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令和2年度以降入学者 | 心理情報処理実習2 | ||||
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教員名 | 坂本真士/西本和月・池見正剛 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業概要 | 心理学では,実験や調査によって測定したデータを統計的な手法を用いて分析することが求められる。本授業では,2年次までに修得したデータ分析方法を復習し,発展的内容に取り組む。心理学の実証研究に欠かせないデータの統計処理について,HADを用いて体験的に学ぶ。実験データと調査データの両方の統計処理や出力の見方,レポートでの書き方についても説明する。 |
授業のねらい・到達目標 | ・相関分析,回帰分析,t検定や分散分析,カイ2乗分析などのデータ分析の手法を用いて,与えられたデータ(おもに実験データ)について適切な統計分析の方法を選択し,HADを用いて適切に分析し出力結果を読み取ることができる。 ・因子分析,重回帰分析といった多変量解析法について理解し、与えられたデータ(おもに調査データ)について、HADを用いて適切に分析し出力結果を読み取ることができる。 ・解析を行うだけでなく,結果の解釈と記述ができ,他者にわかるように伝えることができる。 この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP7,CP9に対応している。 なお,新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では,この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP5,6及びカリキュラムポリシーCP5,6に対応している。 ・心理学に解決が託された課題に取り組むために,必要な情報を収集し,それを分析して,その課題を明確にすることができる(A-5-3)。 ・他者の意見を聴き取って,自分と異なる価値観を理解・尊重した上で,自分の考えを伝えることができる(A-6-3)。 |
授業の形式 | 実習 |
授業の方法 | オンデマンド型授業(7回分)と対面授業(8回分)により行う。 オンデマンド型授業:授業実施日にCanvas LMSを通して配信される教材をダウンロードして,動画とともに教科書を見ながら学習する。また,授業時間中には,疑問点に関してCanvas LMSのディスカッションまたはメールを介して教員に質問をする。授業内容に関する確認課題やレポートがある場合は,教員の指定する時間までに,Canvas LMSを介して提出する。 対面授業:パソコン教室にて実際にHADを操作して分析の仕方を修得する。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)、2年生までに習った統計手法の復習(問題演習)
【事前学習】シラバスを事前に確認し,1年次の「心理情報処理実習1」および2年次の「心理学実験」で習った統計処理を復習しておくこと。教科書2~7, 13章を復習しておくこと。 (1時間) 【事後学習】演習で解くことが出来なかった分析法があれば,必ず復習しておくこと。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
多要因分散分析(複雑なケースについて学ぶ)(A-5,A-6)
【事前学習】教科書5, 6章を事前に学習しておくこと。理解しきれなかったことがあれば授業時間中に質問できるようにしておくこと。 (1時間) 【事後学習】教科書や配付資料を復習し、理解し切れなかったところを明らかにして次週の授業に臨むこと (1時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
3 |
分散分析の問題演習(与えられたデータを自力で分析して結果を記述する)(A-5,A-6)
【事前学習】教科書5, 6章および前回までの授業内容を理解しておくこと。理解しきれなかったことがあれば授業時間中に質問できるようにしておくこと。 (1時間) 【事後学習】教科書や配付資料を復習し、理解し切れなかったところを明らかにして次週の授業に臨むこと (1時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
相関分析、回帰分析(複雑なケースについて学ぶ)、回帰分析(A-5,A-6)
【事前学習】教科書7, 8章および前回までの授業内容を理解しておくこと。理解しきれなかったことがあれば授業時間中に質問できるようにしておくこと。 (1時間) 【事後学習】教科書や配付資料を復習し、理解し切れなかったところを明らかにして次週の授業に臨むこと (1時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
5 |
相関分析、回帰分析の問題演習(与えられたデータを自力で分析して結果を記述する)(A-5,A-6)
【事前学習】教科書7, 8章および前回までの授業内容を理解しておくこと。理解しきれなかったことがあれば授業時間中に質問できるようにしておくこと。 (1時間) 【事後学習】教科書や配付資料を復習し、理解し切れなかったところを明らかにして次週の授業に臨むこと (1時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
