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令和3年度以降入学者 | 近現代文学特殊講義4 | ||||
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教員名 | 堀井一摩 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 開講区分 | 文理学部 | |
科目群 | 国文学専攻 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面授業 |
授業概要 | 今学期は、近年人文学の領域で注目を集めている記憶研究の基礎理論を学び、文学研究への応用の仕方を受講生とともに考えていきます。まず、アン・ホワイトヘッド『記憶をめぐる人文学』を輪読することで、「トラウマ」や「集合的記憶」などの記憶研究の基本概念に関する理解を深めます。そのうえで、記憶をテーマとした文学作品に関する研究発表を行ってもらい、全体討論によって読みを深めていきます。後半は、修士論文執筆の準備として、受講生自身の研究対象に関する発表を行い、討議と講評を通してよりよいものに仕上げていきます。 |
授業のねらい・到達目標 | ①作品分析の方法を身につけることができる。 ②論文作成のプロセスを身につけることができる。 ③討議を通じて自分の研究を改善できるようになる。 |
授業の形式 | 演習 |
授業の方法 | 演習形式で進めます。担当者を決めて課題テクストに対する報告とディスカッションを行います。なお、受講生の数によって発表のスケジュールに変更が生じることがあります。 ・対面参加が困難な学生については、Canvas LMSのメール機能を用いて、事前に教員に申し出ること。個別事情を勘案し、妥当と判断されれば、課題を課してメールまたはzoomによるフィードバックを行う。 フィードバック方法等については、授業内で指示する。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:授業の目標、進め方および成績評価の説明、グループと発表担当の決定
【事前学習】教科書を購入し、発表担当作品の候補を決める (2時間) 【事後学習】教科書を読み始める (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
『記憶をめぐる人文学』序章・第1章を読む
【事前学習】発表者は資料の作成、その他は課題テクストの熟読 (2時間) 【事後学習】議論ふまえて発表内容を改善する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
『記憶をめぐる人文学』第2章を読む
【事前学習】発表者は資料の作成、その他は課題テクストの熟読 (2時間) 【事後学習】議論ふまえて発表内容を改善する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
『記憶をめぐる人文学』第3章を読む
【事前学習】発表者は資料の作成、その他は課題テクストの熟読 (2時間) 【事後学習】議論ふまえて発表内容を改善する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
『記憶をめぐる人文学』第4章・結語を読む
【事前学習】発表者は資料の作成、その他は課題テクストの熟読 (2時間) 【事後学習】議論ふまえて発表内容を改善する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
大岡昇平『野火』をめぐる発表と討議(1)
【事前学習】発表者は資料の作成、その他は課題テクストの熟読 (2時間) 【事後学習】議論ふまえて発表内容を改善する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
大岡昇平『野火』をめぐる発表と討議(2)
【事前学習】発表者は資料の作成、その他は課題テクストの熟読 (2時間) 【事後学習】議論ふまえて発表内容を改善する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
映画『野火』(塚本晋也監督、2015年)を鑑賞する
【事前学習】課題テクストを再読し、自分の考えをまとめる (2時間) 【事後学習】議論ふまえて発表内容を改善する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
映画『野火』(塚本晋也監督、2015年)の発表と討議
【事前学習】発表者は資料の作成、その他は課題テクストの熟読 (2時間) 【事後学習】議論ふまえて発表内容を改善する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
奥泉光『浪漫的な行軍の記録』の発表と討議(1)
【事前学習】発表者は資料の作成、その他は課題テクストの熟読 (2時間) 【事後学習】議論ふまえて発表内容を改善する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
奥泉光『浪漫的な行軍の記録』の発表と討議(2)
【事前学習】発表者は資料の作成、その他は課題テクストの熟読 (2時間) 【事後学習】議論ふまえて発表内容を改善する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
高橋弘希『指の骨』をめぐる発表と討議(1)
【事前学習】発表者は資料の作成、その他は課題テクストの熟読 (2時間) 【事後学習】議論ふまえて発表内容を改善する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
高橋弘希『指の骨』をめぐる発表と討議(1)
【事前学習】発表者は資料の作成、その他は課題テクストの熟読 (2時間) 【事後学習】議論ふまえて発表内容を改善する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
小林エリカ『女の子たち風船爆弾をつくる』をめぐる発表と討議(1)
【事前学習】発表者は資料の作成、その他は課題テクストの熟読 (2時間) 【事後学習】議論ふまえて発表内容を改善する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
小林エリカ『女の子たち風船爆弾をつくる』をめぐる発表と討議(2)
【事前学習】レポートの作成 (2時間) 【事後学習】学んだ概念や方法論を卒論にどう活かすか考える (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | アン・ホワイトヘッド 『記憶をめぐる人文学』 彩流社 2017年 |
参考書 | 授業の中で適宜紹介します。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(30%)、授業参画度(70%) 授業参画度は、発表とディスカッションによって評価します。 対面授業に参加できない場合は、オンラインで代用し、対面参加者と同じ基準で平等に評価します。 |
オフィスアワー | 木曜5限、7号館4階の研究室にて。 |