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令和2年度以降入学者 | 知覚・認知心理学 | ||||
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教員名 | 内藤佳津雄 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業(一部遠隔授業) |
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授業の形態 | 対面授業12回・オンデマンド型授業3回の組み合わせで行う。 ・第8回の中間課題の実施はオンデマンド型授業(オンラインによる課題)で行う。 ・特別配慮および感染症への罹患などによって「出席停止」に該当し、かつ体調的に授業を遠隔受講できる場合には遠隔授業の対象とします。 ・その他の疾病や外傷の場合には、欠席して治療に専念してください。 ・ご自身の用件による欠席は遠隔授業の対象とはなりません。 ・出席停止に該当する場合には、大学に届出を行い,その証明書の提出が必要です。 |
授業概要 | 人間の知的機能について知る ・知覚・認知心理学の領域と研究方法、その研究成果を理解する ・認知機能の障害(感覚・知覚、認知・思考の障害)について理解する 毎回,授業内で課題解決課題を行うことでアクティブラーニングを実施する。 |
授業のねらい・到達目標 | 【公認心理師受験資格取得に必要な科目】 知覚心理学・認知心理学の歴史、位置付け、研究方法について説明できる 人の感覚・知覚等の機序及びその障害について説明できる 人の認知・思考等の機序及びその障害について説明できる 既存の知識にとらわれることなく,物事を科学的根拠に基づいて,論理的・批判的に考察し,説明することができる。(A-3-3) 資料や事象を注意深く観察し,問題点を発見し,解決策を検討することができる。(A-4-3) この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP3,4及びカリキュラムポリシーCP3,4に対応している。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 講義により各回の内容についての理解を図り、その後講義内容に関する課題を行い、理解の定着および実践的な応用力を養成する <対面授業> ・授業内にCanvas LMSを使用して課題解決学習に資する課題を実施する。 ・授業内課題の解答解説とともに授業内容の振り返りを翌週の授業において実施する。 ・毎回の授業は収録して,LMS上で公開するので復習に活用してほしい。 <オンデマンド型授業(第8回)> ・Canvas LMS上で出題される総合問題についてCanvas LMS上で解答する ・質問は授業内課題とともにCanvas LMSに入力可能。その回答は翌週解説を行う ・課題の解答や解答のポイントについては次回の授業において解説・講評を行う。 <オンデマンド型授業(第8回以外の3回)> ・Canvas LMS上で授業教材を視聴受講した後、出題される授業課題についてCanvas LMS上で解答する ・質問は授業課題とともにCanvas LMSに入力可能。その回答は翌週解説を行う ・課題の解答や解答のポイントについては次回の対面授業において解説を行う。 ・新型コロナ感染症等による出席停止によって、遠隔授業に参加をする場合:授業の収録教材を視聴学習し、授業課題についてCanbasLMSに提出する。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する) 知覚・認知心理学の歴史、領域、研究法を知ろう(A-3,A-4) 【事前学習】シラバスを読み、授業全体の流れを把握する (2時間) 【事後学習】教科書の第10章を読み、認知心理学の歴史と位置付けについて復習する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
人の感覚・知覚等の機序及びその障害(1)感覚の仕組みとその障害を理解しよう(A-3,A-4)
【事前学習】教科書の第2章を読み、感覚について概観する (2時間) 【事後学習】配布資料と授業ノートをもとに感覚の仕組みと機能をノートにまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
人の感覚・知覚等の機序及びその障害(2)知覚の諸現象を経験して理論的な理解をしよう(A-3,A-4)
【事前学習】教科書の第2・3章を読み、知覚について概観する (2時間) 【事後学習】配布資料と授業ノートをもとに知覚の諸現象についてノートにまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
人の認知・思考等の機序及びその障害(1)意識とは何かを理解しよう(A-3,A-4)
【事前学習】教科書の第9章を読み、注意について概観する (2時間) 【事後学習】配布資料と配布資料と授業ノートをもとに注意の基本的機能についてノートにまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
