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図書館情報資源特論

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令和2年度以降入学者 図書館情報資源特論
教員名 久保木秀夫
単位数    2 学年 3・4 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 後期 履修区分 選択
授業形態 対面授業
授業の形態 ・これは金曜【3限】のほうである。
・履修者は初回授業の前日までに必ず、Canvas LMS への登録を済ませておくこと。その際、【2限】のほうと混同しないよう注意すること。
・初回前日までの登録者数が50名を超えた場合、抽選を行うため、履修希望者は初回授業に必ず出席すること。
授業概要 ・この授業では、主に日本の古い書物(古典籍)の形態や内容について、数百年も前に作られた写本や木版本といった古典籍の実物を活用しながら、その見方・読み方・取り扱い方・整理の仕方、等々について専門的に学んでいく。
授業のねらい・到達目標 ・日本の古典籍の形態及び内容に関する特徴を理解すると共に、その取り扱い方の専門知識をも身につける。
・司書として知っておくべき、和漢洋それぞれの書物及び図書館の歴史の概要を学修する。
・古典籍独自の分類法を学び、実際に活用できるようになる。
・古典籍に関する各種蔵書目録の特徴や内容を理解し、かつ目録作成の基礎的な知識と技術を身につける。
・古典籍を取り扱う際に不可欠・有益な参考文献や、各種webデータベースの存在を学び、活用できるようになる。(A-4-3,A-8-3)
<ディプロマポリシーとの関係>
・この科目は、文理学部の学士(教育学)のディプロマポリシーDP4,DP8及びカリキュラムポリシーCP4,CP8に対応している。
授業の形式 講義、実習
授業の方法 ・基本的には講義形式とするが、古典籍の実物を取り扱ったり、その書誌情報を専用の調査カードに記述してみたりといった実習をも組み込んでいく。
履修条件 PC教室の席数が50人までとなっているため、2限と3限とで人数調整を行う。調整結果に従って振り割れられたほうの授業に出席すること。
授業計画
1 スタートアップ:授業の内容・方法等の確認
【事前学習】シラバスを熟読し、自分の関心の所在を考えておく。 (2時間)
【事後学習】学修内容を復習する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
2 講義:現代の書物と昔の書物(古典籍)との比較
【事前学習】現代の本との違いを考えておく。 (2時間)
【事後学習】学修内容を復習する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 講義・実習:くずし字の読み方1 平仮名
【事前学習】くずし字について予習しておく。 (2時間)
【事後学習】学修内容を復習する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 講義・実習:くずし字の読み方2 漢字・片仮名
【事前学習】前回配布のくずし字プリントを読んでおく。 (2時間)
【事後学習】学修内容を復習する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 講義:日本の古典籍の分類
【事前学習】テキストや配布プリント、参考文献に基づきながら前回までの内容を復習しておく。 (2時間)
【事後学習】学修内容を復習する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 講義:日本の古典籍の形態・内容
【事前学習】テキストや配布プリント、参考文献に基づきながら前回までの内容を復習しておく。 (2時間)
【事後学習】学修内容を復習する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 実習:専用の書誌調査カードの説明
【事前学習】テキストや配布プリント、参考文献に基づきながら前回までの内容を復習しておく。 (2時間)
【事後学習】学修内容を復習する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 実習:調査カードへの書誌情報の記入1(書名など)
【事前学習】テキストや配布プリント、参考文献に基づきながら前回までの内容を復習しておく。 (2時間)
【事後学習】学修内容を復習する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 実習:調査カードへの書誌情報の記入2(装訂など)
【事前学習】テキストや配布プリント、参考文献に基づきながら前回までの内容を復習しておく。 (2時間)
【事後学習】学修内容を復習する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 実習:調査カードへの書誌情報の記入3(蔵書印など)
【事前学習】テキストや配布プリント、参考文献に基づきながら前回までの内容を復習しておく。 (2時間)
【事後学習】学修内容を復習する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 実習:調査カードへの書誌情報の記入4(序跋など)
【事前学習】テキストや配布プリント、参考文献に基づきながら前回までの内容を復習しておく。 (2時間)
【事後学習】学修内容を復習する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 実習:調査カードへの書誌情報の記入5(表紙文様・丁数・寸法など)
【事前学習】テキストや配布プリント、参考文献に基づきながら前回までの内容を復習しておく。 (2時間)
【事後学習】学修内容を復習する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 実習:調査カードへの書誌情報の記入6(奥書・刊記・識語など)
【事前学習】テキストや配布プリント、参考文献に基づきながら前回までの内容を復習しておく。 (2時間)
【事後学習】学修内容を復習する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 CanvasLMSを利用したテスト
【事前学習】これまでに学んだことを総体的に復習しておく。 (2時間)
【事後学習】テスト結果について自ら点検する。 (2時間)
【授業形態】対面授業、オンデマンド型授業
15 テストに対するフィードバック及び総括
【事前学習】これまでの学修全般を振り返っておく。 (2時間)
【事後学習】古典籍の意義、また書物・図書館の歴史の意義を再確認し、今後の学修に活かしていくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 笠間影印叢刊刊行会 『字典かな―出典明記』 笠間書院 1972年
堀川貴司 『書誌学入門 古典籍を見る・知る・読む』 勉誠出版 2010年
・配付資料は各回の授業前にOneDriveの共有フォルダにアップし、Camvas LMS で連絡するので、各自ダウンロード(また環境的に可能であればプリントアウト)して持参すること。
参考書 授業中に適宜紹介していく。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト:古典籍に関する専門的な知識・認識を問うテストを行う。(30%)、授業参画度:各種実習に対する取り組みの度合いや、その具体的な成果物等などから判断。(40%)、各回終了時にGoogleフォームへのコメント送信をしてもらう。その内容的充実度をも考慮に入れる。(30%)
オフィスアワー 授業終了後、またCamvasLMS のメール送信機能で随時受け付ける。対応までに時間を要することもある。
備考 古典籍の取り扱いに際しては、事前に手を洗うこと、爪を切っておくこと(マニキュア・ネイルも不可)、鉛筆のみを使用すること、手首より先のアクセサリー類を外すこと、なるべく袖をまくること、といったマナーがある。これらを遵守すること。

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