検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和3年度以降入学者 | 社会福祉特殊応用研究2 | ||||
---|---|---|---|---|---|
教員名 | 太田由加里 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 開講区分 | 文理学部 | |
科目群 | 社会学専攻 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
---|---|
授業の形態 | 対面授業 対面授業が困難な院生(感染症などによる出席停止及びこれに準ずる出席困難な事情がある場合)については、事前に教員の許可を得てZoomにてオンライン参加を可能とする。 |
授業概要 | 社会的存在としての子どもの理解と子どもを取り巻く家族や地域社会における生活上の困難やその解決方法を把握する。 この講義では、受講者の問題関心を踏まえた文献の購読を通して、広く社会構造のなかで子ども・家族・地域をとらえ直し、社会福祉の視点に立って考察を深める。 子どもの人権擁護機関で擁護委員として相談業務に関わる実務経験を活かし、アクティブラーニングを活用しながら進める。 |
授業のねらい・到達目標 | ・日常的な子どもにかかわる福祉実践を検討することから始め、それを研究の対象としてシフトさせるために必要な理論を探索、購読する。その知見をもとに、子どもに関わる様々な社会福祉の現状と課題を説明できるようになることを目標とする。 ・それらの理論が実践とどのように結びつき、日常の実践に活かせるのか、理論と実践の往還を行う。 |
授業の形式 | 研究 |
授業の方法 | ・対面授業が困難な院生については、事前に教員と話し合い、お互いに相互理解を経たうえで遠隔授業形態における出席を可能とする。 ・授業内容や購読する文献などについては、院生の研究テーマに沿った内容に配慮する。 ・受講者の実践事例や各テーマに関する最新の報告書やデータを用いて授業を展開する。 ・本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とする。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
スタートアップ:社会福祉特殊基礎研究2を踏まえ授業概要・到達目標・授業方法について説明する
【事前学習】シラバスを事前に読み授業全体の流れを把握すること (2時間) 【事後学習】授業概要・到達目標・授業方法について確認しておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
文献購読:報告とディスカッション:社会的存在としての子どもの理解
【事前学習】主題について事前に示した資料を読んでおくこと (2時間) 【事後学習】主題について授業内で示した課題を整理すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
文献購読:報告とディスカッション:子どものリスクとレジリエンス(レジリエンスの概念)
【事前学習】主題について事前に示した資料を読んでおくこと (2時間) 【事後学習】主題について授業内で示した課題を整理すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
文献購読:報告とディスカッション:子どものリスクとレジリエンス(共通のリスク要因)
【事前学習】主題について事前に示した資料を読んでおくこと (2時間) 【事後学習】主題について授業内で示した課題を整理すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
文献購読:報告とディスカッション:リスクと防御推進要因の分析方法
【事前学習】主題について事前に示した資料を読んでおくこと (2時間) 【事後学習】主題について授業内で示した課題を整理すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
文献購読:報告とディスカッション:子どもへの不適切な関わり
【事前学習】主題について事前に示した資料を読んでおくこと (2時間) 【事後学習】主題について授業内で示した課題を整理すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
文献購読:報告とディスカッション:学校での不適応
【事前学習】主題について事前に示した資料を読んでおくこと (2時間) 【事後学習】主題について授業内で示した課題を整理すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
文献購読:報告とディスカッション:障害のある幼少期の子どもの発達上の脆弱性
【事前学習】主題について事前に示した資料を読んでおくこと (2時間) 【事後学習】主題について授業内で示した課題を整理すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
文献購読:報告とディスカッション:ICT推進をめぐる子どもたちの課題
【事前学習】主題について事前に示した資料を読んでおくこと (2時間) 【事後学習】主題について授業内で示した課題を整理すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
文献購読:報告とディスカッション:非行やひきこもりなどをめぐるリスクと防御推進要因
【事前学習】主題について事前に示した資料を読んでおくこと (2時間) 【事後学習】主題について授業内で示した課題を整理すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
文献購読:報告とディスカッション:子どもの心身をめぐるリスク
【事前学習】主題について事前に示した資料を読んでおくこと (2時間) 【事後学習】主題について授業内で示した課題を整理すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
文献購読:報告とディスカッション:子どもの精神疾患
【事前学習】主題について事前に示した資料を読んでおくこと (2時間) 【事後学習】主題について授業内で示した課題を整理すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
文献購読:報告とディスカッション:子どもと地域の社会資源との関わり
【事前学習】主題について事前に示した資料を読んでおくこと (2時間) 【事後学習】主題について授業内で示した課題を整理すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
文献購読:報告とディスカッション:子どもに対するエンパワーメント
【事前学習】主題について事前に示した資料を読んでおくこと (2時間) 【事後学習】主題について授業内で示した課題を整理すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
統括:子どものリスクとレジリエンスに関する振り返り
【事前学習】半期の学びの振り返りを行うこと (2時間) 【事後学習】学んだことや主題に関する考察をまとめること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
---|---|
教科書 | マーク・W・フレイザー 『子どものリスクとレジリエンス-子どもの力を活かす援助』 ミネルヴァ書房 2013年 第2版 |
参考書 | 阿部彩 『子どもの貧困』 岩波書店 2008年 篭山京 『大都市における人間構造』 東京大学出版会 1981年 アマルティア・セン 『不平等の再検討』 岩波書店 2006年 受講者の問題関心に合わせた文献を紹介する |
成績評価の方法及び基準 | レポート:課題に関するレポート作成(60%)、授業参画度:授業内での報告やディスカッションにより評価する(40%) |
オフィスアワー | 初回時に提示するメールにて適宜受け付ける。 |