人の感覚・知覚等の機序及びその障害(3)注意の仕組みと障害について理解しよう(A-3,A-4)
【事前学習】教科書の第3章を読み、意識について概観する (2時間) 【事後学習】配布資料と授業ノートをもとに意識に関する現象についてノートにまとめる (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
6 |
人の認知・思考等の機序及びその障害(2)記憶はどのようなしくみになっているのか理解しよう(A-3,A-4)
【事前学習】教科書の第4章を読み、記憶のしくみについて概観する (2時間) 【事後学習】配布資料と授業ノートをもとに記憶のモデルと機能についてノートにまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
人の認知・思考等の機序及びその障害(3)日常生活での記憶の働き・役割を考えよう(A-3,A-4)
【事前学習】教科書の第5章を読み、記憶の日常的現象について概観する (2時間) 【事後学習】配布資料と授業ノートをもとに日常的な記憶の現象についてノートにまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
中間まとめ:到達度の確認・解説(A-3,A-4) オンデマンド教材を受講して、出題された課題を実施する 【事前学習】1〜7回の内容を復習する (2時間) 【事後学習】1〜7回の内容について振り返る (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
9 |
人の認知・思考等の機序及びその障害(4)知識を上手に使うにはどうしたらよいか(A-3,A-4)
【事前学習】教科書の第6章を読み、知識について概観する (2時間) 【事後学習】配布資料と授業ノートをもとに知識に関する理論についてノートにまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
人の認知・思考等の機序及びその障害(5)人はどうやってことばをしゃべれるようになるのか(A-3,A-4)
【事前学習】別に配布する資料を読み、言語獲得について概観する (2時間) 【事後学習】配布資料と授業ノートをもとに言語獲得に関する理論についてノートにまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
人の認知・思考等の機序及びその障害(6)言語を理解することと言語をうまく使えなくなることを理解しよう(A-3,A-4)
【事前学習】別に配布する資料を読み、言語理解について概観する (2時間) 【事後学習】配布資料と授業ノートをもとに言語理解の現象と理論についてノートにまとめる (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
12 |
人の認知・思考等の機序及びその障害(7)問題を解決するときにどのように考えているのか(A-3,A-4)
【事前学習】教科書の第7章を読み、問題解決と推論について概観する (2時間) 【事後学習】配布資料と授業ノートをもとに問題解決と推論の現象と理論についてノートにまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
人の認知・思考等の機序及びその障害(8)判断を決めないといけないときにどのように考えているのか(A-3,A-4)
【事前学習】教科書の第8章を読み、判断と意思決定について概観する (2時間) 【事後学習】配布資料と授業ノートをもとに判断と意思決定の現象と理論についてノートにまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
人の認知・思考等の機序及びその障害(9)認知バイアスと認知記憶機能の障害を理解しよう(A-3,A-4)
【事前学習】教科書の第1章を読み、認知の誤りについて概観する (2時間) 【事後学習】配布資料と授業ノートをもとに認知バイアス、認知記憶機能の障害についてノートにまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
期末まとめ:到達度の確認・解説(A-3,A-4)
【事前学習】1〜14回の内容を復習する (2時間) 【事後学習】授業の全内容について、まとめたノートを点検して振り返る (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 服部雅史 ・小島治幸 ・北神慎司 『基礎から学ぶ認知心理学 -- 人間の認識の不思議 (有斐閣ストゥディア)』 有斐閣 2015年 |
参考書 | 授業内で紹介する |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:第8回(20点)、第15回(54点)到達度確認のためのテスト(74%)、授業参画度:毎回(8、15回を除く)の授業内課題(13回×2点)(26%) 第15回の授業内テストは単位取得のために受験が必須 追試験については、学部の追試験の規定に沿って実施する(出席停止、体調不良者、交通事情による20分以上の遅延者等)。 |
オフィスアワー | 水曜日3限本館4階研究室、またはメールを受けてZoomで面接 |