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令和2年度以降入学者 | 物質代謝学 | ||||
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教員名 | 門屋利彦 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 化学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 全ての授業を対面授業で実施する。但し、社会状況等によって、授業の形態等が変更される場合がある。その場合は、Canvas LMSで連絡する。 |
授業概要 | 生体内で起こる糖質の代謝とエネルギー物質生産までの、糖質の異化反応・同化反応、クエン酸サイクル、電子伝達・酸化的リン酸化のプロセスとその制御について学ぶ。必要に応じて、有機化学、生化学の基本的事項を復習をしながら生体内での代謝反応とその調節メカニズムについて解説する。 |
授業のねらい・到達目標 | <授業のねらい> 糖質の異化・同化からエネルギー物質生産に至る生命を維持するための生体内での代謝反応の概要を理解し、生体および生命現象に対しての深い理解を得る素地をつくることができる。 <到達目標> ・化学の基礎知識をもとに生体内で起こっている反応を理解することができる。 ・生体を維持するための糖質の代謝反応とエネルギー生産の概要について説明することができる。 ・生体の状態と代謝反応との関連について考察することができる。 <ディプローマポリシーとの関係> この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP3,4,8及びCP3,4,8に対応しています。 <日本大学教育憲章との関係> A-3-3 高度な化学知識に基づいて,自然科学に関係する諸現象を論理的・批判的に考察することができる。 A-4-3 さまざまな事象に潜む化学的問題を発見し,専門的化学知識に基づいてそれに対する解決策を考えることができる。 A-8-3 自分の実験経験を振り返り,その成果を他人に分かる形で客観的にまとめることができる。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 教科書、パワーポイントと板書を利用して対面での授業を行う。必要に応じて資料プリントを配布する。 授業内での課題あり。 質疑応答、課題への取り組み内容によって、理解の確認を行いながら、授業を進める。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業内容の概要について説明)、有機化合物の構造、生体内化学反応の基礎、代謝経路(A-3-3, A-4-3, A-8-3)
【事前学習】シラバスおよび教科書第14章~第18章にざっと目を通して、授業全体の流れを理解しておくこと。 (2時間) 【事後学習】教科書第1章1.1と1.2、第11章11.1、第14章14.1A,B,Cを読み、有機化合物の構造と反応、酵素についての講義内容を復習すること。 (2時間) 【担当教員】門屋利彦 【授業形態】対面授業 |
2 |
代謝とエネルギー(A-3-3, A-4-3, A-8-3)
【事前学習】教科書第1章1.3に目を通し、熱力学の法則とギブスエネルギーについて復習、確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】教科書第14章14.1D~14.3を読み、高エネルギー化合物について講義で解説した内容を復習すること。第14章14.4を読んで、代謝研究で用いられる方法について学習しておくこと。 (2時間) 【担当教員】門屋利彦 【授業形態】対面授業 |
3 |
解糖系(A-3-3, A-4-3, A-8-3)
【事前学習】教科書第8章8.1に目を通し、単糖について復習、確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】教科書第15章15.1,15.2を読み、解糖系についての講義内容を復習すること。 (2時間) 【担当教員】門屋利彦 【授業形態】対面授業 |
4 |
解糖の調節(A-3-3, A-4-3, A-8-3)
【事前学習】教科書第15章15.3に目を通し、ピルビン酸の代謝経路について予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】教科書第15章15.3,15.4を読み、ピルビン酸の代謝経路と解糖系についての講義内容を復習すること。 (2時間) 【担当教員】門屋利彦 【授業形態】対面授業 |
5 |
グルコース以外のヘキソース代謝、ペントースリン酸経路(A-3-3, A-4-3, A-8-3)
【事前学習】グルコースとそれ以外の単糖の構造について復習、確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】教科書第15章15.5,15.6を読み、ヘキソース代謝とペントースリン酸経路ついての講義内容を復習すること。 (2時間) 【担当教員】門屋利彦 【授業形態】対面授業 |
6 |
グリコーゲンの分解と合成(A-3-3, A-4-3, A-8-3)
