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ドイツ文学演習8

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令和2年度以降入学者 ドイツ文学演習8
教員名 川上博子
単位数    1 学年 3・4 開講区分 文理学部
科目群 ドイツ文学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業概要 ドイツ語圏の20世紀の文学作品を講読する。
ミヒャエル・エンデの『MOMO』を取り上げ、その作品の一部を講読する。世界中で愛され読み続けられている児童文学作品であるが、物語の面白さを味わうだけではなく、多角的な視点から読み解き、私たちの生きる現代社会を問い直すテーマについて考察する。この物語のクライマックスとなる重要な部分を読んでいく。
授業のねらい・到達目標 辞書を使って原書講読ができるレベルの語学力、読解力を養成することができる。作者のメッセージを理解し、この物語に込められた世界観を探求することが目標である。
作品の時代背景を調べることで、作品を解釈する上での視野を拡大し、物語文学へのアプローチ方法を予測することができる(A-3-3,4 A-4-3,4)。
ただ物語を読み感想を述べるだけではなく、作品を多角的に分析し解釈することができる(A-3-3)。
この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3, DP4及びカリキュラムポリシーCP3, CP4に対応しています。
授業の形式 演習
授業の方法 授業は輪読形式で行う。講読の授業のため、各自が毎回、指定された部分を辞書を使ってしっかり読み、和訳してくることが前提となる。
講読を進めながら、作品に関する意見交換を行い、解釈の可能性について考察する。
課題の提出方法やフィードバック方法については、授業内で説明する。
履修条件 学科の履修規定による。
授業計画
1 ガイダンス:授業のテーマや到達目標および授業の方法について説明する。
【事前学習】シラバスを事前に確認し、授業全体の流れを理解しておく。 (0.5時間)
【事後学習】第1回の授業での説明や注意事項を再確認する。教科書を準備すること。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
2 テキスト講読:Momo im Amphitheater の5~6ページを読む。物語の文体の特徴をつかむ。必要な文法事項を確認する。
【事前学習】『MOMO』について調べてくる。 (0.5時間)
【事後学習】第2回の授業で行ったことを見返し、内容を整理しておく。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
3 テキスト講読:Seltsames Zuhören の6~7ページを読む。必要な文法事項を確認する。
【事前学習】第2回の授業で指定された箇所を読み込み、疑問に思うところをまとめておく。 (0.5時間)
【事後学習】第3回の授業で行ったことを見返し、内容を整理しておく。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
4 テキスト講読:Seltsames Zuhörenの8~9ページを読む。必要な文法事項を確認する。
【事前学習】第3回の授業で指定された箇所を読み込み、疑問に思うところをまとめておく。 (0.5時間)
【事後学習】第4回の授業で行ったことを見返し、内容を整理しておく。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
5 テキスト講読:Seltsames Zuhörenの10~11ページを読む。必要な文法事項を確認する。
【事前学習】第4回の授業で指定された箇所を読み込み、疑問に思うところをまとめておく。 (0.5時間)
【事後学習】第5回の授業で行ったことを見返し、内容を整理しておく。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
6 テキスト講読:Seltsames Zuhören の12~14ページを読む。必要な文法事項を確認する。
【事前学習】第5回の授業で指定された箇所を読み込み、疑問に思うところをまとめておく。 (0.5時間)
【事後学習】第6回の授業で行ったことを見返し、内容を整理しておく。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
7 テキスト講読:Sternstunden-Uhrの15~16ページを読む。必要な文法事項を確認する。
【事前学習】第6回の授業で指定された箇所を読み込み、疑問に思うところをまとめておく。 (0.5時間)
【事後学習】第7回の授業内容を復習し、疑問点があればノートにまとめておく。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
8 テキスト講読:Zeit ist Lebenの16~18ページを読む。必要な文法事項を確認する。
【事前学習】第7回の授業で指定された箇所を読み込み、疑問に思うところをまとめておく。 (0.5時間)
【事後学習】第8回の授業で行ったことを見返し、内容を整理しておく。 (0.5時間)
9 テキスト講読:Zeit ist Lebenの18~20ページを読む。必要な文法事項を確認する。
【事前学習】第8回の授業で指定された箇所を読み込み、疑問に思うところをまとめておく。 (0.5時間)
【事後学習】第9回の授業で行ったことを見返し、内容を整理しておく。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
10 テキスト講読:Stunden-Blumenの20~22ページを読む。必要な文法事項を確認する。
【事前学習】第9回の授業で指定された箇所を読み込み、疑問に思うところをまとめておく。 (0.5時間)
【事後学習】第10回の授業で行ったことを見返し、内容を整理しておく。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
11 テキスト講読:Stunden-Blumenの22~24ページを読む。必要な文法事項を確認する。
【事前学習】第10回の授業で指定された箇所を読み込み、疑問に思うところをまとめておく。 (0.5時間)
【事後学習】第11回の授業で行ったことを見返し、内容を整理しておく。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
12 テキスト講読:Stunden-Blumenの24~26ページを読む。必要な文法事項を確認する。
【事前学習】第11回の授業で指定された箇所を読み込み、疑問に思うところをまとめておく。 (0.5時間)
【事後学習】第12回の授業で行ったことを見返し、内容を整理しておく。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
13 期末のまとめ(到達度の確認と解説)
【事前学習】第2回から第12回の授業内容を復習しておく。 (2時間)
【事後学習】この作品のテーマについて考えまとめる。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
14 振り返り 第2回から第13回までの授業内容について意見交換を行う。
【事前学習】作者のこの物語に込めたメッセージや思索について自分の意見をまとめる。 (0.5時間)
【事後学習】第14回の授業で新たに学んだことを考えまとめる。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
15 まとめ これまでの復習・解説を行い、授業内容の理解を深める。
【事前学習】第1回から第14回までに学んだことを整理しておく。 (0.5時間)
【事後学習】第15回の授業で新たに学んだことを復習しておく。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 子安 美和子 『Die sichtbare Musik (見える音楽 ー「モモ」より)』 郁文堂 2002年 第17版
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(50%)、授業参画度:授業中の応答や発表内容、課題の完成度などに基づいて総合的に判断する。(50%)
オフィスアワー 教室で授業後に対応する。
備考 シラバスの内容や進度は、受講者の理解度や状況を考慮して変更することがある。授業中のスマホの使用を禁止する。

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