文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 中国語中国文化学科 > 中国語情報処理4
日本大学ロゴ

中国語情報処理4

このページを印刷する

令和2年度以降入学者 中国語情報処理4
教員名 温浩邦
単位数    1 学年 3・4 開講区分 文理学部
科目群 中国語中国文化学科
学期 後期 履修区分 選択
授業形態 対面授業
授業概要 本授業では、生成AI(ChatGPT・Geminiなど)とGoogleアプリ(フォーム、スプレッドシート、ドキュメント、Gmail)を組み合わせ、情報収集・整理・活用を体験的に学ぶ。序盤ではAIの基本機能や「幻覚」問題への対応を確認し、ニュース記事の翻訳・要約・分類を通じて基礎スキルを習得する。中盤では企画書やメールの自動化、経費管理や非定型テキストの構造化など、実務に直結する応用課題を実践する。後半は中国・台湾・日本の電子リソース(図書館、電子書籍、公文書、歴史新聞)を取り上げ、AIを用いた情報管理・引用整理の方法を学ぶ。最終回では文献管理ツールを紹介し、学期全体を総括する。AIを研究や就職活動にどう生かせるかを意識しながら、実習と考察を繰り返すことが目標である。
授業のねらい・到達目標 ・学修において、専門知識および実践力を身につけ、新たな領域に立ち向かうことができる。(A-5-4)
・この科目は文理学部の(学士(文学))のDP及びCPの5に対応しています。
・各種オンラインリソース(データベース、図書館リソース、公文書・アーカイブ、ニュース雑誌など)を効果的に利用できる。
・実際の検索操作を通して、必要な情報や文献を自ら収集・整理できる。
・生成型AIの特性と使用原則を理解し、適切なツールとして活用できる。
・学生は、文献管理ツール(EndNote、Zoteroなど)を使って効率的に資料整理および論文作成ができる。
授業の形式 実習
授業の方法 ・授業のテーマや背景、概念を講義形式で説明し、全体像を把握させます。
・実習(画面操作・検索演習):各種オンラインツールやサービスへの実際のログイン、検索操作、シミュレーションを通じて、実践的なスキルを習得します。
・質疑応答・フィードバック:授業後半や各セッションの最後に質疑応答の時間を設け、学生の疑問や意見に対して講師がフィードバックを行います。
授業計画
1 ガイダンス:今学期の流れ・評価・個人情報の扱いを確認。
【事前学習】シラバスの後期部分に目を通し、全体の流れを確認する。 (0.5時間)
【事後学習】Google、ChatGPT、Geminiのアカウントを用意。 (0.5時間)
【担当教員】温 浩邦
【授業形態】対面授業
2 AI概論Ⅰ:生成AIの世界と提出フォーム作り:主要な生成AIの紹介と、実習提出フォームの作成。
【事前学習】Googleフォーム操作を復習。 (0.5時間)
【事後学習】提出フローを再確認。 (0.5時間)
【担当教員】温 浩邦
【授業形態】対面授業
3 AI概論Ⅱ:幻覚問題とリアリティチェックGPT。
【事前学習】マイGPT機能について調べる (0.5時間)
【事後学習】作成したリアリティチェックGPTを検証 (0.5時間)
【担当教員】温 浩邦
【授業形態】対面授業
4 生成AIで新聞記事を情報収集・管理:台湾ニュース記事を収集し、AIで要約・整理。
【事前学習】Googleアカウント準備(スプレッドシート・フォーム使用)。 (0.5時間)
【事後学習】収集した情報をマイGPTでリアリティチェックする。 (0.5時間)
【担当教員】温 浩邦
【授業形態】対面授業
5 ニュース翻訳+要約+ジャンル分類:中国語ニュースを翻訳し、200字要約+分類を行い自動整形。
【事前学習】中国語記事を探しておく。 (0.5時間)
【事後学習】翻訳・要約・分類の改善点を整理。 (0.5時間)
【担当教員】温 浩邦
【授業形態】対面授業
6 特別講演:多言語情報の収集と発信(ゲスト:Taisa Hsu(Salesforce Japan)、日程変更あり)
【事前学習】ゲストについて情報収集と質問準備。 (0.5時間)
【事後学習】感想提出。 (0.5時間)
【担当教員】温 浩邦
【授業形態】対面授業
7 企画書・計画書の自動化:ChatGPT+Apps ScriptでGoogle Docsを自動生成。
【事前学習】企画内容を準備。 (0.5時間)
【事後学習】Docsで企画書を完成。 (0.5時間)
【担当教員】温 浩邦
【授業形態】対面授業
8 Gmail返信ドラフトの自動化:多言語テンプレでGmail返信ドラフト
【事前学習】フォーム・スプレッドシート・Gmailを用意。 (0.5時間)
【事後学習】多言語テンプレを応用例として整理。 (0.5時間)
【担当教員】温 浩邦
【授業形態】対面授業
9 AIで研究経費を整理・可視化:スプレッドシートで研究経費を自動分類・集計し可視化。
【事前学習】管理する科目を準備。 (0.5時間)
【事後学習】自分の経費や生活費に応用。 (0.5時間)
【担当教員】温 浩邦
【授業形態】対面授業
10 非定型テキストの構造化:中国語などの非定型テキストを翻訳・抽出し、表形式に整理。
【事前学習】求人票・イベント告知などを準備。 (0.5時間)
【事後学習】別サンプルで再実践。 (0.5時間)
【担当教員】温 浩邦
【授業形態】対面授業
11 電子リソースⅠ:図書館書目とAI情報管理:中国・台湾の図書館書誌リソースを紹介し、AIで管理。
【事前学習】指定リソースにアクセス。 (0.5時間)
【事後学習】収集データを研究ノートに活用。 (0.5時間)
【担当教員】温 浩邦
【授業形態】対面授業
12 電子リソースⅡ:電子書籍の活用と整理:台湾の電子書籍リソースを紹介し、管理実習。
【事前学習】リソースにアクセス。 (0.5時間)
【事後学習】書籍貸出を体験。 (0.5時間)
【担当教員】温 浩邦
【授業形態】対面授業
13 公文書・アーカイブ電子リソース:中国・台湾近現代史アーカイブを検索し、AIで要約・分類。
【事前学習】国史館台湾文献館の検索を確認。 (0.5時間)
【事後学習】研究テーマに沿って参考文献リストを作成。 (0.5時間)
【担当教員】温 浩邦
【授業形態】対面授業
14 歴史新聞:日本統治期台湾の新聞と雑誌を読む
【事前学習】ウェブリソースを用いた検索とAI処理。 (0.5時間)
【事後学習】研究テーマに沿ってリストをまとめる。 (0.5時間)
【担当教員】温 浩邦
【授業形態】対面授業
15 文献管理と総括:EndNote/Zoteroと学期まとめ:文献管理ツール(EndNote、Zotero)を紹介し、学期を総括。
【事前学習】文献管理ツールを調べる。 (0.5時間)
【事後学習】学習成果と課題をノートにまとめる。 (0.5時間)
【担当教員】温 浩邦
【授業形態】対面授業
その他
教科書 使用しない
参考書 授業時に提示する。
成績評価の方法及び基準 授業参画度:実習の状況および質問状況によ評価する。(100%)
オフィスアワー Canvas LMSなどを通して連絡すること。

このページのトップ