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ドイツ文学演習2

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令和2年度以降入学者 ドイツ文学演習2
教員名 清水紀子
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 ドイツ文学科
学期 後期 履修区分 必修
授業形態 対面授業
授業概要 20世紀の思想や文学に多大な影響を与えた哲学者ニーチェ。その代表作『ツァラトゥストラ』第一部(抜粋)を辞書を使って読み、和訳しながら、ニーチェの思想の基本的なところ、とくに「超人」やキリスト教批判、形而上学批判について理解し、考察する。
授業のねらい・到達目標 ・辞書を使って原書講読ができる水準の語学力、読解力を養うと同時に、翻訳では味わうことのできないニーチェの言述の真髄に迫る。
・作家の人生、作品の成立の経緯、時代背景を調べることで、作品の理解を深める。(A-3-3,A-4-3)
・ニーチェの思想を理解する上で必要な知識を身に着け、重要な用語を説明することができる。(A-3-3,A-4-3)
・メタファーをはじめとする修辞法に注目することにより、ニーチェの思想や作品を解釈する視野を広げる。(A-3-3,A-4-3)
この科目は文理学部の(学士 (文学)) のDP及びCPの3, 4に対応しています。
授業の形式 講義、演習
授業の方法 授業は学生による輪読と教員による講義で行う。指定された自分の担当部分を辞書を使ってしっかり読み、和訳してくることを前提とする。テキストや演習はプリントを配布する。理解度を確認するためリアクションペーパーを実施し、そのフィードバックは返却時に授業内で行う。期末テストでは語学力・読解力(ドイツ語)と分析・解釈(日本語)の観点から到達度を測る。
履修条件 学科の履修規定による。
授業計画
1 ガイダンス:受講上の注意、授業の進め方、到達目標、成績評価方法などについて説明する
【事前学習】シラバスを事前に確認しておくこと (0.5時間)
【事後学習】授業で説明したことを再確認する (0.5時間)
【授業形態】対面授業
2 作家の人生と主な作品について:ニーチェとは何者か?
【事前学習】ニーチェの人生について書籍やインターネットで調べる。 (0.5時間)
【事後学習】授業の説明を踏まえ気づいたことをメモする (0.5時間)
【授業形態】対面授業
3 ニーチェの思想:アフォリズムを読む
【事前学習】辞書を使って指定された箇所を読み和訳する (1.5時間)
【事後学習】自分の訳を修正し、調べたことや気づいたことをメモする (0.5時間)
【授業形態】対面授業
4 『この人を見よ』より:『ツァラトゥストラ』誕生の背景
【事前学習】辞書を使って指定された箇所を読み和訳する (1.5時間)
【事後学習】自分の訳を修正し、調べたことや気づいたことをメモする (0.5時間)
【授業形態】対面授業
5 序章1:太陽との対話、そして下山
【事前学習】辞書を使って指定された箇所を読み和訳する (1.5時間)
【事後学習】自分の訳を修正し、調べたことや気づいたことをメモする (0.5時間)
【授業形態】対面授業
6 序章2:森の隠者との出会い
【事前学習】辞書を使って指定された箇所を読み和訳する (1.5時間)
【事後学習】自分の訳を修正し、調べたことや気づいたことをメモする (0.5時間)
【授業形態】対面授業
7 序章3:市場で、「超人」の教え
【事前学習】辞書を使って指定された箇所を読み和訳する (1.5時間)
【事後学習】自分の訳を修正し、調べたことや気づいたことをメモする (0.5時間)
【授業形態】対面授業
8 序章4:市場で、「超人」の教え
序章10:ツァラトゥストラの動物たち
【事前学習】辞書を使って指定された箇所を読み和訳する (1.5時間)
【事後学習】自分の訳を修正し、調べたことや気づいたことをメモする (0.5時間)
【授業形態】対面授業
9 「超人」とは?  <リアクションペーパー>
【事前学習】辞書を使って指定された箇所を読み和訳する (1.5時間)
【事後学習】自分の訳を修正し、調べたことや気づいたことをメモする (0.5時間)
【授業形態】対面授業
10 「三つの変化について」①
【事前学習】辞書を使って指定された箇所を読み和訳する (1.5時間)
【事後学習】自分の訳を修正し、調べたことや気づいたことをメモする (0.5時間)
【授業形態】対面授業
11 「三つの変化について」②
【事前学習】辞書を使って指定された箇所を読み和訳する (1.5時間)
【事後学習】自分の訳を修正し、調べたことや気づいたことをメモする (0.5時間)
【授業形態】対面授業
12 「身体を軽蔑する者たちについて」①
【事前学習】辞書を使って指定された箇所を読み和訳する (1.5時間)
【事後学習】自分の訳を修正し、調べたことや気づいたことをメモする (0.5時間)
【授業形態】対面授業
13 「身体を軽蔑する者たちについて」② <リアクションペーパー>
【事前学習】辞書を使って指定された箇所を読み和訳する (1.5時間)
【事後学習】自分の訳を修正し、調べたことや気づいたことをメモする (0.5時間)
【授業形態】対面授業
14 「贈与する徳について」:弟子たちとの別れ
【事前学習】これまでの授業内容を再確認し、自分の意見をまとめる (1.5時間)
【事後学習】テストに向けて復習し、意見をまとめる (0.5時間)
【授業形態】対面授業
15 期末テストとその解説
授業の総括:今後の学びのために
【事前学習】テストに向けて復習し、意見をまとめる (2時間)
【事後学習】テストの解説を踏まえ、理解を深める (0.5時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 プリントを配布する。
参考書 授業内で指示する。
成績評価の方法及び基準 レポート:リアクションペーパーで評価する(20%)、授業内テスト:期末テストで評価する(60%)、授業参画度:積極的に和訳や調べものに取り組み、意見を述べていたかを評価する(20%)
オフィスアワー 授業後
備考 シラバスの内容や進度は受講生の理解度や状況を考慮して変更することがある。

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