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商業地理学

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令和2年度以降入学者 商業地理学
教員名 任海
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 地理学科
学期 後期 履修区分 選択
授業形態 対面授業(一部遠隔授業)
授業の形態 授業内テストの問題解説,講義内容の総括(第15回)などの内容に関して遠隔授業で行います。
授業概要 本講義は、地理情報システム(GIS)を活用し、地理データとビジネスデータを統合して実践的な商業意思決定に応用する方法を教授します。主な内容は以下の通りです:

・地理空間技術とビジネスデータの統合
 人口統計、交通ネットワークなどの地理データと、売上、顧客属性などのビジネスデータを組み合わせ、総合的に分析する方法を学びます。

・小売店の立地評価と集客予測
 GISツールを使用して、競合店舗の分布、アクセス性、人口密度などを基に小売店の立地適正を評価する方法を学びます。
 重力モデルや回帰分析などの空間データに基づく集客予測モデルを構築し、新規出店戦略を支援します。
授業のねらい・到達目標 ・GISを活用し、「需要と供給の地理」および「地域条件」に関連する多様な地理空間データ、調査法、分析法を習得する。

・新規店舗の地点評価、立地最適化、地域分類に関連する分析手法と数理モデルを理解し、実際のビジネス課題に応用できる能力を身につける。

・地理空間データに基づく科学的な分析を通じて、商業立地戦略や地域マーケティングの最適化を支援する方法を習得する。

この科目は文理学部(学士(地理学))のディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP1に対応しています。
・経験や学修から得られた豊かな知識と教養を基に,自己の倫理観をもって,倫理的な課題に向き合うことができる(A-1-2)。
・日本及び世界諸国の自然環境や社会,経済,文化などの現状および相互関係を,自己の理解に基づいて説明することができる(A-2-2)。
授業の形式 講義
授業の方法 ・授業形式
 教科書とプレゼンテーション(PPT)を中心に授業を進めます。
 初回授業で、授業の進め方、学習目標、評価方法について詳しく説明します。


・事前学習について
 各講義の内容に沿って、教科書と配布資料を用いて予習を行います。



・事後学習について
 授業後は、具体的な事例を調べることで、講義内容の理解を深めます。
授業計画
1 ガイダンス;授業のテーマ,計画,到達目標及び授業の方法について説明する(A-1-2)
【事前学習】シラバスの内容を確認しておくこと (1時間)
【事後学習】ブラックボードの確認,次回授業用資料を入手してみる (1時間)
【授業形態】対面授業
2 地理学の視点からみた商業・商業地理学の研究対象,研究手法,中心的概念(A-1-2,A-2-2)
【事前学習】事前配布資料を確認し,専門用語を調べる (2時間)
【事後学習】授業内容を整理する (2時間)
【授業形態】対面授業
3 GISを利用した集客圏分析①市場規模の推定(A-1-2,A-2-2)
【事前学習】教科書pp2-10の内容を予習しておくこと (2時間)
【事後学習】教科書を参考しながら授業内容を整理する (2時間)
【授業形態】対面授業
4 GISを利用した集客圏分析②市場規模の変動要因(A-1-2,A-2-2)
【事前学習】教科書pp11-24の内容を予習しておくこと (2時間)
【事後学習】教科書を参考しながら授業内容を整理する (2時間)
【授業形態】対面授業
5 GISを利用した集客圏分析③市場の質の分析(A-1-2,A-2-2)
【事前学習】教科書pp25-36の内容を予習しておくこと (2時間)
【事後学習】教科書を参考しながら授業内容を整理する (2時間)
【授業形態】対面授業
6 GISを利用した集客圏分析④競合環境の分析(A-1-2,A-2-2)
【事前学習】教科書pp37-48の内容を予習しておくこと (2時間)
【事後学習】教科書を参考しながら授業内容を整理する (2時間)
【授業形態】対面授業
7 GISを利用した集客圏分析⑤顧客発生源の集客効果(A-1-2,A-2-2)
【事前学習】教科書pp49-59の内容を予習しておくこと (2時間)
【事後学習】教科書を参考しながら授業内容を整理する (2時間)
【授業形態】対面授業
8 GISを利用した集客圏分析⑥障害物の影響(A-1-2,A-2-2)
【事前学習】教科書pp60-70の内容を予習しておくこと (2時間)
【事後学習】教科書を参考しながら授業内容を整理する (2時間)
【授業形態】対面授業
9 GISを利用した立地評価と集客予測①用地評価(A-1-2,A-2-2)
【事前学習】教科書pp72-78の内容を予習しておくこと (2時間)
【事後学習】教科書を参考しながら授業内容を整理する (2時間)
【授業形態】対面授業
10 GISを利用した立地評価と集客予測②場所評価(A-1-2,A-2-2)
【事前学習】教科書pp79-86の内容を予習しておくこと (2時間)
【事後学習】教科書を参考しながら授業内容を整理する (2時間)
【授業形態】対面授業
11 GISを利用した立地評価と集客予測③立地評価システムの構築(A-1-2,A-2-2)
【事前学習】教科書pp87-94の内容を予習しておくこと (2時間)
【事後学習】教科書を参考しながら授業内容を整理する (2時間)
【授業形態】対面授業
12 GISを利用した立地評価と集客予測④空間的相互作用モデルに基づく集客予測(A-1-2,A-2-2)
【事前学習】教科書pp95-111の内容を予習しておくこと (2時間)
【事後学習】教科書を参考しながら授業内容を整理する (2時間)
【授業形態】対面授業
13 GISを利用した立地評価と集客予測⑤ジオデモグラフィックスの理論と応用(A-1-2,A-2-2)
【事前学習】教科書pp112-145の内容を予習しておくこと (2時間)
【事後学習】教科書を参考しながら授業内容を整理する (2時間)
【授業形態】対面授業
14 理解度確認と授業内容の補足
【事前学習】2~13回の内容を復習しておくこと (6時間)
【事後学習】理解度確認の内容を復習する (2時間)
【授業形態】対面授業
15 講義の総括と理解度確認テスト問題解説
【事前学習】授業全体を復習する (1時間)
【事後学習】授業全体を復習する (1時間)
【授業形態】同時双方向型授業
その他
教科書 高阪宏行 『ジオビジネス‐GISによる小売店の立地評価と集客予測』 古今書院 2014年 第1版
必須。
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 授業内テスト:授業理解度確認(80%)、授業参画度:授業の参加状況,事前準備と事後の復習,質問に対する回答(20%)
オフィスアワー 水曜日12:00~13:00 8号館4階A-407号室
または,Canvas LMSを通しての質疑応答

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