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自然地理学の基礎2

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令和7年度以降入学者 自然地理学の基礎2
教員名 森島済
単位数    2 学年    1 開講区分 文理学部
科目群 地理学科
学期 後期 履修区分 必修
授業形態 対面授業
授業概要 自然景観や自然環境の成立ちを、水や炭素などの物質循環や収支から概説し、幾つかの特徴的な自然地域に生じる環境問題や自然災害との関連について具体例を踏まえて解説する。
授業のねらい・到達目標 物質の流れや収支という観点から、自然環境を一体のシステムとして捉える考え方を理解し、提示された環境問題や自然災害の事例に対して、自然地理的要素とそれらを繋ぐ物質循環から問題となる環境要因を説明することができる。これにより、自然地理学的な自然環境・自然景観の見方や調査の基礎的知識を習得ことができる。結果として,以下の項目の達成を目指す。

この科目は文理学部(学士(理学))のDP1,2及びCP1,2に対応しています。

・経験や学修から得られた豊かな知識と教養を基に,倫理的な課題を説明することができる。(A-1-1)
・日本及び世界諸国の自然環境や社会,経済,文化などの現状を概説することができる。(A-2-1)
授業の形式 講義
授業の方法 教室のスクリーンやモニタに投影されたスライドを通じて理解を深めつつ,学修する。講義期間中に理解度確認テスト・課題を実施する。
教科書に挙げた資料集は、主に高校までに学修した内容の復習のために利用し、受講者は事前に予習すること。
授業計画
1 自然環境に対するシステム的な見方・考え方 (A-1-1)
【事前学習】自然地理学の基礎1の講義内容を復習しておくこと (2時間)
【事後学習】理解不十分な個所を補い,学習内容を補強するとともに,整理する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
2 水の循環と自然環境 (A-1-1), (A-2-1)
【事前学習】配付資料を確認し、不明な語句等について調べておくこと (2時間)
【事後学習】理解不十分な個所を補い,学習内容を補強するとともに,整理する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 炭素の循環と自然環境 (A-1-1), (A-2-1)
【事前学習】配付資料を確認し、不明な語句等について調べておくこと (2時間)
【事後学習】理解不十分な個所を補い,学習内容を補強するとともに,整理する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 水循環・炭素循環と熱帯雨林における環境 (A-1-1), (A-2-1)
【事前学習】配付資料を確認し、不明な語句等について調べておくこと (2時間)
【事後学習】理解不十分な個所を補い,学習内容を補強するとともに,整理する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 乾燥地の環境システムとプロセス (A-1-1), (A-2-1)
【事前学習】配付資料を確認し、不明な語句等について調べておくこと (2時間)
【事後学習】理解不十分な個所を補い,学習内容を補強するとともに,整理する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 乾燥地の景観と発達プロセス (A-1-1), (A-2-1)
【事前学習】配付資料を確認し、不明な語句等について調べておくこと (2時間)
【事後学習】理解不十分な個所を補い,学習内容を補強するとともに,整理する。 (2時間)
【授業形態】オンデマンド型授業
7 砂漠化とそのプロセス (A-1-1), (A-2-1)
【事前学習】配付資料を確認し、不明な語句等について調べておくこと (2時間)
【事後学習】理解不十分な個所を補い,学習内容を補強するとともに,整理する。 (2時間)
【授業形態】対面授業、同時双方向型授業
8 海岸の環境システムとプロセス (A-1-1), (A-2-1)
【事前学習】配付資料を確認し、不明な語句等について調べておくこと (2時間)
【事後学習】理解不十分な個所を補い,学習内容を補強するとともに,整理する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 海岸の景観と管理 (A-1-1), (A-2-1)
【事前学習】配付資料を確認し、不明な語句等について調べておくこと (2時間)
【事後学習】理解不十分な個所を補い,学習内容を補強するとともに,整理する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 寒冷環境の分布と景観 (A-1-1), (A-2-1)
【事前学習】配付資料を確認し、不明な語句等について調べておくこと (2時間)
【事後学習】理解不十分な個所を補い,学習内容を補強するとともに,整理する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 氷河と氷河地形におけるシステムとプロセス (A-1-1), (A-2-1)
【事前学習】配付資料を確認し、不明な語句等について調べておくこと (2時間)
【事後学習】理解不十分な個所を補い,学習内容を補強するとともに,整理する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 生態系とプロセス (A-1-1), (A-2-1)
【事前学習】配付資料を確認し、不明な語句等について調べておくこと (2時間)
【事後学習】理解不十分な個所を補い,学習内容を補強するとともに,整理する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 生態系と持続可能性 (A-1-1), (A-2-1)
【事前学習】配付資料を確認し、不明な語句等について調べておくこと (2時間)
【事後学習】理解不十分な個所を補い,学習内容を補強するとともに,整理する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 都市と自然環境 (A-1-1), (A-2-1)
【事前学習】配付資料を確認し、不明な語句等について調べておくこと (2時間)
【事後学習】試験内容を振り返り,学修課題を見つける。理解不十分な個所を補い,学習内容を補強するとともに,整理する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 理解度確認テストとその解説  (A-1-1), (A-2-1)
【事前学習】これまでの講義内容および事前学修で指定した資料集の範囲を復習する。 (2時間)
【事後学習】理解不十分な個所を補い,学習内容を補強するとともに,整理する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 『新詳資料 地理の研究』 帝国書院 2021年
マシューズ・ハーバート 『地理学のすすめ』 丸善 2015年
教科書や資料集に沿って講義を行うわけではない。受講者は復習、確認のために適宜利用すること。
参考書 特に指定しない。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト:15回目に実施(70%)、授業参画度:各授業回の最後の理解度確認問題及びリアクションペーパー(30%)
オフィスアワー 木曜日(8号館A-504:事前にメールでアポイントをとること)。
備考 授業計画を参考にして,教科書やインターネットなどから授業前に基礎知識を獲得して準備してください。授業後は,講義内容を整理してノートにまとめる。講義内容に対する質問や意見をするようにしてください。

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