文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 情報科学科 > 情報科学講究1
日本大学ロゴ

情報科学講究1

このページを印刷する

令和2年度以降入学者 情報科学講究1
教員名 北原鉄朗
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 情報科学科
学期 前期 履修区分 必修
授業形態 対面授業
授業概要 卒業研究に向け、必要な基礎知識・プログラミング技能を習得する
授業のねらい・到達目標 ・4年次に行う卒業研究に向け、研究とは何かを理解し、論文を読めるようになる。
・学生各自が選んだ研究テーマに従って関連する研究の論文(日英両方)を自ら探し、当該論文を読み、内容を正確に理解してプレゼンを通して人に伝えられるようになる。
・曖昧性のない言葉を正確に使い、読んだ論文の内容や自らの考えを論理的に伝えられるようになる。
・本研究室の卒業研究では、ほとんどの場合それなりに規模の大きいプログラムを書くことになるので、そのような規模の大きいプログラムをかけるようになる。
・音楽情報処理系の卒業研究を実施する上で必要になる音楽理論やMIDIに関する知識をつけ、その知識を活用できるようになる。

この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP1-8及びカリキュラムポリシーCP1-8に対応している。
・経験や学修から得られた豊かな情報科学の知識と教養に基づいて,自己の倫理観を倫理的な課題に適用することができる(A-1-3)。
・世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの背景を理解し,国際社会が直面している問題を情報科学の視点から説明することができる(A-2-3)。
・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる(A-3-3)。
・問題を分析し,複数の解決策を提示した上で,問題を解決することができる(A-4-3)。
・責任と役割を担い,新しい問題に取り組む意識を持ち,そのために必要な情報科学の知識・情報を収集することができる(A-5-3)。
・さまざまな人々とのコミニュケーションを通じて相互の意思伝達を自由かつ確実に行い,他者との良好な関係を確立することができる(A-6-3)。
・集団の活動において,より良い成果を上げるために,指導者として他者と協働し,作業を行うことができる(A-7-3)。
・学修状況を自己分析し,その成果を評価することができる(A-8-3)。
授業の形式 講究
授業の方法 ・原則として対面にて実施する。
・研究とは何か、論文の読み方を学んだのち、ミニ研究に取り組む。ミニ研究は2人1組をベースとするが、異なる場合もありうる。
履修条件 学科内規に定められた条件を満たすこと。
また、「オブジェクト指向プログラミング」「データ構造」「データ科学2」を同時履修すること。
卒業研究の実施に必要な知識を身につけるために、授業時間外の勉強会などへの参加を指示する場合がある。
授業計画
1 授業の到達目標および方法の確認、研究とは何か
【事前学習】シラバスを確認し、この授業の到達目標を理解しておくこと (1時間)
【事後学習】授業内で出された課題に取り組むこと (1時間)
【授業形態】対面授業
2 「よい研究」に求められる要件、論文の読み方
【事前学習】「よい研究とは何か」をあらかじめ考えておくこと (1時間)
【事後学習】授業内で課された課題に取り組むこと (1時間)
【授業形態】対面授業
3 ミニ研究の準備(1) 自分が行いたい研究と向き合う
【事前学習】自分がどのような研究に取り組みたいかをあらかじめ考えておくこと (4時間)
【事後学習】ゼミナール内で指摘された事柄を検討すること (1時間)
【授業形態】対面授業
4 ミニ研究の準備(2) 研究テーマについて議論する
【事前学習】他の履修者から有用な意見がもらえるように、自分が取り組みたい研究について発表する準備をしておくこと (4時間)
【事後学習】ゼミナール内で指摘された事柄を検討すること (1時間)
【授業形態】対面授業
5 ミニ研究の準備(3) 議論に基づいて研究テーマを掘り下げる
【事前学習】前回の議論に基づき、研究テーマについて再検討しておくこと (4時間)
【事後学習】ゼミナール内で指摘された事柄を検討すること (1時間)
【授業形態】対面授業
6 論文サーベイ(1) 各自の研究テーマに関連する論文(日本語)の紹介(チームA、B)
【事前学習】各自の研究テーマに関連する論文(日本語)をあらかじめ読み、その内容を発表できるようにしておくこと (4時間)
【事後学習】ゼミナール内で指摘された事柄を検討すること (1時間)
【授業形態】対面授業
7 論文サーベイ(2) 各自の研究テーマに関連する論文(日本語)の紹介(チームC、D)
【事前学習】各自の研究テーマに関連する論文(日本語)をあらかじめ読み、その内容を発表できるようにしておくこと (4時間)
【事後学習】ゼミナール内で指摘された事柄を検討すること (1時間)
【授業形態】対面授業
8 論文サーベイ(3) 各自の研究テーマに関連する論文(英語)の紹介(チームA、B)
【事前学習】各自の研究テーマに関連する論文(英語)をあらかじめ読み、その内容を発表できるようにしておくこと (4時間)
【事後学習】ゼミナール内で指摘された事柄を検討すること (1時間)
【授業形態】対面授業
9 論文サーベイ(4) 各自の研究テーマに関連する論文(英語)の紹介(チームC、D)
【事前学習】各自の研究テーマに関連する論文(英語)をあらかじめ読み、その内容を発表できるようにしておくこと (4時間)
【事後学習】ゼミナール内で指摘された事柄を検討すること (1時間)
【授業形態】対面授業
10 学会に参加しよう
【事前学習】授業の一環として参加を課された学会に参加し、報告する準備をしておくこと (4時間)
【事後学習】報告時に答えられなかった質問に答えられるよう、論文などを読み返すこと (1時間)
【授業形態】対面授業
11 ミニ研究の実施(1) ミニ研究のテーマ決定
【事前学習】第3~5回の議論に基づき、ミニ研究のテーマとゴールを考えておくこと (4時間)
【事後学習】ゼミナール内で指摘された事柄を検討すること (1時間)
【授業形態】対面授業
12 ミニ研究の実施(2) データ収集および分析
【事前学習】ミニ研究を実施するのにどのようなデータが必要かを考え、探しておくこと (4時間)
【事後学習】ゼミナール内で指摘された事柄を検討すること (1時間)
【授業形態】対面授業
13 ミニ研究の実施(3) プログラムの作成
【事前学習】ミニ研究を実施するのに必要な作成の仕様を決め、作成しておくこと (4時間)
【事後学習】ゼミナール内で指摘された事柄を検討すること (1時間)
【授業形態】対面授業
14 ミニ研究の実施(4) 予備実験の実施
【事前学習】第12~13回で準備したデータ、プログラムを使用して予備実験を行っておくこと (4時間)
【事後学習】ゼミナール内で指摘された事柄を検討すること (1時間)
【授業形態】対面授業
15 ミニ研究の実施(5) 成果の発表
【事前学習】ミニ研究の成果を発表できるように準備しておくこと (4時間)
【事後学習】ゼミナール内で指摘された事柄を検討すること (1時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 使用しない
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 ゼミナールにおける発表の完成度や研究の進捗の度合いを総合的に判断して評価する(100%)
オフィスアワー Slackなどで適宜質問を受け付ける。

このページのトップ