文理学部シラバスTOP > 文理学部 > ドイツ文学科 > 卒業予備研究2
日本大学ロゴ

卒業予備研究2

このページを印刷する

令和2年度以降入学者 卒業予備研究2
教員名 山崎祐人
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 ドイツ文学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業を行います。授業開始までに Canvas LMSコースに登録し、注意事項をよく読んでおくこと。
授業概要 後期は前期で会得した研究の基礎的な技法を基にして、自分の考えを他者にうまく伝える力を養います。それにはまず相手のことを知って想像することが肝心要です。例えば料理の経験がない人と比較して、料理の経験がある人は料理をする人に対して丁寧な気遣いがしやすくなります。何が大変かを理解しているからサポートや感謝がより的確になる訳です。これが潤滑なコミュニケーションを生み、不和を避ける原動力のひとつになります。そういった経験を繰り返すことで次第に未経験のものに対しても想像力を敷衍できるようになります。
後期では、実際のプロダクトを製作側の目線で分析し、モノがどのような文脈に乗って流れ、どんな人たちがどのようなタイミングで参画するかという構図を疑似的に体験します。そこでは自分が学んできたことの強みや弱みが可視化されることでしょう。何事も届かなければ点のままです。他者との関わりの中で化学反応を起こす難しさと重要性を認識することで、世界をより面白く立体的に見通せるようになるはずです。それはどんな業種や分野で生きていくことになっても自分を助けてくれる力になってくれます。真剣に、でもゆっくり楽しく学んでいきましょう。
授業のねらい・到達目標 発表の仕方や論文の書き方に関するアカデミックスキルの基礎を学び、4年次の卒業研究に繋げる。
物事を既存の知識にとらわれることなく、ドイツ語圏、ヨーロッパの理路に基づいて論理的・批判的に考察し、説明することができる。(A-3-3)
ドイツ語圏、ヨーロッパに関わる資料や事象から見出される問題を発見し、それを自らの問題と結びつけつつ、専門的知識に基づいて解決案を作成できる。(A-4-3)
新しい問題を発見しそれに取り組むために、必要な情報を収集し、それを分析して用いることができる。(A-5-3)
様々な人々とコミュニケーションを取り、専門的知識について議論することができる。(A-6-3)
学修活動において、積極的にリーダーシップ及び指導力を発揮して、他者と協働して作業することができる。(A-7-3)
学修状況を自己分析し、その成果を批判的に評価することができる。(A-8-3)
この科目は文理学部(学士(文学))のDP3,4,5,6,7,8及びCP3,4,5,6,7,8に対応しています。
授業の形式 ゼミ、卒業論文・研究
授業の方法 プロトタイピングやライトニングトークによってアカデミックスキルの基礎を学びます。毎回お手本を示してから練習に入ります。
課題の提出方法やフィードバック方法については、授業内で説明します。
履修条件 学科の履修規定による。
授業計画
1 ガイダンス:結果から過程を想像する洞察力(A-3,4,5,6,7,8)
【事前学習】シラバスを読む (2時間)
【事後学習】ガイダンスの内容をメモにまとめておく (2時間)
2 ポスターから学ぶ伝えるためのデザイン(A-3,4,5,6,7,8)
【事前学習】資料に目を通す (2時間)
【事後学習】授業で学んだ内容をメモにまとめておく (2時間)
3 ワイヤーフレームに戻してみよう(A-3,4,5,6,7,8)
【事前学習】資料に目を通す (2時間)
【事後学習】授業で学んだ内容をメモにまとめておく (2時間)
4 食べやすくて美味しい理由を言語学の観点から考える(A-3,4,5,6,7,8)
【事前学習】資料に目を通す (2時間)
【事後学習】授業で学んだ内容をメモにまとめておく (2時間)
5 縛りを作って文章を書いてみる(A-3,4,5,6,7,8)
【事前学習】資料に目を通す (2時間)
【事後学習】授業で学んだ内容をメモにまとめておく (2時間)
6 パワーポイントの作り方:受け取りやすいように包装にする(A-3,4,5,6,7,8)
【事前学習】資料に目を通す (2時間)
【事後学習】授業で学んだ内容をメモにまとめておく (2時間)
7 プロトタイピングで学ぶ議論の仕方①:ブックレットのワイヤーフレームを議論する(A-3,4,5,6,7,8)
【事前学習】資料に目を通す (2時間)
【事後学習】質疑応答のメモをまとめ、疑問点について考えを深める (2時間)
8 プロトタイピングで学ぶ議論の仕方②:ブックレットのレイアウトを議論する(A-3,4,5,6,7,8)
【事前学習】資料に目を通す (2時間)
【事後学習】質疑応答のメモをまとめ、疑問点について考えを深める (2時間)
9 プロトタイピングで学ぶ議論の仕方③:ブックレットのローンチを議論する(A-3,4,5,6,7,8)
【事前学習】資料に目を通す (2時間)
【事後学習】質疑応答のメモをまとめ、疑問点について考えを深める (2時間)
10 ブレインストーミング:主張と懸念点の確認(A-3,4,5,6,7,8)
【事前学習】資料に目を通す (2時間)
【事後学習】ライトニングトークの準備をする (2時間)
11 ライトニングトーク形式の発表とディスカッション①:デザイン(A-3,4,5,6,7,8)
【事前学習】発表者は発表の準備をし、発表者以外は資料に目を通す (2時間)
【事後学習】質疑応答のメモをまとめ、疑問点について考えを深める (2時間)
12 ライトニングトーク形式の発表とディスカッション②:バレエ(A-3,4,5,6,7,8)
【事前学習】発表者は発表の準備をし、発表者以外は資料に目を通す (2時間)
【事後学習】質疑応答のメモをまとめ、疑問点について考えを深める (2時間)
13 ライトニングトーク形式の発表とディスカッション③:ドイツ語の文法項目(A-3,4,5,6,7,8)
【事前学習】発表者は発表の準備をし、発表者以外は資料に目を通す (2時間)
【事後学習】質疑応答のメモをまとめ、疑問点について考えを深める (2時間)
14 ライトニングトーク形式の発表とディスカッション④:周縁的なテーマ(A-3,4,5,6,7,8)
【事前学習】発表者は発表の準備をし、発表者以外は資料に目を通す (2時間)
【事後学習】質疑応答のメモをまとめ、疑問点について考えを深める (2時間)
15 これまでの議論の総括と復習(A-3,4,5,6,7,8)
【事前学習】レポートの骨子を作る (2時間)
【事後学習】アドバイスに基づいてブラッシュアップする (2時間)
その他
教科書 適宜資料を配付します。
参考書 授業時に適宜紹介します。
成績評価の方法及び基準 授業参画度:発表、質疑応答、リアクションペーパー、レポート等で総合的に評価します。(100%)
対面授業に参加できない要件を満たしている学生については、別の課題によって成績評価を行う。
オフィスアワー 授業終了後またはメールでアポイントメントを取ってください。

このページのトップ