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令和3年度以降入学者 | 英米文学研究4 | ||||
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教員名 | 閑田朋子 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 英文学専攻 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 教育効果を高めるために、対面授業を受けることができる学生を受講対象とする。 初回授業時までにCanvas LMSでコース登録をし、こまめに情報を確認すること。 (Canvas LMSのコース登録に加え)履修登録期間中にCHIPSで履修登録を行うこと。 2025英米文学研究4(閑田朋子・後・水4) |
授業概要 | 英米文学研究3(前期)で扱ったエリザベス・ギャスケル (1810–1865) がメアリ・エリザベス・ブラドン (1835–1915) の作品を読んでいたかどうかについて、確実な証拠はない。しかし、ギャスケルが亡くなった1865年までに、ブラドンはすでに作家として活躍し始めていた。特に この授業で扱う『レイディ・オードリーの秘密』(1862) はセンセーショナル・ノベルの代表作として大きな話題を呼んでおり、広範な読書家であったギャスケルがその存在を知っていた可能性は否定できない。また前期に扱ったギャスケルの『ルース』(1853)もまた当時としてはスキャンダラスなテーマ(未婚の母)を扱っており、道徳的な問題を探求するという点では、ブラドンの作品と共通する部分もある。この授業では、ブラッドンの小説を読み、ギャスケルの小説と比較することで、当時の社会における文化・道徳の多様性について学ぶと同時に、社会問題小説や煽情小説に及ぼしたジャーナリズムの影響について理解を深める。 |
授業のねらい・到達目標 | ヴィクトリア朝の英語に慣れ、正確に読み解くことができるようになる。 同時代の読者層と文学、およびその関係性について理解を深め、これについて自分の意見を持ち、ディスカッションに参加できるようになる。当時の社会における文化・道徳の多様性について学ぶ。 社会問題小説や煽情小説に及ぼしたジャーナリズムの影響について理解を深める。 |
授業の形式 | 演習 |
授業の方法 | ヴィクトリア朝のベストセラー作家メアリ・エリザベス・ブラッドン(Mary Elizabeth Braddon)の出世作でもあり、また最も有名な小説でもある『レイディー・オードリーの秘密』(Lady Audley's Secret)を輪読する。指定の章の担当者は、その章についてディスカッション用の質問を3-4問程度作り約1週間前に他の受講者に知らせ、授業では章の内容を大きくまとめた上で、ディスカッションの進行役を務める。内容や社会背景などについて、随時、教員が解説を加えます。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:シラバスの補足。 作品の時代背景と作家についてのイメージをつかむ。 【事前学習】作家および作品の出版形態について調べる (3時間) 【事後学習】テキストのIntroduction1・2を読み復習とする (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
本作第1・2章を通して、その内容や社会背景、作家の主張などについてディスカッションを行い学修する。
【事前学習】上記のテキスト部分を読み、担当者から出された質問についてディスカッションする準備をする。 (2時間) 【事後学習】授業中に理解したことをまとめ、ヴィクトリア朝の他作品に応用してみる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
本作第3・4・5章を通して、その内容や社会背景、作家の主張などについてディスカッションを行い学修する。
【事前学習】上記のテキスト部分の内容を読み、担当者から出された質問についてディスカッションする準備をする。 (2時間) 【事後学習】授業中に理解したことをまとめ、ヴィクトリア朝の他作品に応用してみる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
本作第6・7章を通して、その内容や社会背景、作家の主張などについてディスカッションを行い学修する。
【事前学習】上記のテキスト部分の内容を読み、担当者から出された質問についてディスカッションする準備をする。 (2時間) 【事後学習】授業中に理解したことをまとめ、ヴィクトリア朝の他作品に応用してみる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
本作第8・9章を通して、その内容や社会背景、作家の主張などについてディスカッションを行い学修する。
【事前学習】上記のテキスト部分の内容を読み、担当者から出された質問についてディスカッションする準備をする。 (2時間) 【事後学習】授業中に理解したことをまとめ、ヴィクトリア朝の他作品に応用してみる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
本作第10・11・12章を通して、その内容や社会背景、作家の主張などについてディスカッションを行い学修する。
