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ドイツ語学演習1

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令和2年度以降入学者 ドイツ語学演習1
教員名 山崎祐人
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 ドイツ文学科
学期 前期 履修区分 必修
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業を行います。授業開始までに Canvas LMSコースに登録し、注意事項をよく読んでおくこと。
授業概要 応用言語学と呼ばれる分野を学び、言語学のメソッドを用いてデザインとバレエを考察します。
いつの時代も意外なものの組み合わせがイノベーションを生み出してきました。ひとつの視座から最先端と古典を同時に捉え直す体験は、横断的な思考が問われる現代において柔軟な思考力を育む格好の機会となり、今後の人生の糧になってくれるはずです。もちろん言語学、デザイン、バレエに関する予備知識は不要です。ことばと文化、身の回りのもののデザイン、ユーザーの行動や企業努力、ダンスなどに関心がある方はより楽しく学ぶことができるでしょう。全然そんなの興味ないよという方は、自分の固定観念が覆るロックで刺激的な体験を求めて初回の講義に出席してみてください。
授業のねらい・到達目標 言語学の知識に基づいて、身の回りにあるプロダクトデザインやバレエを観察し、ドイツ語圏の文化に対する考察を深めることができる。
物事を既存の知識にとらわれることなく、ドイツ語圏、ヨーロッパの理路に基づいて論理的・批判的に考察し、説明することができる。(A-3-3)
ドイツ語圏、ヨーロッパに関わる資料や事象から見出される問題を発見し、それを自らの問題と結びつけつつ、専門的知識に基づいて解決案を作成できる。(A-4-3)
この科目は文理学部(学士(文学))のDP3,4及びCP3,4に対応しています。
授業の形式 演習
授業の方法 前半ではデザインに対する理解を深めつつ、いわゆる要領の良い人が自然に行っている論理的な思考も解説し、効率的なインプットの仕方を学びます。
後半では、反転授業の方式を部分的に取り入れながらアウトプットを行い、アイデア出しのコツやテーマの深め方、話に説得力を持たせる方法について学びます。
課題の提出方法やフィードバックについては、授業内で説明します。
履修条件 学科の履修規定による。
授業計画
1 ガイダンス:言語と非言語の間隙(A-3-3)(A-4-3)
【事前学習】シラバスを読む (0.5時間)
【事後学習】ガイダンスの内容をメモにまとめておく (0.5時間)
2 デザインとことば①:バウハウス(A-3-3)(A-4-3)
【事前学習】資料に目を通す (0.5時間)
【事後学習】人間中心設計についてメモにまとめておく (0.5時間)
3 デザインとことば②:UIとUX(A-3-3)(A-4-3)
【事前学習】資料に目を通す (0.5時間)
【事後学習】UIについてメモにまとめておく (0.5時間)
4 デザインとことば③:クリスマスコフレから考えるUX(A-3-3)(A-4-3)
【事前学習】資料に目を通す (0.5時間)
【事後学習】UXについてメモにまとめておく (0.5時間)
5 デザインとことば④:ディズニーリゾートから考えるUX(A-3-3)(A-4-3)
【事前学習】資料に目を通す (0.5時間)
【事後学習】ユーザーのシーンについてメモにまとめておく (0.5時間)
6 デザインとことば⑤:UXライティングを支える言語理論(A-3-3)(A-4-3)
【事前学習】資料に目を通す (0.5時間)
【事後学習】情報構造についてメモにまとめておく (0.5時間)
7 デザインとことば⑥:行間とスクロール(A-3-3)(A-4-3)
【事前学習】資料に目を通す (0.5時間)
【事後学習】Webページやアプリの言語表現についてメモにまとめておく (0.5時間)
8 デザインとことば⑦:オンスクリーンメディアの情報構造(A-3-3)(A-4-3)
【事前学習】身の回りにあるデザインを観察する (0.5時間)
【事後学習】日本語とドイツ語を比較し、言語表現とデザインの関係について考える (0.5時間)
9 バレエとことば①:『くるみ割り人形』のクララと金平糖の精における結束性(A-3-3)(A-4-3)
【事前学習】資料に目を通す (0.5時間)
【事後学習】資料に目を通す (0.5時間)
10 バレエとことば②:フレッド・ステップにおけるフォーカスとオルタナティヴ(A-3-3)(A-4-3)
【事前学習】資料に目を通す (0.5時間)
【事後学習】資料に目を通す (0.5時間)
11 レポートの書き方(A-3-3)(A-4-3)
【事前学習】資料に目を通す (0.5時間)
【事後学習】アイデア出しをする (0.5時間)
12 実践①:問いの文脈を考える(A-3-3)(A-4-3)
【事前学習】資料に目を通す (0.5時間)
【事後学習】観察に基づいて論を立ててみる (0.5時間)
13 実践②:ちょうどよい大きさの問いを考える(A-3-3)(A-4-3)
【事前学習】資料に目を通す (0.5時間)
【事後学習】期末レポートの骨子を作る (0.5時間)
14 実践③:発見を噛み砕いて疑問に変換する(A-3-3)(A-4-3)
【事前学習】期末レポートの骨子を作る (0.5時間)
【事後学習】アドバイスに基づいてブラッシュアップする (0.5時間)
15 まとめ:理論が拓く地平(A-3-3)(A-4-3)
【事前学習】全資料の復習 (0.5時間)
【事後学習】期末レポートの準備 (0.5時間)
その他
教科書 プリントを配布します。
参考書 授業時に適宜紹介します。
成績評価の方法及び基準 レポート:期末レポート一回(70%)、授業参画度:リアクションペーパーなどで評価する(30%)
対面授業に参加できない要件を満たしている学生については、課題学習あるいは、対面によらない試験などによって成績評価を行う。
オフィスアワー 授業終了後またはメールでアポイントメントを取ってください。

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