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令和3年度以降入学者 | 社会学的・質的調査の基礎研究 | ||||
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教員名 | 山北輝裕 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学専攻 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業概要 | この授業では質的調査の方法をめぐる基礎的な事項を理解し、受講者各自の研究領域に応用するための実践的な能力を習得することを目的とする。 |
授業のねらい・到達目標 | 本講義では、新聞・雑誌記事、資料文書、映像、放送、音楽などの質的データの分析法(内容分析等)を習得するとともに、さまざまな質的調査法(聞き取り調査、参与観察法、ドキュメント分析、フィールドワーク、インタビュー、ライフヒストリー分析、会話分析)に関する基本的理解を踏まえながら、受講者各自の研究領域に応用するための実践的な能力を習得する。 |
授業の形式 | 講義、演習 |
授業の方法 | 質的調査に関する基礎的な論文などを読み、その内容について受講者による報告をもとめる。またその報告を受けて、講義および演習形式で授業を行い、フィードバックする。 |
授業計画 | |
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1 |
質的調査のリサーチクエスチョンと評価基準(The elephant in the living room: or extending the conversation about the politics of evidence Norman K. Denzin Qualitative Research Volume 9, Issue 2 などをもとに)
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。 (2時間) 【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
聞き取り調査の方法:基本編(先行研究の検討と対象者の選定、アポイントメントのとりかた、インタビューの基本的な流れ、インタビュー 後の作業など)
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。 (2時間) 【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
インタビューの方法:応用編(どのように質問を進めていけばよいか、インタビューにおける非対称性、インタビュー後に発せられたデータ の取り扱いなど)
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。 (2時間) 【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
インタビューを経た質的調査の論文の検討(部落調査をもとに)
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。 (2時間) 【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
参与観察の方法:基本編(参与の初期、フィールドノートの取り方、問いの立て方)
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。 (2時間) 【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
参与観察の方法:(参与観察における非対称性、参与の後期、ON THE RUN: WANTED MEN IN A PHILADELPHIA GHETTO Alice Goffman などをもとに)
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。 (2時間) 【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
参与観察を用いた論文の検討(THE PROFESSIONAL DANCE MUSICIAN AND HIS AUDIENCE Howard Becker、 Slim's table Mitchell Duneierなどをもとに) 【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。 (2時間) 【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
ライフヒストリー:理論編(実証主義と対話的構築主義の論争、社会史における事実の考え方などをもとに)
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。 (2時間) 【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
ライフヒストリー手法を用いた論文の検討(沖縄研究などをもとに)
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。 (2時間) 【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
フィールドワーク(「歩く」という方法)
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。 (2時間) 【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
フィールドワーク(日本の環境社会学の業績)
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。 (2時間) 【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
会話分析:基本編(エスノメソドロジーとは、会話分析とは)
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。 (2時間) 【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
会話分析:応用編(学校・病院等の制度的場面の会話分析をもとに)
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。 (2時間) 【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
新聞・雑誌・映画などの内容分析(『Big issue』研究などをもとに)
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。 (2時間) 【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
映像社会学 (反原発運動などをもとに)
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。 (2時間) 【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 適宜紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度(100%) |
オフィスアワー | 金曜の昼休み。研究室にて対面。メール等。 |