に利用する方法を習得するとともに、生成型AIの使用や文献管理ツールの操作を通して、研究活動や卒業論文作成に必要な情報収集スキルを高めます。 |
授業のねらい・到達目標 | ・学修において、専門知識および実践力を身につけ、新たな領域に立ち向かうことができる。(A-5-4) ・この科目は文理学部の(学士(文学))のDP及びCPの5に対応しています。 ・各種オンラインリソース(データベース、図書館リソース、公文書・アーカイブ、ニュース雑誌など)を効果的に利用できる。 ・実際の検索操作を通して、必要な情報や文献を自ら収集・整理できる。 ・生成型AIの特性と使用原則を理解し、適切なツールとして活用できる。 ・学生は、文献管理ツール(EndNote、Zoteroなど)を使って効率的に資料整理および論文作成ができる。 |
授業の形式 | 実習 |
授業の方法 | ・授業のテーマや背景、概念を講義形式で説明し、全体像を把握させます。 ・実習(画面操作・検索演習):各種オンラインツールやサービスへの実際のログイン、検索操作、シミュレーションを通じて、実践的なスキルを習得します。 ・質疑応答・フィードバック:授業後半や各セッションの最後に質疑応答の時間を設け、学生の疑問や意見に対して講師がフィードバックを行います。 |
授業計画 | |
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1 |
・ガイダンス:前期の要点振り返り、卒業論文の作成領域・方向性の確認。 ・質疑応答。 【事前学習】シラバスの後期部分に目を通し、全体の流れを確認する。 (0.5時間) 【事後学習】授業での議論内容をもとに、卒業論文の仮テーマや研究領域のアイディアをまとめる。 (0.5時間) 【担当教員】温 浩邦 【授業形態】対面授業 |
2 |
インターネット上のベイシックリサーチリソース(課金制) ・中国の「CNKI工具書庫」の紹介。 ・実習:検索操作の実践と質疑応答。 【事前学習】公式サイトにアクセスし、掲載書籍の概要をざっと確認する。 (0.5時間) 【事後学習】授業で学んだ検索操作手順を自宅で復習し、指定キーワードを使って再検索を実施する。 (0.5時間) 【担当教員】温 浩邦 【授業形態】対面授業 |
3 |
インターネット上のベイシックリサーチリソース(無料) ・台湾中央研究院「漢籍電子文献」および国立師範大學【寒泉】データベースの紹介。 ・実習:実際のログイン・検索操作と質疑応答。 【事前学習】公式サイトの利用ガイドやFAQをあらかじめチェックする。 (0.5時間) 【事後学習】授業で実施した操作内容を再度実践し、成功例・失敗例を整理する。 (0.5時間) 【担当教員】温 浩邦 【授業形態】対面授業 |
4 |
図書館電子リソース – 書目Ⅰ ・中国国家図書館OPACの紹介 ・実習:検索操作の実践と質疑応答。 【事前学習】中国国家図書館のOPACサイトにアクセスし、簡単な検索を試みる。 (0.5時間) 【事後学習】授業で学んだ操作手順を再現し、検索結果の整理方法をまとめる。 (0.5時間) 【担当教員】温 浩邦 【授業形態】対面授業 |
5 |
図書館電子リソース – 書目Ⅱ ・台湾全国図書書目情報ネットNBINetの紹介。 ・実習:検索操作の実践と質疑応答。 【事前学習】NBINetに関する基本説明文を事前に読み、検索事例をいくつか調べる。 (0.5時間) 【事後学習】授業での実習内容を復習し、実際の検索操作を再実施。 (0.5時間) 【担当教員】温 浩邦 【授業形態】対面授業 |
6 |
図書館電子リソース – 電子書籍 ・公共貸出権および台湾図書館の電子書籍貸出の紹介。 ・実習:五大図書館の電子書籍貸出証の申請および貸出操作と質疑応答。 【事前学習】各主要図書館の公式サイトにアクセスし、電子書籍貸出の概要をチェックする。 (0.5時間) 【事後学習】電子書籍の利用感想や問題点を簡単にまとめる。 (0.5時間) 【担当教員】温 浩邦 【授業形態】対面授業 |
7 |
