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令和7年度以降入学者 | 英語学演習2 | ||||
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令和6年度以前入学者 | 英語学演習2 | ||||
教員名 | 塚本聡 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 英文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 英語学演習2(塚本聡・後・月4) |
授業概要 | 1300年以上ある英語の歴史をたどり、音韻、書記法、形態、統語などの観点で今の英語がどのように形作られてきたのかを理解する。 |
授業のねらい・到達目標 | 現在使用されている英語は、1300年くらいの歴史がある。その歴史を跡付けることにより、現在の英語の特徴をよりよく理解し、特徴の要めとなる要素を自らの言葉で説明できる知識を身につける。 ・英語史の各時期の特徴を提示することができる(A-3-2) ・英語の各特徴の比較対象、変遷を具体的に説明できる(A-4-2) ・前提となる英語史の知識を基礎に、その影響を推論することができる(A-5-2) この科目は文理学部(学士(文学)のDP3、DP4、DP5、及びCP3、CP4、CP5に対応している。 |
授業の形式 | 演習 |
授業の方法 | テキスト輪読およびプリントによる原文の読解による授業。文献にある英語の記述ではなく、実際の原文にあたり、昔の英語の実相を実感することを主とする。 テキストの進度に合わせ、古い時代の英文(原典)を読解するが、これはもはや英語としてではなく、外国語とみなすほうが適当なくらい、現代英語とは異なっている。新たな言語を学習する心構えが必要。ドイツ語やフランス語の知識があるとより理解しやすい。 フィードバックは適宜行う。 |
履修条件 | 英文学科の学生(2年生および再履修・転科・転籍・転部・編入の学生を含む)は抽選によって振り分けられた者のみ履修可。 抽選の詳細は年度初めガイダンス(3月末/4月頭)にて案内する。 英文学科以外の学生は、担当教員の許可を得て履修すること。 なお、人数調整等の理由により、受講不可の場合がある。 |
授業計画 | |
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1 |
中英語以前の英語史の確認、特徴を定義する (A-3-2)(A-4-2)
【事前学習】Old, Middle Englishを復習する (1時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
Middle Englishの動詞 (A-3-2)(A-4-2)
【事前学習】テキスト Middle English 41~43ページを読む (0.5時間) 【事後学習】で古英語と異なる中英語の動詞屈折を確認する (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
Old, Middle Englishの比較(形態) (A-3-2)(A-4-2)
【事前学習】テキスト Middle English 45~47ページを読む (0.5時間) 【事後学習】Old English, Middle English両時代の相違を確認 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
Old, Modern Englishの比較(統語) (A-3-2)(A-4-2)
【事前学習】テキスト Middle English 45~47ページを読む (0.5時間) 【事後学習】Old English, Middle English両時代の相違を確認 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
Modern Englishの音韻 (A-3-2)(A-4-2)
【事前学習】テキスト Modern English 50~51ページを読む (0.5時間) 【事後学習】Great Vowel Shiftが及ぼした現代英語への影響について調査する (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
Modern Englishの形態(動詞) (A-3-2)(A-4-2)
【事前学習】テキスト Modern English 50~51ページを読む (0.5時間) 【事後学習】初期近代英語の形態を体系化する (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
Modern Englishの形態(代名詞) (A-3-2)(A-4-2)
【事前学習】テキスト Modern English 50~51ページを読む (0.5時間) 【事後学習】初期近代英語の形態を体系化する (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
Modern Englishの語彙 (A-3-2)(A-4-2)
【事前学習】テキスト Modern English 53~56ページを読む (0.5時間) 【事後学習】近代英語期に使用され始めた語彙を確認する (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
Modern Englishの規範文法 (A-3-2)(A-4-2)(A-5-2)
【事前学習】テキスト Modern English 56~58ページを読む (0.5時間) 【事後学習】後の時代に影響を与えた規範文法を調べる (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
16世紀の英文(Shakespeare)を読解する (A-3-2)(A-4-2)(A-5-2)
【事前学習】Shakespeareの特徴を調べておく (0.5時間) 【事後学習】各自1タイトルを選び、そのテキストに生じる特徴をまとめて (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
17~19世紀の英文(Shakespeare)を読解する (A-3-2)(A-4-2)(A-5-2)
【事前学習】当該世紀の作家について調べておく (0.5時間) 【事後学習】各自1タイトルを選び、そのテキストに生じる特徴をまとめて (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
アメリカ英語:音韻論 (A-3-2)(A-4-2)(A-5-2)
【事前学習】現代英語の音韻論を確認しておく (0.5時間) 【事後学習】アメリカ英語とイギリス英語の音韻上の相違を確認する (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
アメリカ英語の統語論および語法 (A-3-2)(A-4-2)(A-5-2)
【事前学習】アメリカの歴史について調べておく (0.5時間) 【事後学習】アメリカ英語とイギリス英語の統語上の相違を確認する (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
オーストラリア英語、カナダ英語 (A-3-2)(A-4-2)(A-5-2)
【事前学習】オーストラリア、カナダの歴史について調べておく (0.5時間) 【事後学習】オーストラリア、カナダと他の地域との言語的な相違について調べる (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
英語史全体のまとめ (A-3-2)(A-4-2)(A-5-2)
【事前学習】各時代および英語史上の全体像を把握しておく (1時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | パイルズ(東信行編) 『英語の歴史』 英宝社 1973年 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート:授業内課題(40%)、授業内テスト:到達度確認テスト(60%) |
オフィスアワー | 月・火昼休み及びCanvas LMSメールのよる質問・回答 |