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令和2年度以降入学者 | 気象力学 | ||||
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教員名 | 三隅良平 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 地球科学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面授業 |
授業概要 | 気象学は流体力学や熱力学の応用分野であるという側面をもつ。したがって、気象学を深く理解するためには、大気現象の数学的な理解を欠かすことができない。本講義では、高等学校で履修した数学や物理学に基づいて、様々な気象を数式を用いて表現する方法を学修する。 |
授業のねらい・到達目標 | <授業のねらい> 気象力学の基礎理論を身につける <到達目標>(括弧内の数字は授業回を表す) ・簡単な微分方程式を解くことができる(1-3,15) ・測高公式を導くことができる(4,15) ・熱力学第一法則から温位の式を導くことができる(5,15) ・クラウジウス・クラペイロンの式を説明できる(6,15) ・湿潤断熱線の概念を説明できる(7,15) ・コリオリの力を数式で説明できる(8,15) ・地衡風の概念を数式で説明できる(9,15) ・摩擦力が風に及ぼす影響を説明できる(10,15) ・温度風の概念を説明できる(11,15) ・等圧面における運動方程式を書くことができる(12,15) ・渦度と発散を数式で表すことができる(13,15) ・温帯低気圧の発達を渦度方程式で説明できる(14,15) 学科プログラム(JABEE認定プログラムを含む)の学習・教育到達目標: 「(G)地球科学の専門知識を習得する」(1~15)に寄与する。 日本大学教育憲章との関係: ・既存の知識にとらわれることなく、物事を論理的・批判的に説明することができる。(A-3-2) この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP3、及びカリキュラムポリシーCP3に対応している。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | (1) 板書による講義を行うとともに、演習問題を通じて理解を深める。 (2) 授業の冒頭に授業内テストを行うので(第2回~第14回)前回の授業内容を復習しておくこと。なお各回の板書の内容や演習問題は、CanvasLMSにアップロードする。 (3) 授業内に課した課題についてのフィードバックとして、次回の講義で解説や講評を行う。 (4) 初回講義開始までにCanvasLMSのコース登録をすること。 (5) 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とする。 |
授業計画 | |
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1 |
講義全体のガイダンスと、高校で履修した三角関数を復習する(A-3)
【事前学習】高校で学習した三角関数について復習しておく (2時間) 【事後学習】演習問題を復習する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
高校数学における微分法と積分法を復習する(A-3)
【事前学習】高校で学習した微分法と積分法を復習しておく (2時間) 【事後学習】演習問題を復習する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
微分方程式の解法について学習する(A-3)
【事前学習】微分方程式について調べておく (2時間) 【事後学習】演習問題を復習する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
静力学平衡について学習する(A-3)
【事前学習】静力学平衡について調べておく (2時間) 【事後学習】演習問題を復習する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
乾燥大気の熱力学について学習する(A-3)
【事前学習】乾燥大気の熱力学について調べておく (2時間) 【事後学習】演習問題を復習する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
湿潤大気の熱力学について学習する(A-3)
【事前学習】湿潤大気の熱力学について調べておく (2時間) 【事後学習】演習問題を復習する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
浮力と湿潤断熱線について学習する(A-3)
【事前学習】浮力と湿潤断熱線について調べておく (2時間) 【事後学習】演習問題を復習する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
回転系での運動方程式について学習する(A-3)
【事前学習】回転系での運動方程式について調べておく (2時間) 【事後学習】演習問題を復習する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
気圧傾度力と地衡風について学習する(A-3)
【事前学習】気圧傾度力と地衡風について調べておく (2時間) 【事後学習】演習問題を復習する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
摩擦の効果について学習する(A-3)
【事前学習】摩擦の効果について調べておく (2時間) 【事後学習】演習問題を復習する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
等圧面における運動方程式について学習する(A-3)
【事前学習】等圧面における運動方程式について調べておく (2時間) 【事後学習】演習問題を復習する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
温度風について学習する(A-3)
【事前学習】温度風について調べておく (2時間) 【事後学習】演習問題を復習する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
渦度と発散について学習する(A-3)
【事前学習】渦度と発散について調べておく (2時間) 【事後学習】演習問題を復習する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
渦度方程式と温帯低気圧の発達について学習する(A-3)
【事前学習】渦度方程式について調べておく (2時間) 【事後学習】演習問題を復習する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
気象力学のまとめと達成度の確認および講評(A-3)
【事前学習】これまでの授業の内容について復習しておく (2時間) 【事後学習】テストで間違った箇所について再度講義資料を読み返す (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 二宮 洸三 『気象がわかる数式入門』 オーム社 2006年 なし |
成績評価の方法及び基準 | 試験(50%)、授業内テスト(50%) ●評価の基準 ・簡単な微分方程式を解くことができる(5点) ・測高公式を導くことができる(10点) ・熱力学第一法則から温位の式を導くことができる(10点) ・クラウジウス・クラペイロンの式を説明できる(5点) ・湿潤断熱線の概念を説明できる(10点) ・コリオリの力を数式で説明できる(10点) ・地衡風の概念を数式で説明できる(10点) ・摩擦力が風に及ぼす影響を説明できる(5点) ・温度風の概念を説明できる(10点) ・等圧面における運動方程式を書くことができる(5点) ・渦度と発散を数式で表すことができる(10点) ・温帯低気圧の発達を渦度方程式で説明できる(10点) 総合的に判断して60点以上を合格とする。 |
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