【事前学習】教科書第8章8.2に目を通し、多糖について復習、確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】教科書第16章16.1,16.2を読み、グリコーゲンの分解と合成経路ついての講義内容を復習すること。 (2時間) 【担当教員】門屋利彦 【授業形態】対面授業 |
7 |
グリコーゲン代謝の制御(A-3-3, A-4-3, A-8-3)
【事前学習】教科書第13章13.1に目を通し、ホルモンについて復習、確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】教科書第16章16.3を読み、グリコーゲン代謝の制御についての講義内容を復習すること。 (2時間) 【担当教員】門屋利彦 【授業形態】対面授業 |
8 |
前半のまとめ、中間小テストとその解説(A-3-3, A-4-3, A-8-3)
【事前学習】前半で学んだ項目の内容について復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】小テストの問題でできなかった箇所について、教科書を読んで確認しておくこと (2時間) 【担当教員】門屋利彦 【授業形態】対面授業 |
9 |
糖新生、糖鎖の合成(A-3-3, A-4-3, A-8-3)
【事前学習】教科書第8章8.3に目を通し、糖タンパク質糖鎖について学習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】教科書第16章16.4,16.5を読み、糖新生、糖鎖の合成についての講義内容を復習すること。 (2時間) 【担当教員】門屋利彦 【授業形態】対面授業 |
10 |
クエン酸サイクル(A-3-3, A-4-3, A-8-3)
【事前学習】教科書第17章17.1に目を通し、クエン酸サイクルの概要について予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】教科書第17章17.1,17.2を読み、クエン酸サイクルの反応についての講義内容を復習すること。 (2時間) 【担当教員】門屋利彦 【授業形態】対面授業 |
11 |
クエン酸サイクルの制御(A-3-3, A-4-3, A-8-3)
【事前学習】教科書第17章17.3に目を通し、クエン酸サイクルで働く酵素類について予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】教科書第17章17.4,17.5を読み、クエン酸サイクルの制御についての講義内容を復習すること。 (2時間) 【担当教員】門屋利彦 【授業形態】対面授業 |
12 |
電子伝達系(A-3-3, A-4-3, A-8-3)
【事前学習】教科書第18章18.1に目を通し、ミトコンドリアの構造と機能について予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】教科書第18章18.2を読み、電子伝達系についての講義内容を復習すること。 (2時間) 【担当教員】門屋利彦 【授業形態】対面授業 |
13 |
酸化的リン酸化、酸化的代謝の制御(A-3-3, A-4-3, A-8-3)
【事前学習】教科書第18章18.3に目を通し、酸化的リン酸化について予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】教科書第18章18.3, 18.4を読み、酸化的リン酸化、酸化的代謝の制御についての講義内容を復習すること。 (2時間) 【担当教員】門屋利彦 【授業形態】対面授業 |
14 |
後半のまとめ、期末テスト(A-3-3, A-4-3, A-8-3)
【事前学習】本科目で学習したすべての範囲(教科書第14章~第18章)の内容について復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】期末テストの問題でできなかった箇所について、教科書を読んで確認しておくこと (2時間) 【担当教員】門屋利彦 【授業形態】対面授業 |
15 |
期末テストの解説、全体のふり返り(A-3-3, A-4-3, A-8-3)
【事前学習】本科目で学習した内容について復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】期末テストの解説と全体の振り返りを聴いて、理解が不足している部分について見直すこと。 (2時間) 【担当教員】門屋利彦 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | D. Voet, J. G. Voet, C. W. Pratt 『ヴォート基礎生化学』 東京化学同人 2017年 第5版 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:第8回目と第14回目の授業内で実施するテスト(75%)、授業参画度:授業時に出される課題への取組み状況(25%) 授業内テストの結果と授業参画度で総合的に評価する。 |
オフィスアワー | 質問等は,授業後に対面で、あるいはCanvas LMSまたはe-mailを通じて、随時受け付ける。 |