【事前学習】上記のテキスト部分の内容を読み、担当者から出された質問についてディスカッションする準備をする。 (2時間) 【事後学習】授業中に理解したことをまとめ、ヴィクトリア朝の他作品に応用してみる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
本作第13・14章を通して、その内容や社会背景、作家の主張などについてディスカッションを行い学修する。
【事前学習】上記のテキスト部分の内容を読み、担当者から出された質問についてディスカッションする準備をする。 (2時間) 【事後学習】授業中に理解したことをまとめ、ヴィクトリア朝の他作品に応用してみる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
本作第15・16章を通して、その内容や社会背景、作家の主張などについてディスカッションを行い学修する。
【事前学習】上記のテキスト部分の内容を読み、担当者から出された質問についてディスカッションする準備をする。 (2時間) 【事後学習】授業中に理解したことをまとめ、ヴィクトリア朝の他作品に応用してみる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
本作第17・18・19章を通して、その内容や社会背景、作家の主張などについてディスカッションを行い学修する。
【事前学習】上記のテキスト部分の内容を読み、担当者から出された質問についてディスカッションする準備をする。 (2時間) 【事後学習】授業中に理解したことをまとめ、ヴィクトリア朝の他作品に応用してみる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
本作第2巻1・2・3章を通して、その内容や社会背景、作家の主張などについてディスカッションを行い学修する。
【事前学習】上記のテキスト部分の内容を読み、担当者から出された質問についてディスカッションする準備をする。 (2時間) 【事後学習】授業中に理解したことをまとめ、ヴィクトリア朝の他作品に応用してみる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
本作第4・5章を通して、その内容や社会背景、作家の主張などについてディスカッションを行い学修する。
【事前学習】上記のテキスト部分の内容を読み、担当者から出された質問についてディスカッションする準備をする。 (2時間) 【事後学習】授業中に理解したことをまとめ、ヴィクトリア朝の他作品に応用してみる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
本作第6・7章を通して、その内容や社会背景、作家の主張などについてディスカッションを行い学修する。
【事前学習】上記のテキスト部分の内容を読み、担当者から出された質問についてディスカッションする準備をする。 (2時間) 【事後学習】授業中に理解したことをまとめ、ヴィクトリア朝の他作品に応用してみる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
本作第8・9章を通して、その内容や社会背景、作家の主張などについてディスカッションを行い学修する。
【事前学習】上記のテキスト部分の内容を読み、担当者から出された質問についてディスカッションする準備をする。 (2時間) 【事後学習】授業中に理解したことをまとめ、ヴィクトリア朝の他作品に応用してみる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
本作第10・11章を通して、その内容や社会背景、作家の主張などについてディスカッションを行い学修する。
【事前学習】上記のテキスト部分の内容を読み、担当者から出された質問についてディスカッションする準備をする。 (2時間) 【事後学習】授業中に理解したことをまとめ、ヴィクトリア朝の他作品に応用してみる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
本作第12・13章を通して、その内容や社会背景、作家の主張などについてディスカッションを行い学修する。また、本作全体について総括と振り返りを行う。
【事前学習】前期で扱った部分の内容を大きくまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業内ディスカッションの内容をまとめ、関連事項についてレポートを作成する。 (5時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | Mary Elizabeth Braddon, Lady Audley's Secret:Penguin Classics, Penguin, 1998 |
参考書 | 適宜、授業内に紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:学期末に各自の興味に従いテーマを選び、レポートを提出する。(50%)、授業参画度:授業内の発表やディスカッションの参画度によって、総合的に評価する。(50%) |
オフィスアワー | 火曜日昼休み(閑田研究室)、またはメールやCanvas LMSを通して質問等を受け付ける。対面の場合は、事前にアポイントをとること。 |
備考 | 受講者の興味や希望、理解度に合わせて授業の内容や方法、進度を調整することがある。 |