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社会学的・質的調査の基礎演習

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令和３年度以降入学者 社会学的・質的調査の基礎演習
教員名 山北輝裕
単位数    1 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 社会学専攻
学期 後期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業概要 各自の問題関心を質的調査で明らかにし、エスノグラフィーとしてまとめるにはどのようにすればよいか、英語の論文を輪読し、考察する。
授業のねらい・到達目標 社会学的・質的調査の方法論・議論を学びつつ、各自のエスノグラフィーを作成することができる。
授業の形式 演習
授業の方法 レジュメを作成して報告してもらう。各報告に対するフィードバックは授業中に行う。
授業計画
1 エスノグラフィーとは
【事前学習】各自の問題関心をまとめておく （2時間）
【事後学習】どの論文がもっとも各自のテーマと近いか復習する （2時間）
【授業形態】対面授業
2 Schmidt, S. (2025). Finding a Home during the Affordable Housing Crisis: How Social Ties Shape Renters’ Housing-Search Outcomes. American Sociological Review, 90(1), 142-169.
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。
【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。
【授業形態】対面授業
3 Matthew Desmond,2012, Disposable Ties and the Urban Poor, American Journal of Sociology
Volume 117, Number 5, 1295-1335.
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。 （2時間）
【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。 （2時間）
【授業形態】対面授業
4 Blanca A Ramirez, Excluding Criminals or Mothers? How Vicarious Experiences Shape Legal Attitudes on Immigration Enforcement, Social Problems, Volume 70, Issue 4, November 2023, 1144–1163.
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。 （2時間）
【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。 （2時間）
【授業形態】対面授業
5 Watson, J. (2023). Standardizing Refuge: Pipelines and Pathways in the U.S. Refugee Resettlement Program. American Sociological Review, 88(4), 681-708.
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。
【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。
【授業形態】対面授業
6 Angela S García, Daysi X Diaz-Strong, Yunuen Rodriguez Rodriguez, A Matter of Time: The Life Course Implications of Deferred Action for Undocumented Latin American Immigrants in the United States, Social Problems, Volume 71, Issue 4, November 2024, 958–974.
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。 （2時間）
【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。 （2時間）
【授業形態】対面授業
7 Silvia Domínguez, Celeste Watkins, Creating Networks for Survival and Mobility: Social Capital among African-American and Latin-American Low-Income Mothers, Social Problems, Volume 50, Issue 1, 1 February 2003, 111–135.
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。
【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。
【授業形態】対面授業
8 Korey Tillman, Carceral Liberalism: The Coloniality and Antiblackness of Coercive Benevolence, Social Problems, Volume 70, Issue 3, August 2023, 635–649.
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。
【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。
【授業形態】対面授業
9 DiMario, A. (2022). To Punish, Parent, or Palliate: Governing Urban Poverty through Institutional Failure. American Sociological Review, 87(5), 860-888.
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。
【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。
【授業形態】対面授業
10 Imray Papineau, É. (2024). Dilemmas of the activist-researcher: Balancing militant ethnography, security culture, and reflexive ethics in Australia. Qualitative Research, 24(3), 570-590.
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。 （2時間）
【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。 （2時間）
【授業形態】対面授業
11 Meier zu Verl, C., & Meyer, C. (2024). Ethnomethodological ethnography: Historical, conceptual, and methodological foundations. Qualitative Research, 24(1), 11-31.
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。 （2時間）
【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。 （2時間）
【授業形態】対面授業
12 Eisenmann, C., & Mitchell, R. (2024). Doing ethnomethodological ethnography. Moving between autoethnography and the phenomenon in “hybrid studies” of taiji, ballet, and yoga. Qualitative Research, 24(1), 32-59.
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。
【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。
【授業形態】対面授業
13 Rawls, A. W., & Lynch, M. (2024). Ethnography in ethnomethodology and conversation analysis: Both, neither, or something else altogether? Qualitative Research, 24(1), 116-144.
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。
【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。
【授業形態】対面授業
14 Benjamin R. Teitelbaum,2019, Collaborating with the Radical Right: Scholar-Informant Solidarity and the Case for an Immoral Anthropology, Current Anthropology
Volume 60, Number 3, 414-435.
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。 （2時間）
【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。 （2時間）
【授業形態】対面授業
15 Beneduce, R., & Taliani, S. (2024). Witchcraft as a case of ethnographic murk: Impasse of knowledge, harshness of experience. Ethnography, 25(4), 428-448.
【事前学習】指定された論考を読み、ポイントをおさえておく。
【事後学習】各自の研究領域に応用可能か検討する。
【授業形態】対面授業
その他
教科書 なし
参考書 適宜紹介する。
成績評価の方法及び基準 授業参画度:レジュメを作成して報告してもらうので、その内容やコメント等を評価します。(100%)
オフィスアワー 金曜日の昼休み予定。研究室で対面。メール等。

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