到達度の確認1(第5回までの授業内容に関して到達度の確認を行う)(A-5,A-6) 試験終了後に、試験について解答を述べ説明する。 【事前学習】第5回までの内容を復習し理解しておくこと。 (1時間) 【事後学習】教科書や配付資料を復習し、理解し切れなかったところを明らかにして次週の授業に臨むこと (1時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
重回帰分析1(重回帰分析の基礎について学ぶ)(A-5,A-6)
【事前学習】教科書9章を学習しておくこと。先週までの授業内容を理解し,理解しきれなかったことがあれば授業時間中に質問できるようにしておくこと。 (1時間) 【事後学習】教科書や配付資料を復習し、理解し切れなかったところを明らかにして次週の授業に臨むこと (1時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
8 |
重回帰分析2(複雑なケースについて学ぶ)(A-5,A-6)
【事前学習】教科書10章を学習しておくこと。先週までの授業内容を理解し,理解しきれなかったことがあれば授業時間中に質問できるようにしておくこと。 (1時間) 【事後学習】教科書や配付資料を復習し、理解し切れなかったところを明らかにして次週の授業に臨むこと (1時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
9 |
重回帰分析の問題演習(与えられたデータを自力で分析して結果を記述する)(A-5,A-6)
【事前学習】教科書9, 10章および前回までの授業内容を理解しておくこと。理解しきれなかったことがあれば授業時間中に質問できるようにしておくこと。 (1時間) 【事後学習】教科書や配付資料を復習し、理解し切れなかったところを明らかにして次週の授業に臨むこと (1時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
共分散分析(基本操作と記述の仕方を学ぶ)(A-5,A-6)
【事前学習】教科書5, 9, 10章を学習しておくこと。先週までの授業内容を理解し,理解しきれなかったことがあれば授業時間中に質問できるようにしておくこと。 (1時間) 【事後学習】教科書と配付資料を復習し、理解し切れなかったところを明らかにして次週の授業に臨むこと (1時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
11 |
因子分析の基礎(因子分析の基礎について学ぶ)(A-5,A-6)
【事前学習】教科書11章を学習しておくこと。先週までの授業内容を理解し,理解しきれなかったことがあれば授業時間中に質問できるようにしておくこと。 (1時間) 【事後学習】教科書を復習し、理解し切れなかったところを明らかにして次週の授業に臨むこと (1時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
12 |
因子分析の問題演習(与えられたデータを自力で分析して結果を記述する)(A-5,A-6)
【事前学習】教科書11章を学習しておくこと。先週までの授業内容を理解し,理解しきれなかったことがあれば授業時間中に質問できるようにしておくこと。 (1時間) 【事後学習】教科書を復習し、理解し切れなかったところを明らかにして次週の授業に臨むこと (1時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
心理尺度の分析方法、確認的因子分析(基本操作と記述の仕方を学ぶ)(A-5,A-6)
【事前学習】教科書12章を学習しておくこと。先週までの授業内容を理解し,理解しきれなかったことがあれば授業時間中に質問できるようにしておくこと。 (1時間) 【事後学習】教科書と配付資料を復習し、理解し切れなかったところを明らかにして次週の授業に臨むこと (1時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
14 |
重回帰分析や因子分析などの問題演習(与えられたデータを自力で分析して結果を記述する)(A-5,A-6)
【事前学習】教科書9~12章の授業内容を理解しておくこと。理解しきれなかったことがあれば授業時間中に質問できるようにしておくこと。 (1時間) 【事後学習】教科書や配付資料を復習し、理解し切れなかったところを明らかにして次週の授業に臨むこと (1時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
到達度の確認2(これまでの授業内容に関して到達度の確認を行う)(A-5,A-6)
【事前学習】これまでの授業内容を復習し理解しておくこと。 (1時間) 【事後学習】授業全体を復習し,わからない点をなくしておくこと。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 小宮あすか,布井雅人 『Excelで今すぐはじめる心理統計(第2版) 簡単ツールHADで基本を身につける』 講談社 2024年 第2版 |
参考書 | 清水裕士,荘島宏二郎 『社会心理学のための統計学』 誠信書房 2017年 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:中間試験,期末試験を行う(各30%, 40%)。授業内試験を受けられなかった場合,追試を行う。詳しくは授業中に説明する。(70%)、授業参画度:課題の提出状況や出来等で判断する。これに加え、対面授業では遅刻や早退の有無も評価の対象とする。(30%) |
オフィスアワー | 担当教員ごとに最初の授業時に知らせる。 |
備考 | 対面授業時の遅刻は実習の進行を妨げるので厳禁(遅刻者の入室は原則認めない。電車の遅延等の理由がある場合には証明書を添えて申し出ること)。 事前・事後学修として課題を出すこともあるので,指示にしたがい,必ず提出すること。 |