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気圏科学

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令和2年度以降入学者 気圏科学
令和元年度以前入学者 気象学1
教員名 三隅良平
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 地球科学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業概要 気象学には、総観スケール(天気図に描かれるスケール)、マイクロスケール(微細な渦)、メソスケール(集中豪雨など)のように、様々な空間スケールをもつ現象がある。本講義では、気象学の基礎的な内容について、網羅的に学習する。本授業においては原則として数式を用いず、概念図等を用いて説明する。
授業のねらい・到達目標 <授業のねらい>
気象学の基礎的な内容を理解する

<到達目標>(各目標の後の数字は授業回を表す)
・地球大気の組成がなぜ他の惑星と異なるかを説明できる(1,15)
・オゾン層とその効果について説明できる(2,15)
・降水のしくみを説明できる(3,15)
・地衡風について説明できる(4,15)
・大気の安定と不安定について説明できる(5,15)
・温帯低気圧の構造を説明できる(6,15)
・台風が発生するしくみを説明できる(7,15)
・積乱雲の一生について説明できる(8,15)
・大気の大循環について説明できる(9,15)
・エルニーニョとテレコネクションについて説明できる(10,15)
・大気と海洋の観測方法について説明できる(11,15)
・天気の予測方法について説明できる(12,15)
・気候変動のメカニズムについて説明できる(13,15)
・電離層について説明できる(14,15)

学科プログラム(JABEE認定プログラムを含む)の学習・教育到達目標:
「(G)地球科学の専門知識を習得する」(1~15)に寄与する。

日本大学教育憲章との関係:
・既存の知識にとらわれることなく、物事を論理的・批判的に説明することができる。(A-3-2)

この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP3、及びカリキュラムポリシーCP3に対応している。

なお、この科目は旧カリキュラム(令和元年度以前入学者が対象)においては、ディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応し、学科プログラム(JABEE認定プログラムを含む)の学習・教育到達目標「(G)地球科学の専門知識を修得する」(1-15)に寄与する。
授業の形式 講義
授業の方法 (1) 板書による講義を行うとともに、演習問題を通じて理解を深める。
(2) 授業の冒頭に授業内テストを行うので(第2回~第14回)前回の授業内容を復習しておくこと。なお各回の板書の内容や演習問題は、CanvasLMSにアップロードする。
(3) 授業内に課した課題についてのフィードバックとして、次回の講義で解説や講評を行う。
(4) 初回講義開始までにCanvasLMSのコース登録をすること。
(5) 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とする。
授業計画
1 地球大気の成り立ちについて学習する(A-3)
【事前学習】地球大気の成り立ちについて調べておく (2時間)
【事後学習】学習した内容を復習する (2時間)
【授業形態】対面授業
2 大気の構造とオゾン層について学習する(A-3)
【事前学習】大気の構造とオゾン層について調べておく (2時間)
【事後学習】学習した内容を復習する (2時間)
【授業形態】対面授業
3 雲と降水について学習する(A-3)
【事前学習】雲と降水について調べておく (2時間)
【事後学習】学習した内容を復習する (2時間)
【授業形態】対面授業
4 気圧傾度力とコリオリ力について学習する(A-3)
【事前学習】気圧傾度力とコリオリ力について調べておく (2時間)
【事後学習】学習した内容を復習する (2時間)
【授業形態】対面授業
5 大気の安定と不安定について学習する(A-3)
【事前学習】大気の安定と不安定について調べておく (2時間)
【事後学習】学習した内容を復習する (2時間)
【授業形態】対面授業
6 温帯低気圧について学習する(A-3)
【事前学習】温帯低気圧について調べておく (2時間)
【事後学習】学習した内容を復習する (2時間)
【授業形態】対面授業
7 台風について学習する(A-3)
【事前学習】台風について調べておく (2時間)
【事後学習】学習した内容を復習する (2時間)
【授業形態】対面授業
8 積乱雲の一生について学習する(A-3)
【事前学習】積乱雲の一生について調べておく (2時間)
【事後学習】学習した内容を復習する (2時間)
【授業形態】対面授業
9 大気の大循環について学習する(A-3)
【事前学習】大気の大循環について調べておく (2時間)
【事後学習】学習した内容を復習する (2時間)
【授業形態】対面授業
10 エルニーニョとテレコネクションについて学習する(A-3)
【事前学習】エルニーニョとテレコネクションについて調べておく (2時間)
【事後学習】学習した内容を復習する (2時間)
【授業形態】対面授業
11 大気と海洋の観測方法について学習する(A-3)
【事前学習】大気と海洋の観測方法について調べておく (2時間)
【事後学習】学習した内容を復習する (2時間)
【授業形態】対面授業
12 天気の予測可能性について学習する(A-3)
【事前学習】天気の予測可能性について調べておく (2時間)
【事後学習】学習した内容を復習する (2時間)
【授業形態】対面授業
13 気候変動について学習する(A-3)
【事前学習】気候変動について調べておく (2時間)
【事後学習】学習した内容を復習する (2時間)
【授業形態】対面授業
14 電離層とオーロラについて学習する(A-3)
【事前学習】電離層とオーロラについて調べておく (2時間)
【事後学習】学習した内容を復習する (2時間)
【授業形態】対面授業
15 気圏科学のまとめと達成度の確認と講評(A-3)
【事前学習】これまでの授業の内容について復習しておく (2時間)
【事後学習】テストで間違った箇所について再度講義資料を読み返す (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 なし
参考書 釜堀 弘隆・川村 隆一  『トコトン図解 気象学入門』 講談社 2018年
なし
成績評価の方法及び基準 試験(50%)、授業内テスト(50%)
・地球大気の組成がなぜ他の惑星と異なるかを説明できる(5点)
・オゾン層とその効果について説明できる(5点)
・降水のしくみを説明できる(10点)
・地衡風について説明できる(5点)
・大気の安定と不安定について説明できる(5点)
・温帯低気圧の構造を説明できる(10点)
・台風が発生するしくみを説明できる(10点)
・積乱雲の一生について説明できる(10点)
・大気の大循環について説明できる(10点)
・エルニーニョとテレコネクションについて説明できる(5点)
・大気と海洋の観測方法について説明できる(5点)
・天気の予測方法について説明できる(5点)
・気候変動のメカニズムについて説明できる(10点)
・電離層について説明できる(5点)

総合的に判断して60点以上を合格とする。
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