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地球物理学2

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令和2年度以降入学者 地球物理学2
教員名 竹村貴人
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 地球科学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業(15回)
授業概要 地球科学における諸現象(地震など)や環境問題(二酸化炭素地下貯留や石油資源)を対象にて物理的なアプローチによるメカニズムの
解明を目指す.
授業のねらい・到達目標 ねらい:
地震と断層にについて,そのメカニズムを理解する方法を理解できるようになる.

到達目標:地震と断層にについて,そのメカニズムを理解し説明できる.(1-15)
学科プログラム(JABEE認定プログラム含む)の学習・教育到達目標とのかかわり:
「(G) 地球科学の専門知識を修得する」、に寄与する。

日本大学教育憲章との関係:
・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる。(A-3-2)

ディプロマポリシー,カリキュラムポリシーとの関係:
文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP3 およびカリキュラムポリシーCP3に対応している。
授業の形式 講義
授業の方法 (1) 授業の形式
(2) 講義形式で授業を行い、宿題を利用して各自演習を行う。
・本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。
(3) 課題・授業内テストのフィードバックは授業内の解説として行う
授業計画
1 地震と断層運動を物理的に捉える:Geophysics・Tectonophysics・Geomechanicsの概要
(A-3-2)
【事前学習】地震と断層の現象を調べておくこと (2時間)
【事後学習】授業中に解いたエネルギ問題を再確認すること (2時間)
【授業形態】対面授業
2 応力とひずみ
(A-3-2)
【事前学習】配布資料のプレート運動とテクトニクスを読んでおく (2時間)
【事後学習】授業中に解いたテクトニクスに関する問題を再確認すること (2時間)
【授業形態】対面授業
3 ヤング率とポアソン比,ラメの定数(弾性論)
(A-3-2)
【事前学習】配布資料の地震と断層を読んでおく (2時間)
【事後学習】授業中に解いた地震と断層の問題を再確認すること (2時間)
【授業形態】対面授業
4 モールの応力円による応力状態の表示
(A-3-2)
【事前学習】配布資料の地殻応力の特徴を読んでおく (2時間)
【事後学習】授業中に解いた地殻応力の問題を再確認すること (2時間)
【授業形態】対面授業
5 水の役割:有効応力の原理1
(A-3-2)
【事前学習】配布資料の応力と水圧の概念を読んでおく (2時間)
【事後学習】授業中に解いた応力と水圧の問題を再確認すること (2時間)
【授業形態】対面授業
6 地震の規模(エネルギーの視点から)(授業内テスト)
(A-3-2)
【事前学習】配布資料のモールの応力円を読んでおく (2時間)
【事後学習】授業中に解いたモールの応力円の問題を再確認すること (2時間)
【授業形態】対面授業
7 地震の理解と断層の表現
(A-3-2)
【事前学習】配布資料の演習問題を読んでおく (2時間)
【事後学習】授業中に解いた演習問題の問題を再確認すること (2時間)
【授業形態】対面授業
8 地震の限界深度:破壊形態(物質の破壊とはなにか?)
(A-3-2)
【事前学習】配布資料のストレスポリゴンを読んでおく (2時間)
【事後学習】授業中に解いたストレスポリゴンの問題を再確認すること (2時間)
【授業形態】対面授業
9 地震の限界深度:摩擦の問題
(A-3-2)
【事前学習】配布資料の地震発生帯を読んでおく (2時間)
【事後学習】授業中に解いた摩擦則の問題を再確認すること (2時間)
【授業形態】対面授業
10 地震動の伝搬:P波とS波
(A-3-2)
【事前学習】配布資料の地震動を読んでおく (2時間)
【事後学習】授業中に解いた地震動の問題を再確認すること (2時間)
【授業形態】対面授業
11 地震動の固有周期
(A-3-2)
【事前学習】配布資料の固有周期を読んでおく (2時間)
【事後学習】授業中に解いた固有周期の問題を再確認すること (2時間)
【授業形態】対面授業
12 地震動の固有周期
(A-3-2)
【事前学習】配布資料の災害を読んでおく (2時間)
【事後学習】授業中に解いた災害のメカニズムの問題を再確認すること (2時間)
【授業形態】対面授業
13 地震による災害のメカニズム:地すべり,液状化
(A-3-2)
【事前学習】配布資料の断層の形成を読んでおく (2時間)
【事後学習】授業中に解いた断層の形成に関する問題を再確認すること (2時間)
【授業形態】対面授業
14 ジオフィジクスから見たエネルギー問題(二酸化炭素地中貯留,エネルギー貯蔵)(授業内テスト)
(A-3-2)
【事前学習】配布資料のエネルギーを読んでおく (2時間)
【事後学習】授業中に解いた二酸化炭素地中貯留,エネルギー貯蔵の問題を再確認すること (2時間)
【授業形態】対面授業
15 ジオフィジスクの役割と展望(対面授業) (A-3-2)
【事前学習】これまでの内容をまとめておく (2時間)
【事後学習】授業中に解いた問題を再確認すること (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 なし
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業内テスト(50%)
地殻内でおこる現象について理解しているかを授業内テストおよびレポートで評価する。授業内テスト(50%) 、 レポート50%
授業内テストは授業中に配布するプリント,教科書および事前学習内容から出題し、レポートと合わせて60%以上を合格とする。


<達成度評価基準>※括弧内の数字は授業計画内の講義番号
地殻内で起こる現象のメカニズムを理解している(1-15)
オフィスアワー 当該授業日にメールもしくは授業後に対応する.

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