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令和2年度以降入学者 | 無機化学3(酸塩基と錯体化学) | ||||
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教員名 | 尾関智二 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 化学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面型授業13回+課題研究型授業2回の予定であるが、状況に応じてオンデマンド授業・Zoomを使用した同時双方向授業などの実施にかえることもある |
授業概要 | 酸塩基反応および錯体化学について紹介する |
授業のねらい・到達目標 | 酸塩基の強さについて説明できるようになる。配位化合物(金属錯体)の電子状態および反応について説明できるようになる この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP2~5 及びカリキュラムポリシーCP2~5 に対応しています。 ・化学に関係する基礎的な情報源,文献資料や書籍にあたり,物質文明社会を支えている多様な化学を説明することができる(A-2-2) ・基礎的な化学知識に基づいて,自然科学に関係する諸現象を論理的・批判的に考察することができる(A-3-2) ・さまざまな事象に潜む化学的問題を発見し,専門的化学知識に基づいてそれを説明することができる(A-4-2) ・与えられた問題・課題・実験テーマに取り組む気持ちと,その行動に必要な情報・知識を収集することができる(A-5-2) |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 板書・印刷した資料の配布・プロジェクターによる資料の映写などを併用して講義を進める |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)・酸と塩基について(A-2-2, A-3-2, A-4-2, A-5-2)
【事前学習】シラバスで各回の内容を確認し,授業全体の流れを理解しておくとともに,酸と塩基について教科書7章7.1~7.7を調べておく (2時間) 【事後学習】酸と塩基について学習した内容を整理してまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
共役酸・塩基と水の性質,Ka, Kb, Kwについて(A-2-2, A-3-2, A-4-2, A-5-2)
【事前学習】共役酸・塩基と水の性質,Ka, Kb, Kwについて教科書7章7.1~7.4を調べておく (2時間) 【事後学習】共役酸・塩基と水の性質,Ka, Kb, Kwについて学習した内容を整理してまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
酸性度にみられる傾向について(A-2-2, A-3-2, A-4-2, A-5-2)
【事前学習】酸性度にみられる傾向について教科書7章7.5~7.8を調べておく (2時間) 【事後学習】酸性度にみられる傾向について学習した内容を整理してまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
配位化合物の安定度定数について(A-2-2, A-3-2, A-4-2, A-5-2)
【事前学習】配位化合物の安定度定数について教科書7章7.11~7.12を調べておく (2時間) 【事後学習】配位化合物の安定度定数について学習した内容を整理してまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
HSAB則について(A-2-2, A-3-2, A-4-2, A-5-2)
【事前学習】HSAB則について教科書7章7.12~7.13を調べておく (2時間) 【事後学習】HSAB則について学習した内容を整理してまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
第1回から第5回までの講義内容について振り返りのための授業内テストとその解説を行う(A-2-2, A-3-2, A-4-2, A-5-2)
【事前学習】第1回から第5回までの講義内容について振り返りを行っておく (2時間) 【事後学習】正しく解答できなかった事項について、内容を確認する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
dブロック金属イオンの電子配置について(A-2-2, A-3-2, A-4-2, A-5-2)
【事前学習】dブロック金属イオンの電子配置について教科書1章1.7~1.9および21章21.1~21.3を調べておく (2時間) 【事後学習】dブロック金属イオンの電子配置について学習した内容を整理してまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
結晶場理論について(A-2-2, A-3-2, A-4-2, A-5-2)
【事前学習】結晶場理論について教科書21章21.3を調べておく (2時間) 【事後学習】結晶場理論について学習した内容を整理してまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
分子軌道法に基づく錯体の取り扱いと分光化学系列について(A-2-2, A-3-2, A-4-2, A-5-2)
【事前学習】分子軌道法に基づく錯体の取り扱いと分光化学系列について教科書21章21.3~21.4を調べておく (2時間) 【事後学習】分子軌道法に基づく錯体の取り扱いと分光化学系列について学習した内容を整理してまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
配位化合物の配位子置換反応について(A-2-2, A-3-2, A-4-2, A-5-2)
【事前学習】配位化合物の配位子置換反応について教科書26章26.1~26.4を調べておく (2時間) 【事後学習】配位化合物の配位子置換反応について学習した内容を整理してまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
配位化合物の電子移動反応について(A-2-2, A-3-2, A-4-2, A-5-2)
【事前学習】配位化合物の電子移動反応について教科書26章26.5を調べておく (2時間) 【事後学習】配位化合物の電子移動反応について学習した内容を整理してまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
第7回から第11回までの講義内容について振り返りのための授業内テストを行う(A-2-2, A-3-2, A-4-2, A-5-2)
【事前学習】第7回から第11回までの講義内容について振り返りを行っておく (2時間) 【事後学習】正しく解答できなかった事項について、内容を確認する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
授業内テストの振り返りおよび課題学習の説明を行う(A-2-2, A-3-2, A-4-2, A-5-2)
【事前学習】これまでの授業内容の疑問点についてまとめておく (2時間) 【事後学習】これまでの授業内容を再確認し、課題学習の実施計画を立てる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
イオン性塩の溶解度についの課題に取り組む(A-2-2, A-3-2, A-4-2, A-5-2)
【事前学習】イオン性塩の溶解度について教科書7章7.8~7.9を調べておく (2時間) 【事後学習】イオン性塩の溶解度についての課題に取り組んだ結果をレポートにまとめる (2時間) 【授業形態】課題研究 |
15 |
配位化合物の異性現象についての課題に取り組む(A-2-2, A-3-2, A-4-2, A-5-2)
【事前学習】配位化合物の異性現象について教科書20章20.7~20.8を調べておく (2時間) 【事後学習】配位化合物の異性現象についての課題に取り組んだ結果をレポートにまとめる (2時間) 【授業形態】課題研究 |
その他 | |
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教科書 | Housecroft, Sharpe著 巽和行・西原寛・穐田宗隆・酒井健監訳 『ハウスクロフト無機化学 上巻』 東京化学同人 2012年 Housecroft, Sharpe著 巽和行・西原寛・穐田宗隆・酒井健監訳 『ハウスクロフト無機化学 下巻』 東京化学同人 2012年 |
参考書 | Weller, Overton, Rourke, Armstrong著 田中勝久・髙橋雅英・安部武志・平尾一之・北川進訳 『シュライバー・アトキンス無機化学 上巻』 東京化学同人 2016年 第6版 Weller, Overton, Rourke, Armstrong著 田中勝久・髙橋雅英・安部武志・平尾一之・北川進訳 『シュライバー・アトキンス無機化学 下巻』 東京化学同人 2016年 第6版 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:課題学習で与えられた課題について、Canvas LMS経由で提出する(30%)、授業内テスト(70%) |
オフィスアワー | 授業終了時。Canvas LMS のメッセージ機能を用いた質問も受け付けるが、夜間・週末などは対応に時間がかかることがある |