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令和2年度以降入学者 | ドイツ文学史講義1 | ||||
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教員名 | 足立信彦 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | ドイツ文学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面授業による講義形式。 授業開始までにCanvas LMSに登録し、初回授業の注意事項に従って準備をしておくこと。 |
授業概要 | 配布のテクストをもとに、19世紀初頭の「ドイツ文学」の成立からワイマール期における「国民文学」の崩壊までを概観します。 |
授業のねらい・到達目標 | 「ドイツ文学」というものはそもそもいつどうして成立したのか。その背景、歴史、そして終わりを理解する。 ドイツ文学を通して19世紀から20世紀にいたるドイツおよびヨーロッパの歴史を理解する。 学修から得られた豊かな知識と教養、及び、自己の倫理観に基づいて、ドイツ語圏の言語文化、さらにそこから見えるヨーロッパ文化の様相を説明することができる。(A-1-2) 現代社会におけるドイツ語圏文化、ヨーロッパ文化の役割を理解し、そのことを踏まえて、国際社会が直面している問題を説明することができる。(A-2-2) この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1, DP2及びカリキュラムポリシーCP1, CP2に対応しています。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 基本事項を説明し、必要に応じて関連する事項についての課題やリアクションペーパーの提出を行う。 課題のフィードバック方法については、授業内で説明します。 |
履修条件 | 学科の履修規定による。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業の進め方、到達目標、評価方法等について説明する。)(A-1)
【事前学習】シラバスをよく読んでおくこと。(A-5) (2時間) 【事後学習】ガイダンス内容をよく精査し、第2回の講義に向けて準備すること。(A-8) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
「民族」の創造1:フィヒテ、ゲーテ、ヘルダーリンのテクストを紹介しつつ、フランス革命のドイツへの影響と三月革命までの歴史を概観する。(A-1. A-2)
【事前学習】フィヒテについて調べておく。(A-4, A-5) (2時間) 【事後学習】講義で扱った内容を整理し復習しておく。(A-8) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
「民族」の創造2:続き(A-1. A-2)
【事前学習】三月革命について調べておく。(A-4, A-5) (2時間) 【事後学習】講義で扱った内容を整理し復習しておく。(A-8) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
歴史の深みへ1:ヤーコプ・グリムをジョン・ロックおよびルソーと比較しつつ、ドイツ的ナショナリズムの特徴について考察する。(A-1. A-2)
【事前学習】グリムについて調べておく。(A-4, A-5) (2時間) 【事後学習】講義で扱った内容を整理し復習しておく。(A-8) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
歴史の深みへ2:続き(A-1. A-2)
【事前学習】社会契約論について調べておく。(A-4, A-5) (2時間) 【事後学習】講義で扱った内容を整理し復習しておく。(A-8) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
「民族」の実体化:ドイツ帝国成立後の国民意識のあり方について考察する。(A-1. A-2)
【事前学習】Gründerzeitについて調べておく(A-4, A-5) (2時間) 【事後学習】講義で扱った内容を整理し復習しておく。(A-8) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
ユダヤ人問題と人種主義1:ハイネのテクストを紹介しつつ、ドイツ文学におけるユダヤ人の位置付けについて考察する。(A-1. A-2)
【事前学習】について調べておく。(A-4, A-5) (2時間) 【事後学習】講義で扱った内容を整理し復習しておく。(A-8) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
ユダヤ人問題と人種主義2:アーリアン学説について説明しつつ、人種主義の成立と展開について考察する。(A-1. A-2)
【事前学習】人種概念について調べておく。(A-4, A-5) (2時間) 【事後学習】講義で扱った内容を復習しておく。(A-8) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
ユダヤ人問題と人種主義3:続き(A-1. A-2)
【事前学習】アーリアン学説について調べておく。(A-4, A-5) (2時間) 【事後学習】講義で扱った内容を復習しておく。(A-8) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
多様性を目指して1:レッシングのテクストを紹介しつつ、寛容の概念について考察する。(A-1. A-2)
【事前学習】レッシングについて調べておく(A-4, A-5) (2時間) 【事後学習】講義で扱った内容を復習しておく。(A-8) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
多様性を目指して2:続き(A-1. A-2)
【事前学習】寛容の概念について調べておく(A-4, A-5) (2時間) 【事後学習】講義で扱った内容を復習しておく。(A-8) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
多様性を目指して3:ヴィルヘルム・フォン・フンボルトのテクストを紹介しつつ、言語相対主義とその影響について考察する。(A-1. A-2)
【事前学習】ヴィルヘルム・フォン・フンボルトについて調べておく。(A-4, A-5) (2時間) 【事後学習】講義で扱った内容を復習しておく。(A-8) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
多様性を目指して4:続き(A-1. A-2)
【事前学習】言語相対主義について調べておく(A-4, A-5) (2時間) 【事後学習】講義で扱った内容を復習しておく。(A-8) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
女性詩人と女性観1:カロリーネ・フォン・ギュンダーローデのテクストを紹介しつつ、ドイツ文学における女性の位置付けについて考察する。(A-4, A-8)
【事前学習】カロリーネ・フォン・ギュンダーローデについて調べておく。(A-4, A-8) (2時間) 【事後学習】復習しておくこと。(A-8) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
女性詩人と女性観2:続き(A-4, A-8)
【事前学習】前期の講義内容を復習しておくこと。(A-4, A-8) (2時間) 【事後学習】復習しておくこと。(A-8) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | Canvas LMSを通じて資料(テキストの抜粋)を配布します。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート:期末レポートで評価(30%)、授業内テスト(30%)、授業参画度:リアクションペーパーの提出で評価(40%) 対面授業に参加できない要件を満たしている学生については、 課題学習あるいは、対面によらない試験などによって(A-1)(A-2)に関して成績評価を行う。 |
オフィスアワー | 授業後、日時を決めます。 |
備考 | 授業計画は学修者の能力、関係する講義の進行状況に応じて変更されることがあります。 * 初回授業時までにCanvas LMSでコース登録をし、こまめに情報を確認すること。 *(Canvas LMSのコース登録に加え)履修登録期間中にCHIPSで履修登録を行うこと。 |