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日本語教育実習1

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令和3年度以降入学者 日本語教育実習1
教員名 野田尚史
単位数    3 課程     開講区分 文理学部
科目群 国文学専攻
学期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業の形態 ・第1回~第4回および第6回~第15回の授業は,前学期の毎週同曜日同時限に学部内で行う。
・第5回の授業は,文化外国語専門学校(東京都渋谷区代々木)で行う予定。第16回~第30回の授業は,8月4日(月)~7日(木)に集中授業として文化外国語専門学校で行う予定。ただし,日程は文化外国語専門学校の事情によって変更になる可能性がある。
授業概要 ・日本語を母語としない学習者に日本語の授業を行うための知識や技能を学んだ上で,日本語学習者に日本語を教える授業の準備を行い,模擬授業や日本語学習者を対象にした実際の授業を体験することを通して,日本語の授業を行う能力を養成する。
・日本語教育の経験がある教員がその経験を活かして日本語の授業実践について指導する。
授業のねらい・到達目標 (1) 日本語学校等で行われる日本語の授業を見て,授業の内容や方法を分析できるようになる。
(2) 学習者の目的や状況に合わせて,日本語の授業の計画を立て,その準備を行えるようになる。
(3) 学習者の目的や状況に合わせて,適切な授業を行えるようになる。
(4) 自身が行った日本語の授業を客観的に分析し,よりよい授業を行うために何をすればよいかを考えられるようになる。
授業の形式 実習、オムニバス
授業の方法 ・授業では,オリエンテーション,授業見学,授業準備,教壇実習,教育実習全体の振り返りを行う。授業見学と教壇実習は,文化外国語専門学校で行う。
・課題やレポートに対するフィードバックは,授業内かCanvas LMSで行う。
履修条件 ・この科目は「日本語教育コース(大学院基礎コース・応用コース)」の必修科目である。この科目の履修条件は,「日本語教育学特論1」と「日本語教育学特論2」と「日本語教育学特論3」を修得していることである。
・この科目の履修には,実習費が必要である。
・履修希望者は,第1回授業日の前日13時(日本時間)までにCanvas LMSに自己登録すること。
授業計画
1 オリエンテーション1:日本における日本語教育を中心に
【事前学習】日本における日本語教育について下調べをしておく。 (3時間)
【事後学習】日本における日本語教育についてさらに調査・検討する。 (2時間)
【担当教員】松崎寛
2 オリエンテーション2:海外における日本語教育を中心に
【事前学習】海外における日本語教育について下調べをしておく。 (3時間)
【事後学習】海外における日本語教育についてさらに調査・検討する。 (2時間)
【担当教員】野田尚史
3 授業見学1:授業見学(オンラインまたはビデオによる授業見学)と振り返り1
【事前学習】見学する授業について下調べをしておく。 (3時間)
【事後学習】見学した授業を分析し,見習うべき点や問題点を整理する。 (2時間)
【担当教員】野田尚史
4 授業見学2:授業見学(オンラインまたはビデオによる授業見学)と振り返り2
【事前学習】見学する授業について下調べをしておく。 (3時間)
【事後学習】見学した授業を分析し,見習うべき点や問題点を整理する。 (2時間)
【担当教員】野田尚史
5 授業見学3:授業見学(日本語学校での授業見学)と振り返り
【事前学習】見学する授業について下調べをしておく。 (3時間)
【事後学習】見学した授業を分析し,見習うべき点や問題点を整理する。 (2時間)
【担当教員】松崎寛
6 授業準備1:模擬授業(第1回)のための教材研究と教案作成1
【事前学習】模擬授業で使う教材を研究し,教案を作成しておく。 (3時間)
【事後学習】他の受講者との議論を踏まえて,自分の教案を改訂する。 (2時間)
【担当教員】松崎寛
7 授業準備2:模擬授業(第1回)のための教材研究と教案作成2
【事前学習】模擬授業で使う教材を研究し,教案を作成しておく。 (3時間)
【事後学習】他の受講者との議論を踏まえて,自分の教案を改訂する。 (2時間)
【担当教員】松崎寛
8 模擬授業1:模擬授業(第1回)の実施と振り返り1
【事前学習】模擬授業の準備をしておく。 (3時間)
【事後学習】模擬授業を振り返り,その結果をまとめる。 (2時間)
【担当教員】松崎寛
9 模擬授業2:模擬授業(第1回)の実施と振り返り2
【事前学習】模擬授業の準備をしておく。 (3時間)
【事後学習】模擬授業を振り返り,その結果をまとめる。 (2時間)
【担当教員】松崎寛
10 模擬授業3:模擬授業(第1回)の実施と振り返り3
【事前学習】模擬授業の準備をしておく。 (3時間)
【事後学習】模擬授業を振り返り,その結果をまとめる。 (2時間)
【担当教員】松崎寛
11 授業準備3:模擬授業(第2回)のための教材研究と教案作成1
【事前学習】模擬授業で使う教材を研究し,教案を作成しておく。 (3時間)
【事後学習】他の受講者との議論を踏まえて,自分の教案を改訂する。 (2時間)
【担当教員】野田尚史
12 授業準備4:模擬授業(第2回)のための教材研究と教案作成2
【事前学習】模擬授業で使う教材を研究し,教案を作成しておく。 (3時間)
【事後学習】他の受講者との議論を踏まえて,自分の教案を改訂する。 (2時間)
【担当教員】野田尚史
13 模擬授業4:模擬授業(第2回)の実施と振り返り1