公文書・アーカイブ電子リソース – 中国近現代史アーカイブⅠ ・中国:第一歴史档案馆、第二歴史档案馆の紹介。 ・台湾:国史館アーカイブ史料・文物検索システムの紹介。 ・実習:検索操作の実践と質疑応答。 【事前学習】事前に各施設の公式サイトでサンプル検索を試み、操作の概要を掴む。 (0.5時間) 【事後学習】検索結果の比較を行い、各施設の特色について整理する。 (0.5時間) 【担当教員】温 浩邦 【授業形態】対面授業 |
8 |
公文書・アーカイブ電子リソース – 中国近現代史アーカイブⅡ ・台湾:近史所アーカイブ館所蔵検索システムの紹介。 ・実習:検索操作の実践と質疑応答。 【事前学習】近史所の検索システムに関する事前資料(オンラインマニュアルや操作例)を確認する。 (0.5時間) 【事後学習】授業で学んだ操作手順を再現し、複数のキーワードで検索を試みた結果を比較する。 (0.5時間) 【担当教員】温 浩邦 【授業形態】対面授業 |
9 |
公文書・アーカイブ電子リソース – 台湾近現代史アーカイブ ・台湾史全般:国史館台湾文献館の文献・アーカイブ検索システム。 ・戦後台湾史:国家アーカイブ情報網の紹介。 ・実習:検索操作の実践と質疑応答。 【事前学習】国史館台湾文献館の文献・アーカイブ検索システムに関する事前資料(オンラインマニュアルや操作例)を確認する。 (0.5時間) 【事後学習】授業で学んだ操作手順を再現し、複数のキーワードで検索を試みた結果を比較する。 (0.5時間) 【担当教員】温 浩邦 【授業形態】対面授業 |
10 |
新聞のオンライン検索 – 中国 ・中国主要新聞全文データベース(CCND)の紹介。 ・実習:検索操作の実践と質疑応答。 【事前学習】CCNDの概要や操作マニュアルをオンラインで調べ、サンプル検索を実施する。 (0.5時間) 【事後学習】検索操作の流れを図解し、復習ノートにまとめる。 (0.5時間) 【担当教員】温 浩邦 【授業形態】対面授業 |
11 |
新聞のオンライン検索 – 台湾Ⅰ ・聯合知識庫原版新聞データベースおよび台湾新聞智慧網の紹介。 ・実習:検索操作の実践と質疑応答。 【事前学習】システムの公式サイトにアクセスし、サンプル検索を試みる。 (0.5時間) 【事後学習】気づいた点や改善点を整理し、今後の課題として記録する。 (0.5時間) 【担当教員】温 浩邦 【授業形態】対面授業 |
12 |
新聞と雑誌のオンライン検索 – 台湾Ⅱ ・日本統治時代の新聞・雑誌のオンライン検索。 ・実際にログインして検索を試み、質疑応答を行う 【事前学習】関連する歴史的背景をネットで調べ、簡単なメモを作成する。 (0.5時間) 【事後学習】授業で実施した操作手順を再確認し、実際の検索結果を整理する。 (0.5時間) 【担当教員】温 浩邦 【授業形態】対面授業 |
13 |
論文・期刊検索 ・中国:CNKI、国家哲学社会科学文献センターの利用 ・台湾:国家図書館期刊文献情報網、博碩士論文知識加値システムの利用 ・実習:実際のログイン・検索操作と質疑応答。 【事前学習】検索したいキーワードををリストアップする。 (0.5時間) 【事後学習】授業での検索操作を自宅で再現し、実際に論文を1~2本ピックアップする。 (0.5時間) 【担当教員】温 浩邦 【授業形態】対面授業 |
14 |
生成型AIの使用 ・生成型AIの紹介と比較、使用原則の解説。 ・実習:実際に操作を試み、質疑応答。 【事前学習】自分が持っている生成AIの知識と利用状況をまとめる。 (0.5時間) 【事後学習】自分でテーマを選定し生成AIを利用し、その結果を自分なりに書き換え仕上げする。 (0.5時間) 【担当教員】温 浩邦 【授業形態】対面授業 |
15 |
文献の活用と期末総括 ・文献管理ツール(EndNote、Zotero)の紹介。 ・学期全体の総括と質疑応答。 【事前学習】文献管理ツールについてネット上で調べる。 (0.5時間) 【事後学習】各自の学習成果や今後の課題をノートにまとめる。 (0.5時間) 【担当教員】温 浩邦 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 授業時に提示する。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:実習の状況および質問状況によ評価する。(100%) |
オフィスアワー | Canvas LMSなどを通して連絡すること。 |