文理学部シラバスTOP > 大学院博士前期課程 > 国文学専攻 > 日本語教育学総合研究1
日本大学ロゴ

日本語教育学総合研究1

このページを印刷する

令和3年度以降入学者 日本語教育学総合研究1
教員名 小嶋勇
単位数    2 課程     開講区分 文理学部
科目群 国文学専攻
学期 履修区分 選択必修
授業形態 遠隔授業(同時双方向型)
授業概要 日本語教師に求められる教育内容のうち、「憲法と国際人権」「言語権」「日本語教育と著作権」の3つのトピックを取り上げ、それぞれの基本的事項、および現状と課題について、弁護士としての実務経験に基づき、講義を行う。
本科目の内容は、「日本語教育人材の養成・研修の在り方について(報告)改訂版」(平成31年)の「日本語教師【養成】における教育内容」の以下の領域と関連を有する。
(2)日本の在留外国人施策、(3)多文化共生(地域社会における共生)、(7)世界と日本の日本語教育事情、(13)多言語・多文化主義、(15)言語学習、(16)習得過程(第一言語・第二言語)、(18)異文化受容・適応、(36)著作権
授業のねらい・到達目標 「日本語・日本語教育と法の関わり」について理解を深め、自分のことばで説明できるようになる。
授業の形式 講義
授業の方法 授業の形式:
・集中講義(1日5回)の形式でおこなう。日程:8月28日(木)、9月4日(木)、9月11日(木)
・3日ともオンライン(同時双方向型)で実施する。
・授業に関する諸連絡、資料の事前配布、課題・レポートの提出は Canvas LMS でおこなう。
・各授業日の最後に課題を課すので、指定の日時までに Canvas LMS に提出すること。フィードバックは授業の中でおこなう。
履修条件 開講時期の関係で、9月修了の学生は履修できない。
授業計画
1 憲法と国際人権(1):日本国憲法の基礎(条文、基本理念、統治機構と人権保障)
【事前学習】配布資料を熟読し、事前に課された課題について検討しておく。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を整理・要約する。 (2時間)
【授業形態】同時双方向型授業
2 憲法と国際人権(2):日本国憲法と外国人(外国人の人権保障)
【事前学習】配布資料を熟読し、事前に課された課題について検討しておく。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を整理・要約する。 (2時間)
【授業形態】同時双方向型授業
3 憲法と国際人権(3):日本国憲法と条約(条約の締結、条約の国内法的効力・国内的実施)
【事前学習】配布資料を熟読し、事前に課された課題について検討しておく。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を整理・要約する。 (2時間)
【授業形態】同時双方向型授業
4 憲法と国際人権(4):国際人権の基礎(国連、条約の国際法的効力・国際的実施)
【事前学習】配布資料を熟読し、事前に課された課題について検討しておく。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を整理・要約する。 (2時間)
【授業形態】同時双方向型授業
5 憲法と国際人権(5):日本が締結した個別の国際人権条約
【事前学習】配布資料を熟読し、事前に課された課題について検討しておく。 (2時間)
【事後学習】第1日の授業内容に関する課題をおこない、Canvas LMS に提出する。 (2時間)
【授業形態】同時双方向型授業
6 言語権(自己決定権と表現の自由)(1):日本国憲法における人権保障
【事前学習】配布資料を熟読し、事前に課された課題について検討しておく。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を整理・要約する。 (2時間)
【授業形態】同時双方向型授業
7 言語権(自己決定権と表現の自由)(2):憲法13条と自己決定権
【事前学習】配布資料を熟読し、事前に課された課題について検討しておく。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を整理・要約する。 (2時間)
【授業形態】同時双方向型授業
8 言語権(自己決定権と表現の自由)(3):憲法21条と表現の自由
【事前学習】配布資料を熟読し、事前に課された課題について検討しておく。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を整理・要約する。 (2時間)
【授業形態】同時双方向型授業
9 言語権(自己決定権と表現の自由)(4):言葉を使う権利と言語権
【事前学習】配布資料を熟読し、事前に課された課題について検討しておく。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を整理・要約する。 (2時間)
【授業形態】同時双方向型授業
10 言語権(自己決定権と表現の自由)(5):言語権保障の範囲(保護範囲)
【事前学習】配布資料を熟読し、事前に課された課題について検討しておく。 (2時間)
【事後学習】第2日の授業内容に関する課題をおこない、Canvas LMS に提出する。 (2時間)
【授業形態】同時双方向型授業
11 日本語教育と著作権(1):日本語教育の歴史と意義、日本語教育推進法
【事前学習】配布資料を熟読し、事前に課された課題について検討しておく。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を整理・要約する。 (2時間)
【授業形態】同時双方向型授業
12 日本語教育と著作権(2):日本語教育と著作権、著作権法
【事前学習】配布資料を熟読し、事前に課された課題について検討しておく。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を整理・要約する。 (2時間)
【授業形態】同時双方向型授業
13 日本語教育と著作権(3):教育現場と著作権
【事前学習】配布資料を熟読し、事前に課された課題について検討しておく。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を整理・要約する。 (2時間)
【授業形態】同時双方向型授業
14 日本語教育と著作権(4):著作権問題のケース研究①(判例研究)
【事前学習】配布資料を熟読し、事前に課された課題について検討しておく。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を整理・要約する。 (2時間)
【授業形態】同時双方向型授業
15 日本語教育と著作権(5):著作権問題のケース研究②(課題の検討)
【事前学習】配布資料を熟読し、事前に課された課題について検討しておく。 (2時間)
【事後学習】第3日の授業内容に関する課題をおこない、Canvas LMS に提出する。 (2時間)
【授業形態】同時双方向型授業
その他
教科書 教科書は使用しない。プリント配布。
参考書 文化庁編著 『著作権法入門 2024-2025』 著作権情報センター 2024年
渋谷謙次郎・小嶋勇 『言語権の理論と実践』 三元社 2007年
小嶋勇(監修) 『ろう教育と言語権ーろう児の人権救済申立の全容ー』 明石書店 2004年
芦部信喜(著)・高橋和之(補訂) 『憲法(第8版)』 岩波書店 2023年
横田洋三編 『新国際人権入門』 法律文化社 2021年
これ以外の参考書は授業内で紹介する。
成績評価の方法及び基準 レポート:各授業日の最後に課題を課すので、指定の日時までに Canvas LMS に提出。(50%)、授業参画度:事前課題の準備状況・内容、授業時の発言等で評価する。(50%)
オフィスアワー 集中講義のため、授業時間以外での質問はメールで受けつける。

このページのトップ