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生体エネルギー科学

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令和2年度以降入学者 生体エネルギー科学
教員名 金恩哲
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 生命科学科
学期 後期 履修区分 選択
授業形態 対面授業
授業概要 生物が生きていくために必要不可欠なエネルギーについて基本的な内容を学ぶ。食べ物がもつ化学エネルギーからはじめ、植物によるエネルギーの獲得方法や動物によるエネルギー利用システムを理解する。
授業のねらい・到達目標 <知識>
授業終了段階までに、生物が生きていくために必要なエネルギーをどのような仕組みでどれだけ獲得しているか、また、生物は生体内エネルギーをどのようなシステムを用いて利用しているかを理解する。
<能力>
この科目は文理学部生命科学科(学士(理学))のディプロマポリシーDP3、4、5およびカリキュラムポリシーCP3、4、5に対応している。
・既存の知識にとらわれることなく、物事を論理的・批判的に説明することができる(A-3-2)。
・日常生活における現象に潜む科学的問題を見出し、専門的知識に基づいて説明することができる(A-4-2)。
・新しい問題に取り組む意識を持ち、そのために必要な情報を収集し、それを分析して理解することができる(A-5-3)。

各回の授業・事前学習・事後学習を通して、日本大学教育憲章にある以下の能力を身につけることを目標とする。
A-3 (DP3・CP3): 論理的・批判的思考力
A-4 (DP4・CP4): 問題発見・解決力
A-5 (DP5・CP5):挑戦力
授業の形式 講義
授業の方法 ・パワーポイント資料を活用した講義形式
・毎回、理解度確認テスト(クイズ)を実施し、講義内容について理解が不十分だった点や疑問をまとめたリアクションペーパーを作成・提出する。
・リアクションペーパーに対しては、次回の授業やメールなどを通じて教員がフィードバックを行い、質問や議論の機会を提供する。
・学期末には、授業全般の内容についての学期末テストを実施する。

以上は、対面授業時だが、状況に応じて、オンデマンドで配信した資料をもとにして理解を促しレポート課題などの提出を求める。
オンデマンドの場合は、オンデマンドを予定する授業の1週間前にその内容を告知し、課題の提出は課題の配信後から1週間を期限とする。
授業計画
1 「ガイダンス」:授業のテーマ、到達目標、授業の方法についての紹介
【事前学習】シラバスを事前に確認し、授業全体の流れを理解しておく(A-4)。 (2時間)
【事後学習】第2回以降の授業に備え、生体エネルギー学について基礎的なことを学んでおく(A-4)。 (2時間)
2 「エネルギーと生体エネルギー」
【事前学習】エネルギーと生体エネルギーについて調べ、生体エネルギーについて考えておく(A-3、A-5)。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を復習し、理解したことをまとめる(A-3)。 (2時間)
3 「生物が利用できる化学エネルギー」:炭水化物・脂質・タンパク質
【事前学習】三大栄養素について調べ、それらの特徴を整理しておく(A-4)。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を復習し、理解したことをまとめる(A-3)。 (2時間)
4 「植物の光合成①」:明反応
【事前学習】植物の光合成明反応について高校教科書レベルの知識を得て、疑問点をまとめておく(A-4)。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を復習し、理解したことをまとめる(A-3)。 (2時間)
5 「植物の光合成②」:暗反応(カルビン回路)
【事前学習】カルビン回路についての知識を得て、疑問点をまとめておく(A-4)。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を復習し、理解したことをまとめる(A-3)。 (2時間)
6 「細菌の光合成」
【事前学習】光合成細菌について調べ、疑問点をまとめておく(A-4)。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を復習し、理解したことをまとめる(A-3)。 (2時間)
7 「様々な光合成・生体エネルギー変換メカニズム」
【事前学習】光合成などのエネルギー変換が起こす生物について調べ、疑問点をまとめておく(A-4)。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を復習し、理解したことをまとめる(A-3)。 (2時間)
8 「代謝とATP」
【事前学習】ATPの構造とエネルギーについて調べ、疑問点をまとめておく(A-4)。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を復習し、理解したことをまとめる(A-3)。 (2時間)
9 「呼吸」
【事前学習】呼吸と燃焼の違いを調べ、疑問点をまとめておく(A-4)。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を復習し、理解したことをまとめる(A-3)。 (2時間)
10 「解糖系とクエン酸回路」
【事前学習】解糖系とクエン酸回路について調べ、疑問点をまとめておく(A-4)。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を復習し、理解したことをまとめる(A-3)。 (2時間)
11 「発酵」
【事前学習】発酵について調べ、疑問点をまとめておく(A-4)。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を復習し、理解したことをまとめる(A-3)。 (2時間)
12 「人工光合成と生体エネルギー」
【事前学習】人工光合成について調べ、疑問点をまとめておく(A-4)。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を復習し、理解したことをまとめる(A-3)。 (2時間)
13 「人工細胞と生体エネルギー」
【事前学習】人工細胞について調べ、疑問点をまとめておく(A-4)。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を復習し、理解したことをまとめる(A-3)。 (2時間)
14 「総括①」:授業全体について配布資料などを用いて復習と授業内テスト
【事前学習】これまでに配布した資料を用いて、授業の内容を復習する(A-4)。 (2時間)
【事後学習】講義内容を復習する(A-3、A-4)。 (2時間)
15 「総括②」:授業全体とテスト内容についての解説
【事前学習】前回までに学んだ内容を十分に理解し、説明できるようにしておく。(A-3、A-4)。 (2時間)
【事後学習】本科目全体の内容、そして試験の内容と自身の回答を振り返り,改めて学んだ内容を説明できるようにする(A-8)。 (2時間)
その他
教科書 使用しない
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(70%)、授業参画度(30%)
・「授業内テスト」は、授業内テストを通して、論理的・批判的思考力(A-3)、問題発見・解決力(A-4)を評価する。
・「授業参画度」は、授業内の質疑応答と理解度確認テスト・リアクションペーパーを通して、論理的・批判的思考力(A-3)、問題発見・解決力(A-4)、挑戦力(A-5)を評価する。
オフィスアワー 授業終了後
または、月~金 10:00-17:00 本館6階 生命科学科研究室601 (06060室)

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