【事前学習】模擬授業の準備をしておく。 (3時間)
【事後学習】模擬授業を振り返り,その結果をまとめる。 (2時間)
【担当教員】野田尚史
14 模擬授業5:模擬授業(第2回)の実施と振り返り2
【事前学習】模擬授業の準備をしておく。 (3時間)
【事後学習】模擬授業を振り返り,その結果をまとめる。 (2時間)
【担当教員】野田尚史
15 模擬授業6:模擬授業(第2回)の実施と振り返り3
【事前学習】模擬授業の準備をしておく。 (3時間)
【事後学習】模擬授業を振り返り,その結果をまとめる。 (2時間)
【担当教員】野田尚史
16 教壇実習の準備1:教壇実習(第1回)の準備1
【事前学習】教壇実習の教案を作成したり他の受講者の教案を検討したりしておく。 (1時間)
【事後学習】教壇実習の教案をさらに詳細に検討したり改訂したりする。 (1時間)
【担当教員】松崎寛
17 教壇実習の準備2:教壇実習(第1回)の準備2
【事前学習】教壇実習の教案を作成したり他の受講者の教案を検討したりしておく。 (1時間)
【事後学習】教壇実習の教案をさらに詳細に検討したり改訂したりする。 (1時間)
【担当教員】松崎寛
18 教壇実習1:教壇実習(第1回)の実施1
【事前学習】教壇実習の準備をしておく。 (1時間)
【事後学習】教壇実習を振り返り,その結果をまとめる。 (1時間)
【担当教員】松崎寛
19 教壇実習2:教壇実習(第1回)の実施2
【事前学習】教壇実習の準備をしておく。 (1時間)
【事後学習】教壇実習を振り返り,その結果をまとめる。 (1時間)
【担当教員】松崎寛
20 教壇実習の振り返り1:教壇実習(第1回)の振り返り1
【事前学習】教壇実習の振り返りを他の受講者と共有できるようにしておく。 (1時間)
【事後学習】他の受講者との議論を踏まえて教壇実習を振り返り,それをまとめる。 (1時間)
【担当教員】松崎寛
21 教壇実習の振り返り2:教壇実習(第1回)の振り返り2
【事前学習】教壇実習の振り返りを他の受講者と共有できるようにしておく。 (1時間)
【事後学習】他の受講者との議論を踏まえて教壇実習を振り返り,それをまとめる。 (1時間)
【担当教員】松崎寛
22 教壇実習の準備3:教壇実習(第2回)の準備1
【事前学習】教壇実習の教案を作成したり他の受講者の教案を検討したりしておく。 (1時間)
【事後学習】教壇実習の教案をさらに詳細に検討したり改訂したりする。 (1時間)
【担当教員】松崎寛
23 教壇実習の準備4:教壇実習(第2回)の準備2
【事前学習】教壇実習の教案を作成したり他の受講者の教案を検討したりしておく。 (1時間)
【事後学習】教壇実習の教案をさらに詳細に検討したり改訂したりする。 (1時間)
【担当教員】松崎寛
24 教壇実習3:教壇実習(第2回)の実施1
【事前学習】教壇実習を行う準備をしておく。 (1時間)
【事後学習】教壇実習を振り返り,その結果をまとめる。 (1時間)
【担当教員】野田尚史
25 教壇実習4:教壇実習(第2回)の実施2
【事前学習】教壇実習を行う準備をしておく。 (1時間)
【事後学習】教壇実習を振り返り,その結果をまとめる。 (1時間)
【担当教員】野田尚史
26 教壇実習の振り返り3:教壇実習(第2回)の振り返り1
【事前学習】教壇実習の振り返りを他の受講者と共有できるようにしておく。 (1時間)
【事後学習】他の受講者との議論を踏まえて教壇実習を振り返り,それをまとめる。 (1時間)
【担当教員】野田尚史
27 教壇実習の振り返り4:教壇実習(第2回)の振り返り2
【事前学習】教壇実習の振り返りを他の受講者と共有できるようにしておく。 (1時間)
【事後学習】他の受講者との議論を踏まえて教壇実習を振り返り,それをまとめる。 (1時間)
【担当教員】野田尚史
28 全体の振り返り1
【事前学習】教育実習全体を振り返り,それを他の受講者と共有できるようにしておく。 (1時間)
【事後学習】他の受講者との議論を踏まえて教育実習全体を振り返り,それをまとめる。 (1時間)
【担当教員】野田尚史
29 全体の振り返り2
【事前学習】教育実習全体を振り返り,それを他の受講者と共有できるようにしておく。 (1時間)
【事後学習】他の受講者との議論を踏まえて教育実習全体を振り返り,それをまとめる。 (1時間)
【担当教員】野田尚史
30 今後の課題の検討
【事前学習】教育実習全体を振り返り,今後の課題を他の受講者と共有できるようにしておく。 (1時間)
【事後学習】他の受講者との議論を踏まえて,今後の課題をまとめる。 (1時間)
【担当教員】野田尚史
その他
教科書 受講者が作成した資料を含め,資料を配付する。
模擬授業や教壇実習で使用する教科書を用意する必要があるときには,授業内で指示する。
参考書 河野俊之・小河原義朗 『日本語教師のための「授業力」を磨く30のテーマ。』 アルク 2006年
横溝紳一郎・坂本正 『教案の作り方編 (日本語教師の7つ道具シリーズプラス)』 2016年
中川良雄 『秘伝 日本語教育実習 プロの技』 凡人社 2004年
成績評価の方法及び基準 レポート(30%)、授業参画度(70%)
・レポートは,この授業で自身が行ってきた実践や他の受講者の実践を振り返り,今後の課題をまとめた内容とする。
・授業参画度は,授業準備・模擬授業・教壇実習・振り返り活動の実践,およびそれらの活動に関するディスカッションへの参画度で評価する。
オフィスアワー (1) メールを使って行う。
(2) メールで日時を相談した上で,対面での面談か,Zoomを使った面談を行う。

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