検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和2年度以降入学者 | 心理検査法実習 | ||||
---|---|---|---|---|---|
教員名 | 小川真理 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
---|---|
授業の形態 | 実習を重視した対面授業 |
授業概要 | 各心理検査の特徴,実施の仕方,採点,解釈等について体験を通して学ぶ。また,心理検査の受検者体験を介し,検査者としての準備や姿勢等を学ぶ。 授業者の公認心理師,臨床心理士としての実務経験を利用し,実習や課題の指導を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | 各心理検査の目的や特徴について理解する。心理検査の検査者としての姿勢や臨床心理学の基本的な考え方を身につける。 <ディプロマポリシーとの関係> この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP5,6及びカリキュラムポリシーCP5,6に対応している。 <日本大学教育憲章との関係> ・心理学に解決が託された課題に取り組むために,必要な情報を収集し,それを分析して,その課題を明確にすることができる(A-5-3)。 ・他者の意見を聴き取って,自分と異なる価値観を理解・尊重した上で,自分の考えを伝えることができる(A-6-3)。 |
授業の形式 | 実習 |
授業の方法 | 実習形式。 各心理検査について,はじめに講義を行い,その後ペアやグループに分かれて実習や課題に取り組む。各実習では,検査者や受検者の体験をする。課題は個人やグループで検討し,提出や発表をする。課題では,事例を用いた学習を予定している。 受講者の関心や授業理解度を確認するために,授業時間内や事後学習に課題を実施する。事後学習の課題では主にCanvas LMSを用いる。 ※実習に重きを置いているため,対面授業に参加可能な方の受講を推奨。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
ガイダンス(授業の目的や授業の方法等について説明) 心理検査についての学習,心理検査とは(A-5) 【事前学習】シラバスを読む,心理検査について参考書等を用いて予習する。 (1時間) 【事後学習】心理検査について参考書やノート等で振り返り,理解を深める。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
心理検査の導入,検査を受けるということ 質問紙法:集団式で実施・集計(A-5) 【事前学習】今回の授業テーマについて,参考書等で事前に調べる。 (1時間) 【事後学習】受検者体験について振り返る。検査者の姿勢について参考書やノート等で調べて理解を深める。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
知能検査:WAIS-Ⅳ(1)検査概要の学習,実施の練習(A-5,A-6)
【事前学習】知能検査について,参考書等で事前に調べる。 (1時間) 【事後学習】知能検査について,参考書やノート等で振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
知能検査:WAIS-Ⅳ(2)実施の練習,実施(A-5,A-6)
【事前学習】知能検査(WAIS-Ⅳ)の施行法について,事前に調べて確認する。 (1時間) 【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
知能検査:WAIS-Ⅳ(3)実施・集計・結果の整理(A-5,A-6)
【事前学習】知能検査(WAIS-Ⅳ)の施行法や集計方法について,事前に調べて確認する。 (1時間) 【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
知能検査:WAIS-Ⅳ(4)集計・結果の整理・解釈(A-5,A-6)
【事前学習】知能検査(WAIS-Ⅳ)の集計方法・結果の整理・解釈について,事前に調べて確認する。 (1時間) 【事後学習】知能検査(WAIS-Ⅳ)の集計方法・結果の整理・解釈を行う。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
知能検査:WAIS-Ⅳ(5)解釈・報告書の作成・発表(A-5,A-6)
【事前学習】知能検査の報告書について,参考書等で事前に調べて確認する。 (1時間) 【事後学習】知能検査(WAIS-Ⅳ)の報告書の作成,提出を行う。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
パーソナリティ検査①:質問紙法 エゴグラム(1)検査概要の学習,実施・集計(A-5,A-6)
【事前学習】パーソナリティ検査について,参考書等で事前に調べる。 (1時間) 【事後学習】授業内容について参考書やノート等で振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
パーソナリティ検査①:質問紙法 エゴグラム(2)解釈・報告書の作成・発表(A-5,A-6)
【事前学習】実施した検査の解釈や報告書の作成について,参考書等で事前に調べて確する。 (1時間) 【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
パーソナリティ検査②:投影法(1)検査概要の学習,実施(A-5,A-6)
【事前学習】パーソナリティ検査:投影法について,参考書等で事前に調べる。 (1時間) 【事後学習】授業内容について参考書やノート等で振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
パーソナリティ検査②:投影法(2)実施・結果の整理・解釈(A-5,A-6)
【事前学習】実施した検査の結果の整理方法や解釈の仕方について,参考書等で事前に調べ確認する。 (1時間) 【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
パーソナリティ検査②:投影法(3)解釈・報告書の作成・発表(A-5,A-6)
【事前学習】実施した検査の結果の整理方法や解釈の仕方について,参考書等で事前に調べ確認する。 (1時間) 【事後学習】実施した検査の報告書の作成・提出をする。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
パーソナリティ検査③:投影法 描画(1)検査概要の学習,実施・結果の整理・解釈(A-5,A-6)
【事前学習】パーソナリティ検査の描画について,参考書等で事前に調べる。 (1時間) 【事後学習】授業内容について参考書やノート等で振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
パーソナリティ検査③:投影法 描画(2)解釈・報告書の作成・発表(A-5,A-6)
【事前学習】実施した検査の解釈の仕方や報告書について,参考書等で事前に調べ確認する。 (1時間) 【事後学習】実施した検査の報告書の作成・提出をする。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
まとめ これまでの振り返り 授業の理解を深める(A-5,A-6) 【事前学習】これまで学修した内容を振り返り,疑問に思ったことや分からないことをまとめる。 (1時間) 【事後学習】これまでの配布資料と課題,参考書等を用いて学修した内容を復習する。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
---|---|
教科書 | 使用しない |
参考書 | 松本真理子・森田美弥子 『心理アセスメント 心理検査のミニマム・エッセンス(心の専門家養成講座 第3巻)』 ナカニシヤ出版 2022年 津川律子・遠藤裕乃 『心理的アセスメント(公認心理師の基礎と実践⑭)』 遠見書房 2023年 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(50%)、授業参画度(50%) ・レポートは,各心理検査についての課題や報告書を評価とします。 ・授業参画度は,ペアやグループワークへの取り組み方,発言・発表,課題の提出状況やその内容等で評価します。 ・レポート(課題や報告書)の提出状況や内容によって,成績評価の割合を変えることもあります(例:レポート60%,授業参画度40%)。 |
オフィスアワー | 授業前後に開設。具体的な方法については、初回の授業内で説明します。 |
備考 | 授業の進行状況により、シラバスに変更がある場合もあります。その際はCanvas LMS等で案内します。 |